山のくじら舎だより
2021.12.10
こんにちは
山のくじら舎です。
12月に入り、クリスマスプレゼントのご注文がぐんと増えて来ました。
今年は在庫を沢山ご用意してきたので、おもちゃによってはまだクリスマスまでにお届け可能です。ご検討いただいている商品がありましたら、お問い合わせくださいませ。
クリスマスの時期、その年ごとに自然と人気が集まる商品が出てきます。今年はパズルシリーズが人気の模様。中でも[海パズル]が人気みたいだねーと話していたところ、最近になって[おやさいモグモグ]が急浮上してきました!
このおもちゃ、普段は他の人気商品に隠れていますが、
実は色んな遊びが楽しめる多才な子なんです。
小さい頃は、にっこりお口にモグモグとお野菜や果物を食べさせる遊びから。食べさせたピースは、上の穴から取り出せるようになっています。
箱に入れたり出したりするだけで楽しい時期、ありますよね♪
手先が器用になってきたら、お野菜たちのピースを積み重ねたり、立てて並べてドミノ遊びに。
きっと集中する姿が見られるはず。
さらに成長してくると、付属のマットを使ってボードゲームとして。お友達や家族とコミュニケーションを取りながら楽しんでいただけます。
お野菜たちのピースは、表と裏で色を変えています。片面はヒノキで白っぽく、もう片面はサクラで濃い茶色。
コントラストを生かしてシンプルなオセロの他、ペアゲームという遊びもできます。(こちらの遊び方はおもちゃにお付けするリーフレットに紹介しています。)
お野菜や果物ピースは、一つ一つ表情に個性があって可愛らしいんです♡お家にあったら、ぜひじっくり見てみてくださいね。
くじら舎では、くじ引きの時にもモグモグの箱が活躍しています♪
色んな遊びができて、飾っていてもかわいいおやさいモグモグ。2019年にはグッド・トイに選んでいただきました。
成長に合わせて、長ーく遊んでいただけるおすすめのおもちゃです^^
***
今回は、隠れた人気商品おやさいモグモグのご紹介でした♪
また時々、色んなおもちゃのおすすめポイントをご紹介できたらと思います。
それでは、よい週末をお過ごしください☆彡
▽おやさいモグモグはこちら▽
https://yamanokujira.jp/fs/yamanokujira/toy/t020
おやさいモグモグは、只今1~2週間程お時間いただいています。
クリスマスプレゼントにご検討いただく際には、納期をお問い合わせください。
時代は料理男子
2021.12.3
ストレッチ、始めました
2021.11.26
こんにちは。マナです☻
山のくじら舎だより
2021.11.19
気がつけば、11月も半ばを過ぎ、
高知ではそこかしこで柚子の香りを感じる季節になりました。
工房にも沢山の柚子のお届けものが!
こちらは種から育った樹齢100年以上の木から採れた無農薬の柚子。
市場には出回らないものだそうですが、いつもお世話になっている方の繋がりで、お裾分けしていただきました。
見た目はワイルドで不揃いですが、風味が強く柚子の魅力がギュッと詰まっています。
スタッフもそれぞれ持ち帰って、お料理にひと絞りしたり、ジャムにしたり、ゆず風呂を楽しんだりと活用しています。
季節の恵み、ありがたいです✴︎
さて、最近の山のくじら舎はクリスマスに向けて慌ただしくなってきました。
沢山用意してきたおもちゃ達が、日々全国へと旅立っています。
無事にお届けできるよう、スタッフ一同協力して進めています。
クリスマスに温かみのある木のおもちゃはいかがでしょう。
12月に入るとどうしても通常よりお待たせしてしまうかと思いまので、余裕を持ってのご注文をいただけますと幸いです。
秋も深まり、紅葉も見頃な地域も多いでしょうね。
どうぞ皆様よい季節をお過ごしください♪
木育って何だろう?
2021.11.12
こんにちは、ハラです。
今回は木育についてお話したいと思います。
『木育』という言葉をご存知ですか?
