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高知の食べ物④~おもちゃを作ると、ケンピが食べたい

2014.3.15

こんにちは、N美さんの旦那さんがストローファームにケンピを差し入れしてくれて、休憩時間が待ち遠しいアカネです。

 

みなさん、“ケンピ”ってご存知ですか。きっとどこの県にも似たお菓子があると思うのですが、高知のケンピは歴史が古いんですよ。

ケンピの元祖は、老舗和菓子屋“西川屋”。

ケンピ

お殿様にも献上して、愛されていたという一品です。今も当時と同じ味だそう。

原材料は小麦粉と砂糖のみ。とっても硬いです。

ケンピという名前も、“(けん)()”が由来になってます。

 

と・こ・ろ・が。

 

小麦粉というのは、土佐では高価な材料だったんです。

小麦の収穫時期に高知では雨がよく降るので、小麦栽培は一般的ではありません。四国の中でも四国山地の向こう側の香川県では、小麦の栽培が盛んなんですが。

 

そこで、庶民が小麦粉の替わりに使った食材が、サツマイモ。

今では高知でケンピというと、芋ケンピが一般的になっています。お芋を切って、揚げたてに砂糖をからめて。

ケンピ2

そんなケンピが、数年前に二度目の大進化を遂げたのです!!!

ケンピ3

“南国製菓 水車亭(みずぐるまや)”が、みんな大好き芋ケンピに室戸海洋深層水の塩を混ぜて、塩ケンピを作っちゃったんです!!!!

 

今まで部分的に塊になるほど絡めていた砂糖を控えめに。

食べやすく細く切ったせいで、カリカリぽりぽりの新食感が誕生。

そして甘さと塩加減の絶妙のハーモニー。

そのせいで、某お菓子を超えるやめられなさ止まらなさを実現!!

 

塩ケンピ、今やケンピ界を席巻してます。

高知にいらしたら、是非食べてみることをおススメします。

 

 

そ・し・て。

 

私は、ストローファームのあるおもちゃがこの塩ケンピに見えて、食べたくてポリポリしたくてたまらなくなるんです。

 ケンピ4

これは何かというと、“ベビーなるこ”の歯の部分。

材木はサクラで、白い部分と黒い部分を組み合わせて貼り付けます。

ケンピ5

赤ちゃんは産まれてすぐから“かお”に反応するそうです。早くお母さんの顔を覚えられるようにできているんでしょうね。

にっこり笑った大きなお顔のベビーなるこも、きっと赤ちゃんが大好きになってくれるはず。握って振ると音も鳴ります。

 

 

そんなベビーなるこ、次回もまた、芋ケンピの衝動に駆られながら作っているんでしょう。。。

 

ベビーなるこ http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0018

啓蟄(けいちつ)の候

2014.3.13

啓蟄の

こんにちは、アカネです。

 

寒の戻りもありつつも、日に日に春めいてきました。

先日庭の草抜きをしていると、カラスノエンドウやホトケノザの茂みの中をてんとう虫が歩いていました。それも二匹も!

冬の間眠っていた虫たちも、日中の陽気に誘われてもぞもぞと起きだしたようです。

 

そんな今の時期を、啓蟄(けいちつ)といいます。

啓は「ひらく」、蟄は「冬篭り」という意味だそうです。

 

地面の下は普段は意識もしないけど、無数の生き物たちが目を覚まし、地上に出てくる準備をしていると思うとなんともいえずあったかい気持ちになりますね*^-^*

去年の秋に庭を耕していて、うっかり掘り返してしまった冬眠中のカエルも、目覚めた頃でしょうか。(もちろんすぐに埋め戻してあげました。鍬で傷つけなくてよかった・・・)

 

「啓蟄」。なんだか自分の周りでたくさんの命がひしめいているようで、なんとも好きな言葉です。

 

ストローファームの前の田んぼでも、耕運が始まりました。水を張ると、一気にカエルが鳴き始めます。

 

 

ところで、写真のむいむいマグネット、実は個人的にストローファームの中で一番好きな商品だったりします。

てんとう虫も、カタツムリも、クワガタもカブトも、むっっっっちゃくちゃ可愛いんです!!!!

 

個人的にはむいむいシリーズをもっと充実させてほしいくらいです。

希望は、ちょうちょ(蛾でも可)、カエル、クモ(網付きで)、蝉、ミツバチ、カマキリ、幼虫(蝉とかカブトムシとかの)です!

