おふろでちゃぷちゃぷ
2013.12.11
こんにちは、トモです。
12月に入り、沢山のサンタさんからのご依頼によりストローファームの工房は毎日大忙しです。クリスマスに素敵な笑顔が見られますようにと願いを込め、スタッフが一つ一つ時間をかけ手作業で作っています。
ご注文はお早めにお願いします(^-^)
夕方からだんだんと冷えるようになり、夏場はシャワーが多かった我が家も最近は毎日温かいお風呂を沸かすようになりました。
疲れた体を沈めると「ほうっ」と息が漏れ疲れが癒されます。夫の母の実家があるお山では今年も柚子が実り、収穫した柚子をお風呂に入れて香りも楽しんでいます。
子ども達にはもう一つ楽しみな事が。
そう、『おふろでちゃぷちゃぷ』!
お風呂に入る時間になると末っ子が湯船にちゃぷちゃぷの仲間たちを投げ入れます。
クジラ、たこ、イカ、トビウオ、カツオ、鯛、ヒトデ、タツノオトシゴ、ヤドカリ、イルカ、
ユラユラと湯船に浮かぶのを見たら子ども早く入りたくてウズウズしているのがよく分かります。
「えー!頭イヤやなぁー!」「えー!まだー!?」と私に洗われながら目はずっと湯船に釘付け(笑)
洗い終わった途端「イェーイ!」と大喜びで湯船へ!
早速網を握ると次々と救いあげて「こんなに取れたでー」と嬉しそうにみせてくれます。自分用の桶に獲れたちゃぷちゃぷの仲間たちを入れては、また湯船にじゃぽん!何度も繰り返して私に見せてくれます。柚子を入れた日は柚子をすくってみたり。
上手に出来たことを褒めると、ニヤニヤしつつもちょっぴり誇らし気にするその表情にこちらも笑顔が溢れてきます。
魚釣りが終わると次はお風呂の淵っこで積み木を一緒に楽しみます(^-^)
上手に積めたよ!後ろでかくれんぼする末っ子(*´∀`*)
どれとどれを積もうかな?
どっちが高く積めるかな?
競争していると末っ子が私の積み木をじゃぽん!と湯船に落としてケラケラ笑います。
お風呂の中は笑い声が響き、ついつい長風呂になってしまいますσ(^_^;)
お風呂はいつも私が先に出るのですが、私が拭いている間もちゃぷちゃぷの仲間たちは末っ子と一緒にお風呂で待ってくれています。
「出ようかー」と声をかける「えー(´Д` )」としぶる末っ子。
また明日も遊ぼうねとちゃぷちゃぷの仲間たちともお約束。
お風呂から出た後はバタバタと忙しいとは思いますが、ちゃぷちゃぷの仲間たちもタオルで拭いて乾燥をさせてあげてください。
木も生きていますから、ケアをしてあげると喜びますよ。
寒い日の夜、ちゃぷちゃぷの仲間たちとお風呂で温もりませんか?
皆の笑顔を仲間たちが待っていますよ♪
itchy feet
2013.12.10
こんにちは、アカネです。
いよいよ12月になりました!ストローファームではクリスマスのおもちゃを作るのに大忙しです。ひたすら切ったり、削ったり、磨いたり、組み立てたり。まるでサンタさんの工房さながらです。サンタさんには妖精の助っ人がいるといいますが…ストローファームにもいてくれたらなぁ♪
さて、前回の薪ストーブの記事の続きです。
ストローファームには大きな薪ストーブがあって、製材の時に出た木切れを薪にしています。薪ストーブの周りは本当にあったか。数十秒間背中を暖めると、ぽっかぽかになります。木が燃えている匂いも好きだし、ストーブの耐熱ガラスから見える炎も好き・・・。
寒い通勤、薪ストーブの工房に入るとほっとします。
しかし、そんな薪ストーブ天国もつかの間。私を地獄へと突き落とす、“あいつ”が現れるのです。
身体がぽかぽかしてくると、疼き始める、足先・・・。
かかと、小指、中指、親指。そう、それは霜焼け。
私は霜焼け体質で、すぐに指という指に出来てしまうのです。
はじめのうちは靴の上から霜焼けを踏んで、かゆみを紛らわせます。けれど、だんだんそれでは効かなくなる。しまいには、靴を脱いで足を何かに打ちつけたり、揉んだり。それはそれはイライラします。
「去年お昼休みに歩いてた時は、霜焼けできんかったって言ってなかった?」
私を見かねたトモさんがアドバイスをくれました。
そういえば去年健康のためにお昼休みにウォーキングしていたときは、霜焼けも立ちくらみも無かったような・・・。
そうと知ったら、また歩きに行くしかありません!!