知っている方も知らない方もいらっしゃると思います。
私は山のくじら舎に入社するまでは、『木育』という言葉を聞いたこともありませんでした。
ブログで木育について取り上げようとぼんやりと考えたとき、
そもそも木育とは何だろう、具体的に何を行えばいいのだろうかと思いました。
調べてみると、『木育』という言葉は2004年に北海道から生まれた言葉なのだそう。
北海道庁のホームページでは、
=====
私たちは、木を子どもの頃から身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いを
「木育(もくいく)」という言葉にこめました
子どもをはじめとするすべての人びとが、木とふれあい、木に学び、木と生きる
それが『木育(もくいく)』です
=====
とあります。
また同じく北海道庁のホームページに掲載されている「『木育』プロジェクト報告書」には木育についての取り組み方などが書かれています。
そこには木育の3つの過程が説明されています。
=====
一つ目 「木とふれあう」
木で遊んだり、使ったりすることで木の良さを感じる段階
二つ目 「木に学ぶ」
遊んだり、作ったり、調べたりして学びます。木や森について関心を深め、知識や技を身につける段階
三つ目 「木と生きる」
木の担い手づくり、まちづくり、木育スタイルづくりをします。家庭や地域、社会で木育が実施、継続されるようにしていくための段階
=====
『木育』とは広義的な言葉で、検索すると色々な県や市、個人やグループでのさまざな考え方や取り組みがヒットします。
それぞれが考えたり、調べたり、活動すること、また日常生活を送ることも木育になるのだとわかりました。
山のくじら舎に入社することがなければ、私は一つ目の「木に触れる」ことでとまっていたと思います。
たくさんの情報に囲まれている現代において、木の情報をピックアップする人は多くはないかもしれません。
しかし日常生活ではいろいろな木製品に囲まれています。そして世の中の多くのものごとが元をたどれば木に繋がってると思います。
だからきっかけさえあれば、だれでも木に目を向けることができると感じました。
「木にふれる」から「木に学ぶ」にステップアップしたい、と思えるような足掛かりになるために私が感じたこと、学んだこと、調べたことを細々と発信して行きたいです。
▽参考サイト▽
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/sky/mokuiku/toha_frame.html
続・糸のこ奮闘記
2021.11.5
お願いサンタさん♪
2021.10.29
思い出し笑いとマスク
2021.10.22
木のおはなしとトトロの思い出
2021.10.15
こんにちは。マナです☻
突然ですが、10月8日は何の日だったかご存知ですか?
答えは……「木の日」!
初めて知りました!笑
「十」と「八」を組み合わせると「木」になることから、身近にある木について知り、木材を使ってもらおうという日になったとか。
でも、木は切ってもいいの…??
こどもが抱く素朴な疑問。
実は森林を守るためには、木を使うことが大切。木をたくさん使えば日本の林業が活性化され、森の手入れがもっと行き届くようになります。
そうすると二酸化炭素(CO2)をたっぷり吸収する健全な森林が育っていく。「植える、育てる、伐る、使う」というサイクルが続いていくのですね。
山のくじら舎では、主に高知県産のヒノキやスギ、ケヤキやサクラの木を使っておもちゃを作っています。森からやってきた木がおもちゃへと姿を変えて、沢山のこども達の元へ。
小さな森を届けているような気持ちにもなります。
木の香りや手触りを感じたり、心地いい音を聞いたりしながら、自然を身近に感じて、興味を持ったりしてくれたらいいな、と思います♪
前回のブログにも出てきた『となりのトトロ』のお父さんの言葉。
「昔々、木と人は仲良しだったんだよ」
想像力を掻き立てるひとことだと思いました。
トトロといえば…
急に余談になりますが、
長女が2歳の頃、どハマリしたのがトトロ。
録画したトトロを見せて見せてと毎日毎日、擦り切れるほど見た日々。
(こどもって飽きるまでが長いですよね)
そうすると、普段の生活に自然ととりこまれ、度々はじまるトトロ劇場。
私がトイレに行こうものなら、ダッシュで追いかけてきて、
「おべんじょ!!!」
といって思いっきりドアを開けられる....
(せめて開けたら閉めるとこまでやっておくれ。)
トイレットペーパーの芯があると、
「そこぬけだあ!!!!」
といって、家の中をどんぐり探して歩き回り。
もちろん、発見するのは、
どんぐりじゃなくて。
「ほこり!!」と言われて拾わされ。
「かみのけ!!!」と言われて拾わされ。
あ~。そういえば、カピカピになったおじゃこと納豆もよく出てきたっけ。。(お恥ずかしい。)
2階で寝てるお父さんを起こす時はもちろん、
「まっくろけけけけ、でておいでー!!!!!でないと、あたまを、ののくらぞーー!!」
となるわけです。
(ゆえてない。笑)
ある日の散歩中、「まあ。かわいいねぇ。こんにちは。」と、
山仕事を終えたおばあちゃんが声をかけてくれた時、、
こんにちはって言えるかなあ?
と思っていたら、
「ご精が出でますねぇ!」
と、返事をした2歳児。まさかの。
分かりますかね!?
サツキちゃんとメイちゃんのお父さんが、畑仕事してるおばあちゃんに、
ごせいがでますねぇ!と声をかけるあのシーン。
おばあちゃんも思わず吹き出し、笑った事が懐かしい。
そんな長女も、はや4歳。
先日の誕生日には、ケーキは自分で作る!と小さなパティシエになっていました。
成長が楽しみです。
そして
先日赤ちゃんが産まれた友人に、プレゼントしたものがありまして。
それがコチラの海パズル!