 

ああ~!!ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

 

絶対カワイイ~~~!!!!ヾ(*´∀`*)ノ゛◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・

 

欲しいーーー!!!!o(^O^*=*^O^)o

 

 

・・・と、妄想するだけで身もだえしてしまうほどです(笑)

以前陽子さんに進言したら軽くかわされましたケド・・・。

虫好きには超絶おススメのマグネットです!!!!!

(私の本気度を表現)

 

 

私は全ての虫をリスペクトしています。カメムシとかアブラムシとか、大嫌いなヤツらでも尊敬してます。

虫の超能力、強さ、多様性、造形美、知れば知るほど「すっげえ~~!」の連続で鳥肌もんです。

これから、冬眠中の虫たちがたくさん動き出します。

畑には害虫もたくさんやって来ます。「アブラムシすっげ~!!」「イモムシすっげ~!!」と心の中では惜しみなく賞賛しながら、私はせっせと奴らを潰して回るのでしょう。

 

そんな虫たちのワンダホーも、いずれ書きたいと思っています♪♪

 

 

 

 

・・・え、嫌?

 

むいむいマグネット http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0031

本と私

2014.3.7

本

こんにちは、アカネです。

 

安芸市の図書館が数週間休館になるので、10冊借りれるとのことで、たくさん借りてきました^^ 家事もお風呂もそっちのけで、ついつい本を開いてしまいます。

 

本ってスゴイですよね。

あるジャーナリストが命がけで、何年もかけて取材したことを、お茶の間にいながらにして知ることができるんですから。

世界の裏側で起きていることや、全然知らない人の日常や、社会のカラクリや、作家の頭の中など、自分がただ生きているだけでは、絶対に出会うことのなかった知識・考え方・情報を得ることができるんですから。

 

私は“お勉強ノート”というのを持っていて、ノンフィクションですごく面白い本に出会うと、「えっそうなんだ!」「これは忘れたくない!」と思うことをメモしています。

会話の中で知識を披露したり、初めて聞くことでも予備知識があって理解できたり、ブログのネタに使ったりと、結構役立っています。

学生の頃は勉強は本当に苦痛でしたが、自分が好きでしたいことだったら、机に向かうのも苦じゃないんですよね^^

 

 

ストローファームにも本がたくさんあります。(写真です。)

時々、木材のことや生活に役立ちそうな内容の本を借りることもあります。

社長セレクションで、宗教・農業・食べ物・文化・哲学・・・私が興味がある本が、本棚にずらりと並んでいます。いつか読破したいと思っているのですが、図書館に返しに行ったら、また面白そうなタイトルの本が目についてしまい・・・なかなかストローファームの本棚まで手が回りません。

 

 

ところで、子供たちは紙芝居や絵本の読み聞かせが大好きですよね。

私も保育園児の頃、先生によくせがんでいました。いくつかの紙芝居は今でも覚えています。

子供は同じお話を何度も読んでほしがります。知っているお話でも、初めて聞くかのように熱心に聴いています。これは、「もしかしたら、話が途中で変わっているかもしれない」という期待があるからです。

「前読んだときは主人公は○○になったけど、今日は△△になっているんじゃないか」「悲しいお話だったけど、今日は嬉しい結末になっているんじゃないか」・・・。

私の記憶からですが、小さいうちはこういうふうに思う子、たくさんいるんじゃないでしょうか。

ですから、お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん、子供の“絵本読んでアタック”にも、できるだけ付き合ってあげてくださいね^^

のちのち子供が本好きになったら、計り知れない財産となるのですから。

 

ご家族も本が好きなら、読書のお供にストローファームのしおりはいかがですか。

本2

サクラの木で、植物のモチーフが切り抜いてあります。

 

さあ、今日も本を開いて、別の世界へ出かけましょう。

 