トモさんも運動のため歩きたかったところで、再び昼休みのウォーキングが始まりました。
ストローファームの周りは、川あり、田んぼあり、山あり、民家ありとなかなか素敵なお散歩コースなんですよ♪
イチョウの木々が色づいてました^^ 堂々と青空にさんざめくイチョウ、とっても綺麗でした。
今回のタイトルのitchy feet、直訳すると「かゆい足」という意味ですが、転じて旅行に行きたくてうずうずしている、という意味で使われます。
実際にむずがゆくって、血行不良や冷え性を解消するためにも、工房から出て歩きたくってしょうがない!
まさにitchy feetな私でした。
意識して身体を動かすことを心がけたら、あれほどかゆかった霜焼け、いつの間にか治っていました。
まだまだ冬は長く、その間何度もできたり治ったりするのでしょう。でも、一番大事なのは、血行を良くすること。身体を冷やさないこと。それにはやっぱり、身体を動かすのが一番です。
お母さん
2013.12.9
こんにちは、トモです。
最近保育と小学校では立て続けに行事があります
園児も児童も少ない地域ですので、ほぼ全員の保護者が準備を手伝います。地域のお婆ちゃんにもお手伝いをお願いすることもあります。
正直準備はとても労力が要り、しんどい時も多いです。栄養ドリンクを飲みながら踏ん張る時もありました。
しかしやっぱり子ども達が楽しんでくれている顔を見ると疲れも吹っ飛び、地域の方々が喜んでくれていると私たちも嬉しくなります。
準備に忙しくしていたのは保護者だけではありません。子ども達はもちろん、先生たちは夕方遅くまで残り準備を進めてきました。
まだイベントは続きますが、皆が楽しんでくれるよう頑張らなければ((o(´∀`)o))
今回、保育園のイベントで初めて子ども達が開いたレストランへに入る事が出来ました。
シェフは給食の先生。ウェイターとウェイトレス、レジの係りは子ども達が頑張りお仕事お仕事!
「少々お待ちください」なんて大人のように言う姿に「可愛い~」と声があがります。
注文していたピノキオのお寿司を可愛いウェイトレスさんが運んできてくれました。このピノキオのお寿司が可愛すぎて思わず写真を撮りました。
目はグリーンピース、鼻はウインナー、口は人参。帽子もとても手がこんでいて食べるのがもったいないほど。
他の可愛いメニューにもうっとりしながら美味しくいただきました。
保育のイベントに遊びに来ていた小学生の上の子達が、私に用事があるため「お母さん」と私を呼びました。実は心の中はめちゃくちゃくすぐったい私。
普段子ども達は家で私を「ママ」と呼びます。
自分が考えるお母さん像とは自分がかけ離れていると感じているので、「お母さん」と呼ばれる事に戸惑ってしまう程。
しかし小学生になると「ママ」と呼ぶことが恥ずかしくなるようで、外では「お母さん」、家では「ママ」と使い分けるようになりました。
あなたは自分の母親を何と呼んでいらっしゃいますか?そして子ども達からは何と呼ばれていますか?
