景色
2013.10.6
こんにちは、アカネです。
突然ですが、皆様のお家や職場から見える風景は、どのようなものですか?その景色は気に入っていますか?
ストローファームは田んぼに囲まれています。
南北に開け放った窓から、夏は涼しい海の風が吹き抜けていきます。
作業中見える景色は、春には水の張った田んぼに揺れる、稲の若苗。
初夏には、さざ波走る緑の海。
夏の終わりには、たわわに実って頭を垂れる稲穂。
そして秋には、刈り取られて切り株だけになった、広い田んぼ。
そのサイクルが毎年繰り返されています。
春になると、安芸市の道路にはところどころ転々と泥が落ちています。代掻きを終えたトラクターの落し物です。農家の人たちが田んぼを冬の眠りから起こすと、「ああ、もう春が来た。」と実感します。
田んぼに水が入り、ミルクコーヒーのような四角い水溜りがあちこちに生まれると、いっせいに蛙が鳴き始めます。
このあたりでは、田植えは4月の初め~半ば。植えつけられたばかりの苗は、幼くて頼りなげな様子です。でも一週間後にはすっかりピンと立っています。
「稲、もうこんなに大きくなったねぇ。」
夏まで、私たちはよくこんな会話をします。
稲の生長は本当に早くて、週末と月曜日の田んぼの景色はちょっと違うほどです。
田んぼは、気化熱で涼しくもしてくれています。
刈り取りはあっという間です。
一反ある広い田んぼも、今では四条刈りのコンバインで、一日で終了。田植えも稲刈りも、昔は近所総出で取り組んでいたことが嘘のように、機械とそれを動かす人間さえいれば、すぐに済んでしまいます。
収穫の頃になると、田んぼの中には縦横無尽に走るコンバイン、道路わきにはコンバインが吐き出す米を乗せるために待機中の軽トラ、そして歩道では休憩中の農家の人たち、という風景が、工房から見えます。
稲刈りが終わっても、農家の人たちは田んぼの一角に大根や白菜を植えたり、常に何か栽培しています。
暑い日も寒い日も、常に田んぼや畑に出て、稲や野菜の管理をし、毎年天候に合わせて創意工夫をしています。そして、時々おナスやオクラなど、野菜を差し入れしてくれたりも!*^-^*♪
そんなマメでプロ意識の高い農家さんから学ぶこともたくさんあります。同じように見えて一日一日違う日であること、暑さ寒さに負けない身体づくり、試行錯誤、生活の中に季節の恵みを取り入れていることなど・・・。
そして季節をしっかりと感じさせてくれる田んぼ。
私はストローファームから見える景色が、結構気に入っています。