しおり http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0022

物を作るということ

2014.3.6

こんにちは、トモです。

以前からアメリカの『project RUNWAY』という番組にハマっています。

ものづくり

あまり名の売れていないデザイナー達が自分の腕を奮い、様々な条件の中洋服を作り勝ち抜いて行くというもの。
優勝者には豪華なプレゼントが用意され、参加者はそれぞれが真剣に、時には寝ずに喜怒哀楽を繰り返しながら優勝を目指すのです。
その条件がとても厳しく、少ない予算であったり、時間が少なかったり。時にはスクラップ工場にあるゴミで洋服を作らなければならなかったり。出来上がる洋服は個性に溢れ、とにかく「スゴイ」の一言。
選考も緊張の連続で気が抜けず、ワンシーズン1話も見逃す事が出来ません。

小さかった頃から物を作ることが大好きだった私にとって、この番組は大興奮の連続でした。

「欲しいなら作ればいいじゃん」

いつからかそんな気持ちを持ちながら成長してきました。
小学生の頃、秘密基地が欲しかった方は多いはず。実際に作った方もいらっしゃるのでしょう。
私が最初に作った大きなもの。それが秘密基地の洞穴でした。
裏道を抜け、畑の真ん中を抜け、毎日通った高い崖。毎日掘り続けました。
今考えると相当危ないのですが、当時はとにかく楽しくて雨の日も行った記憶があります。
完成後は秘密基地として使用。出来上がったら満足して、また別の場所に作る。時には木や草で。ダンボールで。

ダンボールといえば『ひみつのアッコちゃん』のコンパクト!
とにかく欲しくてたまらなかった私は、必死に再現して作りました。
そんな私に見兼ねたのか、ある日母がコンパクトを買ってくれました。
嬉しかった。でも母が買ってくれたものはTVで見るような動きをしない物。それを私は「これは本物じゃない」とグズった記憶があります。
今考えてみりゃ、どう見てもダンボールよりは本物に近いだろうに(´Д` )
なんて親不孝なことをしたんだろうと今は反省するばかりです。

もしかしたら自分で作りたかっただけなのかもしれない。


時は過ぎ、ミニ四駆にハマり改造したり、プラモにハマり、車が大好きになった私は車を製造する会社に入り...
結婚して高知に嫁ぎ、出産後はお花を作る(栽培)する仕事をしました。自然を相手に作る事はとにかく奥が深く、新しい発見ばかりでした。

そして末っ子出産後、ここストローファームに出会いました。ハローワークですぐに紹介してもらい、履歴書を持ち飛び込んだ私。
そして今、また物作りの毎日を送らせてもらってます。
とにかく時間が過ぎるのが早く、もっと時間が欲しい!というか、糸鋸やサンダーが家に欲しい!と思う毎日。

自分が磨いたオモチャに萌える瞬間がとにかく幸せで、そのオモチャを待ってくれている人が居ると思うと感謝の気持ちも感じます。

ものづくり2

春からは新しいスタッフさんが仲間入りする予定だそう。
一緒に物作りを楽しみたいなーと今からワクワクしています(●´艸`)

 

山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/

おかあさんといっしょ

2014.3.4

こんにちは、トモです。

ちょっとずつ日が落ちる時間が遅くなり、夕食の準備をしながら夕焼けを眺めるのが楽しい季節になってきました。
忙しい時間の合間に癒しが入ると、一瞬ではありますが時間を忘れ、ボーっと考えごとをして、ニヤついたりため息ついたり。そんな時間を持てるのは贅沢な事ですね。

さてさて先日のこと。
高知市にあります、高知県民文化ホールへ。念願の『おかあさんといっしょ』のファミリーコンサートへ行ってきました!

おかあさんといっしょ

公演約1ヶ月前に行われたチケットの抽選はド緊張。チケットを手に入れた時には本当に嬉しくて、思わず電話の前で叫びました(T ^ T)

初めて行くおかあさんといっしょのコンサート上の子3人は旦那にお任せして末っ子の2歳の息子と2人っきりでお出かけ((o(´∀`)o))

待ちに待ったコンサートが始まると固まった息子。お兄さんお姉さんたちが眩し過ぎて目が輝く私。
席も幸いな事に前の方で、目の前で繰り広げられるお兄さんお姉さんたちの素敵なステージに只々感激しました。

一方、お兄さんお姉さんを目で追うものの固まったままの息子。
普段はTVの前で歌ったり踊ったり手をたたいたりするのに、、、緊張してるのかな?ウフフ(●´艸`)
そして私が息子の手を取り一緒に踊ろうとすると、無表情なまま物凄い勢いで手を振り払われました。

チーン(´∀`;)...