2歳のお兄ちゃんも一緒に遊べるものがいいよなあと考え、種類も豊富なパズルはどうかな、と友人にオススメして、選んでもらいました。
プレゼントって、もちろんサプライズも嬉しいのですが、
気に入ったモノを送るのも、とても喜んでもらえます。
思ったより大きかった!!木の香りに癒やされる!!すごくカワイイ!!と絶賛してくれた友人。
送った私も嬉しい!!!!
まだ遊べない赤ちゃんに代わって、お兄ちゃんがとても気に入って遊んでくれてるようです!!!
積み木みたいに重ねたり、お魚屋さんごっこしたり、海の生き物の名前を覚えたり、色んな遊び方を見つけて、仲良く遊んでくれたらいいなあと思います☆☆
ではまた。
マナでした。
山のくじら舎だより
2021.10.8
こんにちは。
山のくじら舎です。
前回のブログで紹介した『グリーンウッドワーク』。
スタッフ数人で参加させていただいたのですが、体験させてもらった場所は、岐阜県の森林文化アカデミーという、森と木に関わるスペシャリストを育成する学校。
校内には広〜い演習林があり、同じく校内に「morinos」という施設があります。
施設というより、演習林を含め森全体がフィールドとなっていて、ひとことで言うと、人と森をつなぐ「森の入り口」。
私たちにとっては、おもちゃ作りの材料として身近な木材ですが、製材されてやってくる前の「木」のことを森に入って知ることができたらいいなと思い、視察させてもらいました。
森につながる「morinosひろば」。
大きな土の山、砂利、石、木材 などなど「いろんな資材」と
リヤカー、バケツ、スコップ、大工道具 などなど「いろんな道具」で大人も子どもも自由に楽しめるようになっています。
雨が降った後には、泥んこ遊びでにぎわうそう!
公園のように遊具が用意されているような場所とは違い、「な~んにもないけどなんでもできる」場所。
最初戸惑っていた子ども達も、自分達で自然の中に遊びを見つけ出していく、そんな姿を見ることができます。
そして、スタッフの方に案内していただき、すぐ隣の森を散策。
暑い暑い一日でしたが、森の中の涼しい風が吹く場所を案内してもらったり、
山の冷たーい湧き水に驚いたり!
とてもリフレッシュする時間でした。
また、別の日に視察させていただいたのが「ぎふ木遊館」という赤ちゃんから大人まで木と親しみ楽しめる木育施設。
館内には、考え工夫しながら遊ぶ「木育のはらっぱ」があり、
県産材でつくられた大型遊具や100種類以上の良質なおもちゃが用意されています。
館内では、「さとやまさん」という愛称で呼ばれるスタッフの方達が、来館した方々に木のおもちゃの遊び方や楽しみ方を伝えてくださいます。
大人も一緒に遊べるような声掛けを心がけていると仰っていました。
山のくじら舎のおもちゃも何点か使用していただいています。
↑ベビーそろばん。
小さなお子さまは、動物や玉を動かしてカチカチと楽器の様に遊んでくれているそう。
↑はたらく飛行場と自動車たち。
他の積み木と組み合わせて、可愛らしい街ができていました。
職人スタッフたちも、自分達が作ったおもちゃで実際に遊んでもらっている様子を見て感動!していました。
施設には木育ショップ「響hibi-ki STORE」さんもあります。
こちらでは岐阜県や全国の木でつくられたおもちゃや雑貨など、素敵な商品が沢山紹介されています。
(以前、hibi-ki STOREさんのInstagram内の「作り手さんとのオンライントーク」でご紹介いただきました!)
施設の方に館内をゆっくりと案内していただきながら、岐阜県の木育の取り組みについてもお話を伺いました。
岐阜県は、全国有数の森林県であり、古来から「木と共生する文化」が受け継がれているそう。
豊かな自然や、それに影響を受けて育まれてきた伝統と文化に誇りを持ち、地域の将来を担っていく人を育てたい。
という想いから「ぎふ木育」に取り組み、森林に対して責任ある行動をとることができる人材の育成を目指されています。
いただいた冊子『森はおしえてくれる/きぶ木育ガイドブック』にジブリ映画『となりのトトロ』でサツキとメイのお父さんが森の大きな木の前で語る場面が紹介されていました。
「昔、木と人は仲良しだったんだよ」
このセリフにジーンときてしまいました。
目指しているのは、もう一度、人が木や森、自然となかよしになること。
私たちの仕事も、人と森をつなぐ役割を担えていたらうれしいな、と感じました。
沢山の自然と触れ合った岐阜の旅。
とても心地よいところで、また違う季節にも訪れてみたいです。
高知に戻り、海と山の懐かしい景色にもホッとしました。
これまで当たり前のように触れていた高知の木や森のことも、もっと知っていきたいと改めて感じる機会となりました。
そんなお話も、これから少しずつ発信していけたらと思います。
それでは、また!