元々「おっかさん」が主流だった昔。「お母さん」と言う呼び方は江戸時代に中流階級以上で使われ、明治になってから教科書で採用され広まったそうです。
様々な呼称がある中、今では「お母さん」が主流となりました。
話が少し飛んでしまいましたが、子ども達が呼び方を使い分けるようになってから私も外では自分を「お母さん」と言うようになりました。
ちょっと違和感もありますし心がくすぐったいのですが、少しずつ慣れて行って「お母さん」にも自信持って返事が出来るようになりたいなと思っています。
貴重な機会
2013.12.6
こんにちはトモです。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、キリッとした空気の中で洗濯物を干していると気分も引き締まる感じがします。
さて、今の時期、安芸市とお隣の芸西村では県外から沢山の方が訪れます。
安芸市の球場には阪神タイガースがキャンプに。
芸西村ではカシオワールドオープンというゴルフの大会が行われるのです。
普段近くで見られる機会がなかなかないのですが、子ども達の通う保育園と小学校ではこれまで貴重な経験をさせてもらいました。
数年前、長男が保育に通っている時には阪神の選手の方々に直接手作りの芋ケンピをプレゼントしに球場へ。子ども達はとても大きな体の選手を前に、緊張しながら芋ケンピを渡しました。
阪神の選手は保育園まで何度か野球を教えに来てくれた事もありました。昨年はトラッキーの着ぐるみもきてくれて子ども達は大喜び!!
野球に興味がなかった子ども達。今ではテレビで阪神が出ていると「あ!タイガースやー!」と嬉しそうにしています。
そして今年、長男の通う小学校高学年の子達はカシオワールドオープンに呼んでいただき、大きなゴルフの大会を見学させていただきました。
長男がカシオワールドオープンを見に行くのは萩野さんの奥さん(ようこさん)に連れて行っていただいた昨年に続き今回で2回目。
ゴルフの大会は選手も観客も緊張の連続で、あのシーンと静まり返る時間は独特な空気が流れているなと感じます。そしてまた一体感も感じられます。
小さな子ども達が遊べるスペースもあり、スナッグゴルフができるコースも作ってくれています。
スナッグゴルフはアメリカのプロゴルファーが開発した新しいスポーツで、2本のクラブを使いスタートからスナッグフラッグと呼ばれる旗に何打でゴルフボールをくっつけられるかを競います。日本では2002年から導入され今では3世代スポーツとして。また、教育の現場やリハビリとして様々な場所で導入されており沢山の人達が楽しんでいます。
簡単かと思いきや芝の状態やコースに傾斜があるため力加減が難しい。しかも打ちたい方向にボールが飛ばない!これが1番致命的。どう見ても周りよりも無駄に打数を重ねながら子どもと一緒に盛り上がりました。
そんなスナッグゴルフ、今年も用意してくれていたそうで早速楽しんできたようです。
ゴルフも見学でき、色々な説明やスナッグゴルフのプレイも楽しんできた長男。もらった帽子を嬉しそうにかぶって帰宅しました。
野球、ゴルフ以外にも力士の方々が保育園に訪問してくれたこともあり、自分達よりも何倍も大きく強いお相撲さんに子ども達は大興奮!
そして昨年、小学校で『能』の公演が行われました。
普段なかなか見られない事や初めて知る世界に子ども達は目を輝かせ、沢山の事を学ばせていただきました。
この貴重な体験を忘れる事なく活かして欲しい、そしてまた新しい世界での出会いを大切にしていってもらいたいと心から願っています。
自転車
2013.12.5
「ねぇ!自転車の練習してかまん?」
春から次男は自転車の練習に精を出しています。
次男は小学校1年生。
周りからしたら少し遅いのですが、交通ルールやブレーキをかける握力、そして何よりも次男の性格を考えると小学校に入ってからの方がいいかなと考え遅めの自転車デビューになりました。
周りの友達は自転車に乗り、色々な場所へ出かけています。その姿を見て憧れていた次男。
一緒に学校の運動場へ行くと早速またがり練習開始!
「ちゃんと持ってよ」「離さんとってよ!」
かなり不安そうな顔の次男。
でもフラフラしながらも乗れてるじゃないか!