コンサート終了。

ところが、会場を出ようとすると急に大興奮し始めた息子。
「楽しかったねー!また会いたいね!」と帰りの車でも何度も言い、終始ニコニコ。
お土産にもらったかぞえてんぐの団扇も、無表情なまま買ったムテ吉の小さなバルーンも手放さない様子。

そうか!固まったのは息子の最上級の興味と興奮だったのかもしれない。
そう思うと納得。
新しい発見に楽しめた気持ちが倍増した気分でした。

うん!まさに「おかあさんといっしょ」!
同じ物を見てそして共感する。
当たり前だけど当たり前じゃない基本的な事。そんな事を自然に経験させてくれたコンサートは本当に素晴らしかったです。

そしてふと思い出した記憶。
私が子どもだった頃、母が仕事で忙しい合間をぬって、私が行きたいっ言った映画や人形劇、ミュージカルに連れて行ってくれました。今でもその思い出は心に焼き付いています。
しかし私は母とどう共感し、どんな話をしたのだろう。その事だけは思い出せません。母が亡くなった今、聞く事もできません。
でも私にも「おかあさんといっしょ」に過ごした時間があったことを思い出し母に感謝しました。
当たり前だと感じていた日常の中に当たり前じゃないことが沢山あるんだと改めて感じる事が出来ました。

あなたにとっての「おかあさんといっしょ」の時間はどんな時間ですか?
お子さんと過ごす「おかあさんといっしょ」の時間はどんな時間ですか?

そんな皆さんの「おかあさんといっしょ」の時間が温かさに包まれますように。

ストローファームもそんな大切な時間のお手伝いが出来ればいいな(´∀`)

山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/

鶏、飼いたい。

2014.3.3

鶏

こんにちは、アカネです。(写真は“干支パズル”の酉です。)

 

私ごとですが、鶏を飼うのが私と夫の長年の夢でございました。

私が子供の頃には、近所ではどの家も鶏を飼っていて、鶏や卵を交換して、自分の所で雛を孵していました。

私も、親鶏が飲まず食わずで何日も卵を温める姿や、雛を守るために天敵にすら立ち向かっていく姿、儚くも死んでしまう雛の姿を見て育ちました。

それで、「動物と共に生きる暮らし」というのを、自分が大人になってもしたいと思っていました。

 

そして、ついにそんな我が家にも鶏がやってくることになったんです!!!

協力者は、大家さんと社長。

二人の神のようなご好意のおかげで、雄の地鶏と雌の後藤もみじという鶏を手に入れることができました。(社長がくださったのが後藤もみじです。)

 

実は、雄鶏(おんどり)だけ先に小屋で飼っていました。仲間たちと離れ、1人小さな小屋で淋しそうな雄鶏。

コイツのために、早く雌を入れてあげたい!

 

社長が忙しい合間をぬって、後藤もみじを段ボールに入れてくれました。

 

初めての場所で慣れるかな?パニックを起こすんじゃないかな?雄鶏と仲良くなれるかな・・・?

と、不安もいっぱい。

 

 

いざ段ボールと共に小さな鳥小屋に入る。

「コッコッ!コッコッ!!」

 

すでにパニックを起こしかけている雄鶏。

 

ゆっくりとガムテープを外し、蓋を開けてやる。

ぬっと首を出す後藤もみじ。(後藤もみじ、デカっ。)

 

そろりと段ボールを傾けると、自らピョンと飛び出しました。

 

パニックになって鶏小屋ではばたきまわる雄鶏!

の、横でそっこー地面を蹴って餌をついばみ始める後藤!!

まるで元々ここが我が家だったかのような落ち着きっぷりではないか!?

 

なんという貫録。

結構高かった鶏餌には見向きもせず、地面ばかりを掘り返しています。どんだけマイペースなんだあんた。

  

雄はやっぱり嬉しかったようで、「コッコッコ。」と声を出しながら、差し入れしてあげた雑草をついばんでは地面に落とし、雌の気をひきます。

・・・ハイ、やっぱり完無視ですね、後藤さん。

その後、1人で雑草をむしゃむしゃ食べるようになった雄鶏でした。

鶏2

でもでも、後藤もみじをいただくときに、社長が言っていたことが気になります。

 

「改良種はあんまり卵を温めんで。」

 

本当か!?

