中川政七商店、来(きた)る。
2014.5.2
アカネです。
オバマ米大統領が来日し、警備態勢や政治上の駆け引きなどが連日報道される頃、ストローファームにも超VIPな来客がありました。
でも、このことを書く前に、去年の九月に遡って話を始めましょう。
9月9日に、あるビデオを観ての座学がありました。こういった学習会は私がストローファームに入ってから初めての試みです。この日は“(株)中川政七商店”についてのお勉強でした。
みなさん、この会社をご存知ですか?
中川政七商店が誕生したのは今からなんと300年前!「奈良晒(ならさらし)」という麻織物が最初でした。以来、明治維新、産業革命、戦争・戦後、高度経済成長、不況など激動の時代をくぐり抜けながら伝統の手紡ぎ・手織りを守り続けました。
現在13代目の中川淳社長のもと、麻を使った日用雑貨の販売に力を入れ、「遊中川」「粋更」「中川政七商店」「2&9」「motta」「日本市」というブランドを立ち上げ、これが大成功。
またそれだけではなく、中川社長は、現在衰退の危機にある日本の伝統工芸の元気を取り戻すため、ブランド化・販売・経営戦略などの助言をすべく、さまざまな工房をとび回っていらっしゃいます。
ビデオの中で印象的だったのは、「日本の伝統技術が外国と比べて、特に優れているとかすばらしいということはない。いいものを作れば客は買ってくれる、ではない。」という中川社長の言葉でした。
お客さんは、商品そのものではなく、その商品にまつわるいろいろなサービスを買っていらっしゃいます。例えば、店舗の雰囲気、店員の態度、評判、作り手の思いなどです。つまりその商品のイメージにお金を払っているということです。
でも、大部分の伝統工芸を作る工房は、自分の販売店舗を持っていません。どこかへ卸して、よその店で売ってもらう。すると安さで勝負ということになりやすく、作り手とお客さんとの間にほとんど情報交換がありません。
中川社長は、“ブランド化=その会社のオリジナルのイメージを生み出す”ということを提案され、日本で一番のコンサルタントであることで有名なのです。
さてさて、長々と書いてまいりました。
実は、今年度から、わがストローファームも中川社長のコンサルティングを受けることになったのです!!
とは言え、ストローファームが瀕死の状態だからではありませんよ^皿^
「地域で一番星が輝けば、二番星、三番星も輝き始める。そして地域が元気になる!」という中川社長の考えで、ストローファームが一番星候補に認めてもらえたのです!!
すでに、ストローファームでは、地元安芸市のデザイナーさんや、建具屋・大工さんとも仕事をしていますし、高知県産材を使っておもちゃを作っているだけではなく、ラッピング用紙には土佐和紙を使うなど、できるだけ地域をひっくるめて歩んでまいりました。
そして、オバマ大統領と入れ替わりに(?)、中川社長とデザイナーさんやバイヤーさんたちがやって来てくれました。(ストローファームにとってはオバマ大統領、以上の存在。)
やり手の大物なので、厳しい雰囲気の方かと勝手に想像していましたが、みなさんとっても温和でにこやか。気さくな雰囲気で私たちの緊張も緩ませてくださいました^^

今後は、新しい商品を生み出したり、木工以外の分野でも何か展開ができないか、模索していくとの事。
ストローファームを愛してくださっている皆様、ぜひストローファームの発展を見守ってくださいね!!当ブログでも報告できると思います。
お楽しみに!!*^^*
山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/