こっそり手を離すと自転車をこぐ次男の背中がどんどん遠ざかりました。
しかし大きな問題発生。
ブレーキを使わずに止まるのです。
足を地面に付けザザザーッと止まるのでブレーキを使うように言うと、なぜか慌てて転んでしまいます。
カーブも右回りはスイスイ行くのに左回りはふらついて転ぶ事も。
だんだん嫌になってきた次男。
私は子どもが「無理ー」と何もかも諦めがちな態度をとることを激しく残念に思うので、時に厳しくすることもあります。
もちろん本当に無理矢理にはさせる事はないのですが、やり方やコツを一つ一つまた教え、子どもがもうちょっと頑張ってみようかな!と思えるようになったらその気持ちも大事にしてもらいたいのです。
「無理ー」と言っていた時とは違い挑戦する表情に変わった時、思い切り背中を押します。目は離しませんが手は離します。
やってはフラつき、転ぶ。でもさっきとは全然違っているのがよくわかります。
「すごいやんかー!」と近寄ると、ものすごく良い表情をしていました。
そこからまた何度も挑戦。ブレーキはどうしても足が先に出てしまいますが、手もだいぶ早くに反応できるように。左回りはバッチリ回れるようになりました。
これはただの私の自己満足なのですが、頑張った経験を共有できた事が嬉しかったです。
自転車の練習にも慣れてきたある日。
次男が走り回っている時に校庭にある鉄棒が目に入りました。
私は小6まで逆上がりが出来ず、悔しくて毎日放課後暗くなるまでひたすら練習しました。
土日も学校に来て練習。手もお腹も痛かったけど、とにかく逆上がりが出来るようになりたかった。
長い練習が続いたある日、放課後にいつものように逆上がりをしてみると(グルン!)と回れたのです。
一緒にいた友達も驚き、職員室にいた先生達が拍手してくれた光景を今でも思い出します。涙涙の光景。
頑張って乗り越えた思い出は本当に宝物。
そんな思い出に浸りながら久しぶりに鉄棒で逆上がりに挑戦。
あれ?出来ない?
隣にいた旦那は大爆笑。
そんなはずはない!と何度も挑戦するものの、重たくなった体は重力に逆らえず全く上がらなくなっていました。
お腹も手も痛い。終いには頭を振りすぎて頭痛まで。
「もう無理ー」
そう言いながら帰る私。
子どもを見習って、また逆上がりの練習に励みたいと思います。
トモでした(´Д` )
薪ストーブ
2013.12.3
こんにちは、アカネです。
早いものでもう12月になりました。きっとこのブログをご覧の皆様の中には、お家の窓から雪景色が見える方もいらっしゃるでしょう。安芸市では年に1回ほど積もるほどの雪が降ります。この辺では雪は珍しいので、雪景色は幻想的で何とも言えない厳かな気持ちになります。
今年の冬は暖かくてまだ氷も張っていませんが、ストローファームの冬の風物詩といえば、これ。
薪ストーブ!!
この薪ストーブ、安芸市の溶接屋さんが作ったもの。巨大なタイヤのホイールをつなげて作ってます!
上が平たくなってて、お湯を沸かしたりお餅が焼けたりする優れもの。ストローファームでは木粉が舞っているので、この巨大な薬缶のお湯を飲んだりはしていませんが・・・。
薪ストーブ担当は社長。毎朝スタッフが出勤する前から、工房を温めてくれています。
薪ストーブに使っている木は、すべてストローファームの廃材。煙の出方を考えて、社長が燃やす木を選んでいます。
ストーブの中の炎はとってもキレイです。燃え盛るゆらめく炎も、炭になった木の中で真っ赤に輝く火も、身体だけじゃなくって心まで熱くさせてくれます♡♡
私の家はごく最近まで薪でお風呂を沸かしていました。
子供のころから火は身近にあって、お風呂の焚き口の中の炎を見つめるのが好きでした。うまい具合に薪が並んで火力が上がると、蓋を閉めた時に「シュゴッ!シュゴッ!シュゴッ!」と蒸気機関みたいな音がしました。
濡らした新聞紙で卵を包んで、焚き口の中でゆで卵を作ってみたり、お芋を焼いてみたり。子供のころそんなことをして遊びました。
私がストローファームに勤め出してからは、ストローファームの薪に本当にお世話になりました。ストローファームの廃材は、良く乾いていて最高の薪でした。
今はトイレとお風呂を改装して、焚き口を潰してしまいました。本当に残念です。火のある暮らしは、子供たちにいろいろなことを学ばせられると思っていたのですが・・・。
このようないろいろなことを、薪ストーブは思い起こさせてくれます。
朝、出勤してきたときに工房の前から漂う、懐かしい匂い。火の姿。重ならないように薪をくべるところ。
ノスタルジックで、あったかい。
そんなほっこりした気持ちになりながら、この時期はおもちゃ作りに励んでいます。
・・・・しかし一つだけ、私の薪ストーブ天国を地獄に変える、困ったヤツがいるのですが・・・。この話は次回の記事でお話ししましょう(笑)
年末が近付いて来た!