“子孫を残す”という、生物にとって根源的な本能すら、品種改良は凌駕するということか!?

ネットで調べてみると、やはり採卵用の鶏は卵を温めようとしない、と書いてありました。現在は年間300個も卵を産む鶏が誕生していて、後藤さんもその成績を誇る、エリート中のエリートでした。(すげーーー。)

 

しかし、本当に本能は消えているのか?

温められるように卵を残してあげたことがあるのか?

それはどれだけの数の雌で検証したのか?

 

ネットにはそんなこと書いてありませんでした。

でも、実際に社長が経験で言っていることです。卵を取りに行けない日もあるでしょう。卵があるのに雌が温めようとしない、そんな姿を見ているのでしょう。

確かに人間も、排卵を止めることなんてできません。

後藤さんも、「次々身体の中で卵ができるもんだから、産むしかないのよ!温めてられないのよ!!」ってことなんでしょうか。

 

 

私、決めました。

後藤さんが思わず卵を温めたくなるような、そんな巣箱を研究します。

巣箱には赤いのれんを垂らすといい、なんて情報もゲットしました。

垂らしてやろうじゃないの。

赤でもハート柄でも小悪魔系でも、母性本能が沸き立つ巣箱にしてあげようじゃないの!!

 

 

 

と、いうわけで、続きはこうご期待ください(笑)

 

十二支パズル http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0007

働く男と車たち!!

2014.2.27

はたらく車

こんにちは、アカネです。

 

ストローファームの南前の田んぼは、現在、急速に姿を変えております。

二階建てのアパートが建つとのことで、いろいろな車両が入ってきては、忙しく動き回っています。

なんでも、今年になって整地とか始めたのに、三月にはもう出来上がるそう。期日までに完成させるために、大工さんたちは雨の日も土曜日もずっと働いています。

パーツは全て工場で出来ているようで、現場では組み立てるだけです。驚くようなスピードでアパートが建ってゆきます。

 

外観そのものは二週間ぐらいで出来上がり、現在は内装作業に入っているようです。

 

田んぼが一つ消えてしまうという寂しさはありますが、大工さんたちの仕事ぶりに私もトモさんも興味津々。

大きなクレーン車を巧みに操って、機材を移動させる運転手や、それを下で細かく支持する人、ダンプカーを細い路地にすんなり入れる人など、機械を動かしている人は、とてもかっこよく見えます。

 

特に、トモさんとスタッフのOさんは乗り物が大好き。クレーン車やショベルカーに萌える毎日です。

 

そんなOさんは、ストローファームのおもちゃ“はたらくくるま”シリーズをほとんど一人で作っています。

この“はたらく飛行場”と“はたらく自動車”が去年できたばかりのとき、車好きの二人は大盛り上がりでした。

 

「他の乗り物も提案したら商品にしてくれるのかなぁ♪」

とトモさん。

「戦車がいいな~!!」

「あたしヘリ!!」

 

と、二人でキャッキャウフフな世界を繰り広げておりました。

 

・・・戦車とヘリて。

 

そんな物騒な。

それは無理やろう。

 

「アカネちゃんは!?」

無邪気に聞く二人に、私はきっぱりと言い放ちました。

 

「潜水艦ッ!!(キラキラ)」

 

 

・  ・・というエピソードは置いといて。

 

乗り物は、だれをも惹きつける魅力がありますよね。

パトカーや消防車といった、暮らしを守る車。

クレーン車やショベルカー、タンクローリーなどのような、大きくて力持ちの車。

新幹線やリニアモーターカーのような、長くて速い乗り物。

はたまた、飛行機や船などのような、地面の上ではないところを動く乗り物・・・。

 

 

私も大きくて無骨なデザインの乗り物が大好きです。

そして、それを操る人たちの姿は、誇りがあって、かっこよくて大好きです。

 

 

四月から、目の前のアパートに新しい人たちが越してくるのでしょう。新しい住人たちの新生活を、応援したい気持ちでいっぱいです。

はたらく車2

はたらく車3

 

はたらく自動車 http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0042

はたらく飛行場 http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0043

桜便り

2014.2.24

桜

こんにちは、アカネです。

 

まだまだ寒い日本全国のみなさまに、高知から一足早く春のお届けです*^-^*

 

