ゆっくり、出汁心。
2013.12.18
こんにちは、アカネです。
皆さん、お料理は好きですか??私はめんどくさがり屋なので自分のためにはほとんどしませんが、食べてくれる人がいると張り切っちゃいます。
煮る、焼く、揚げる、和える、漬ける、干す、生…と料理法も食材も無限の日本は本当に恵まれていると思います。
そんな私が最近になって始めたこと。
それは基本中のキですが、「きちんとお出汁をとる」こと。
今までは夫が白だしなんかを買ってきて、それを使ってお汁や煮物などを作っていました。また白だしを買う前は、鰹節や煮干をぐらぐら沸かせていました。沸騰させてもさせなくてもそんなに味の違いはないだろう、大げさな、と思っていました。
ところがある日家中をぴかぴかに掃除したとき、心に余裕が生まれ、料理のときにお出汁をちゃんととってみようと思い立ちました。
煮干を二匹と昆布をひとかけ。二人分なのでこれで充分かと。
ゆっくりと沸かしてから、沸騰させないように気をつけて、よく出汁が出たと思ったら煮干と昆布を取り出します。
昆布は刻んでお汁やきんぴらの具にしたり。煮干は猫のおやつに。
この間他の料理も同時に作っているので、お鍋の様子を気にしながらの作業です。私は一度に複数のことを進行させるのが苦手なので、気持ちに余裕がある状態で作らないと失敗しがちです。
お出汁をきちんととると、自然に他の料理も丁寧にするようになります。
ゴマは指で潰すんじゃなく、すり鉢とすりこ木で香りを出して。
煮物の仕上げに柚子の皮を刻んで乗せて。
むいた野菜の皮でもう一品。
こんなふうに。
この、食材にも、食べる人にもゆっくりと向き合う、そんな余裕のある心を私は「だしごころ」と名づけてました。
丁寧にお出汁をとってみた夕食で、夫がお汁をすすって驚きの声をあげました。
味にとっても深みがあるのです。身体に染み込んでいくようなおいしさです。具もおいしくまとまっているし、ねぎが出汁や味噌の味を引き締めてくれています。
こんなにも違うものかと、本当に驚きでした。
今人気のNHKの朝ドラ「ごちそうさん」にも、主人公が何種類ものだし汁を用意して、味を比べてみるというシーンがありました。
さすがにそこまではこだわれませんが、出汁の力を今更ながら実感しました。
今回私が書いたことは、多くの皆さんにとっては当然のことだと思います。もっと出汁にこだわっている方もいらっしゃることでしょう。
私も「出汁心」が当たり前な状態でいられるように、日々心に余裕を持って生きていきたいものです。少なくとも、出汁をとる時間がそれを思い出させてくれるでしょう。