ストローファームの番犬まめたと、お昼の休憩中にお散歩してきました。

元気よく走るまめたと私。

工房の中は寒いけど、外はよく晴れてあったかでした。まさに小春日和。

 

今回行ったのは、ストローファームの北にある小川沿い。水量は少ないけれど魚もいるし、川の周りは田んぼと山で、私の好きな散歩コースです。花もたくさん咲くんですよ。

 

家々の周りではスイセンが香り、畦道では菜の花が金色に輝き、ホトケノザが畑をピンクの絨毯で覆っていました。

野山は急速に春支度を早めています。

 

折り返し地点の橋に近づくと、なにやら花盛りの木が二本。

ピンク色の花がもこもこと咲いた枝を、青空いっぱいに広げています。

近づいて確認すると、やっぱり!

 

なんと2月の下旬に桜が花盛りです!!

 

意外に思われますが、冬に咲く桜というのはいくつかあるようです。

『青い山脈』でも歌われている雪割桜や、静岡県河津町で発見された河津桜、またその二つの親とも考えられている、寒緋桜(カンヒザクラ)などがあります。

 

この桜にはミツバチがブンブンと飛び回っていました。種ができる種類なのでしょうか。

まだ樹齢の若い木のようですが、これからぐんぐん大きくなり、川面にその姿を映すようになるのでしょうね。

とても楽しみです。

 

 

ゲリラ豪雪が襲った今冬の日本。

まだまだ油断は禁物ですが、桜は私たちの心を暖かくしてくれます。もう少しだけ寒さを我慢すれば、花いっぱいの春に包まれるはず。

みんなで元気に春を迎えたいですよね。

 

 

そしてお家の中で少しでも早く春を感じたいという方には。

桜2

ストローファームの桜の花びら箸置きはいかがでしょう。

五つセットで、桜の花びら型にてお届けします^^

これ、木材も桜なんですよ。

今からの時期、来客者に喜ばれること間違いナシ!

また、もう冬にうんざり・・・なんてしているご家族の心をきっとほころばせてくれるはず。

お花見にもちょっとエコに、my箸と一緒にこの箸置きを持参してもいいかもしれませんね。

そんな春への楽しみをいっぱい感じさせてくれる箸置きです。

 

 

みなさんは、春になったら何がしたいですか?

どんな服を着て、どこへお出かけしたいですか?

どなたと一緒に過ごしたいですか?

 

考えるだけで楽しくなってきませんか*^^*

 

さあ、うきうきとわくわくがいっぱいの、春がすぐそこまで来ていますよ。

 

サクラの花びら箸置き http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0045

ケガにご注意

2014.2.21

こんにちは、アカネです。

連日雪の被害のニュースが続いています。一刻も早く集落の孤立状態が解消され、みんなが日常に戻れることを願うばかりです。

 

 

話は変わりますが、ストローファームで日々注意していることといえば、それはケガです。

糸ノコで指をケガ。

ドリルで指をケガ。

サンダーで指をケガ。

トリマーで指をケガ。(トリマーは角を落とす機械です。これでケガすると洒落になりません)

 

とにかく指を怪我することが多いです。

怪我というのは、特別ぼーっとしていなくても、一瞬のうちにおこるものですよね。

 

例えば糸ノコの怪我。

S

糸ノコというのはノコギリの刃がついた細い針金が上下に動き、それに板を当てて角度を変えながら切っていきます。

板が大きければ、板の重みで力を入れずに切っていくことができます。でも、おもちゃを切り取っていくうちに、板は小さく軽くなります。すると、糸ノコの振動に負けないように、指先に力を入れて板を抑え、切る角度を変えなくてはなりません。

そして、板が思わぬ跳ね方をして、力を入れて強ばっていた指先はそのまま糸ノコにずぶり。

 

またドリルでの怪我は、おもちゃを回転しているドリルに逆らって固定し、開けたいところに穴を開けるわけです。

糸ノコのときと同様、穴を開けたいものが大きければ安全ですが、小さいパーツになればなるほど危なくなります。ドリルと指の位置が近くなりますし、パーツがドリルの回転に巻き込まれやすくなるからです。

ですからドリルで小さいものを開けるときは、特別気をつけています。

 

サンダーでの怪我。

ストローファームのおもちゃは細かいところまで作っているので、サンダーでミリ単位で角を落としたり磨き上げたりしています。

そのため、寸分の狂いで親指の関節や指先がサンダーに当たってしまうことも。

特にストローファームで働き出したばかりの頃は、磨き方の力加減や角度がわからなくて、指先をよく怪我していました。

 

そして、怪我をしたときに思う事。

もう何年もここで働いているのに、いまだに怪我をしてしまうどんくさい私。(たまにですよ、たまに。)

しかもだいたい左右の人差し指。いったい今までに、私の人差し指はどれだけの破壊と再生を繰り返してきたのでしょう。

 

五味太郎さんの人気絵本、“ゆびくん”。

怪我2

少年の日常を、擬人化した指から見つめた内容です。

 

怪我をすると、必ず思い出すこの絵本。

私の人差し指がしゃべったら、きっとこう言う。

 

「また切ったが!?

 あんたね、いい加減にしいや!!どれっぱぁ怪我したら気が済むが!?

 もう再生してやらん!!!」

 

ごめんね、指さん(T_T)

たぶんこれからも切ったり擦りむいたりするトロい私ですが、できる限り大事にしていきます!!

 

山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/

2歳の末っ子ヽ(´∀`)ノ

2014.2.20

こんにちは、トモです。 末っ子只今2歳10ヶ月。下の子はいつまで経っても親は赤ちゃんな気分が抜けないですね。

先日体調を崩し「耳痛い」と訴えてきた末っ子。そりゃあ大変だ!と診察券を机上に出し、仕事へ行く準備をしていた旦那に「ついでに耳鼻科の予約をしていってほしい」とお願いしました。 「あれ?診察券ないやんか」と旦那。 「そんなはずないよ。今机に、、、あれ?無い!!ここに置いたのに!」

机の周りを探すトモ夫婦を挙動不審な態度で眺める末っ子は、実は耳鼻科が大嫌い。 「まさか...?」と末っ子を見ると末っ子の顔は慌てた表情に変わり 「ちーがーうー!」「いーやーあー!」と叫ぶ叫ぶヘ(゜д゜)ノ 違うんだと信じてあげたい。しかし明らかに怪し過ぎる。末っ子の嫌がる方向へ歩んでみると、納戸の奥に診察券発見。必死で抵抗する末っ子。 診察券を持ち仕事へ行こうとする旦那をポスポス叩く姿に可愛さのあまり笑いが止まらないトモ夫婦でした。 赤ちゃんだとばかり思っていても、やっぱり言う事する事が成長していてビックリする毎日です。

そんな末っ子、最近はオモチャでの遊び方も変わってきました。 大好きだった音が鳴る、積み重ねる、崩れる、ということから、人を誘ってのごっこ遊びも好きになってきています。お喋りも上手になりごっこ遊びのやり取りは楽しくて、 「かわいいじゃないか!ちくしょーう!!」 と、空に向かって思い切り叫びたくなるほど可愛さを感じる瞬間も沢山。

おふろでちゃぷちゃぷはお部屋でお買い物ごっこにも使われます。ちょっとした小さな袋にお魚を一匹入れ、「どうぞー」。私はお金に見立てたコインのオモチャを末っ子に渡します。 「あいがとーございまちたー」とニヤニヤ。 私が「クジラをくださいなー」と、それぞれの名前を言うと、またお魚の名前を覚える事もでき、相手が欲しい物を子どもが探して渡すという成長も見ることができて、その可愛い仕草にメロメロ(*´∀`*)

大工道具もそれぞれの道具の使い方がわかってきて上手になり、「ちょっとお待ちくだちゃいね」と言ってブロックやねじを使い色々作って見せてくれたり。

末っ子

この間はトンカチでジャングルジムの補修ごっこをしていました。

月日を重ねるごとに変わる遊び方に、私もワクワクしながら付き合います。 家事や色んな事で忙しい時も多くオモチャに頼る時間も沢山ありますが、子どもは自分で色んな遊び方を考えて披露してくれるので感心します。

あと2ヶ月で3歳になる末っ子。 これからも沢山遊んで手から伝わる木の温もりをいっぱい感じてもらいたいと思います。 末っ子よりも、そして私よりも長い時間を山で過ごしてきた木たち。きっともっともっと沢山の可能性を秘めているのでしょうね(^^)

ちびっこ大工道具セット http://yamanokujira.jp/fs/yamanokujira/toy/t002