2013.12.2
こんにちはトモです。
先日、高知さんさんテレビでの放送番組「サタ☆マガ」で、ストローファームを取り上げていただきました。
私自身、ストローファームに仲間入りしてからテレビ取材は今回で2回目。
前回はとある番組の突撃取材だったのですが、あまりの緊張と、たまたまきついスカートを履いてきてしまったという激しい後悔が重なり、何を喋ったのか覚えてない状態。
張り切りすぎたのか、放送日当日は急な目眩を起してしまい病院へ。
しかも知人や親族に宣伝しまくったのに、私の部分はカットされていたそう(*_*)
そんな前科のある私に全く期待していない家族。私だけ盛り上がり、ハードの録画予約もバッチリ!!
夕食の準備をしながらソワソワ。
サタ☆マガが始まると、次男も私につられソワソワ。
「ねぇまだ?」「またうつしてもらえなかった?」と。
夕食を作る手は完全に止まり、子ども達とテレビの前に釘付け状態でした。
そして育児グッズ紹介のコーナーでストローファームが!
オモチャと共にスタッフがオモチャ作りをする場面も紹介していただき、また少しでもストローファームの思いが伝わったらいいなと感じました。
高知の木のこと、そこから生まれる沢山の事の一つを、こうして取り上げていただけた事を嬉しく思います。
放送が終わると口を開けたままの次男が「ママがうつっちょった!」と一言、目を大きく開いて興奮していました。期待に添えたようで良かった^^;
さて話は変わりますが、
近くの保育や小学校では餅つきの行事が行われる季節になりました。
保護者も参加して火を起し、薪をくべたり空気を送り込んだりして餅米を炊きます。
親は顔がすすで真っ黒になりながら、元気な子ども達が杵と臼で上手にお餅をつくのを見て皆笑顔がこぼれます。
近所のおばあちゃん達も手伝いに来てくれて、皆で餡子を丸め、お餅を丸め、沢山のあんこ餅が出来上がります。
出来たてのお餅はほんわかと温かく、そして餡子の甘みを上手に引き立ててくれます。
お土産で持って帰るはずのお餅を我慢できずに食べちゃう子もいます。
保育ではお餅にさつまいもを練り込んだ「芋餅」も。
考えただけでお腹が空きます(●´艸`)
寒くなってきたこの季節。
お餅つきが始まると年末が近付いて来たなと実感します。
また今年も元気に「よいしょー!」と子ども達の声を聞いて、年末の準備に入っていきます。
魅惑の土佐弁
2013.11.29
こんにちは、アカネです。
夫が高知に来て間もないころ、出勤する彼に「安全運転で」という意味で、
「事故りなよ。」
と言うと、県外出身の夫は一瞬固まり、
「なんでそんなひどいこと言うの!?」
とショックを受けてしまいました。
土佐弁で「~しなよ」というのは、「~しなさいよ」という促しではなく、「~するなよ」という標準語とは正反対の意味になるのです^_^;
というわけで(?)今回は土佐弁について書きます。
高知県は、四国(香川県、徳島県、愛媛県、高知県)の中でも独特の文化を持っていると言えます。
高知県は背後は四国山地、正面は太平洋に阻まれ、なかなか他の文化が入って来ませんでした。
何しろ、土佐の一般人が初めて異文化に触れたのは、戦国時代。長宗我部元親の四国平定の野望によって、土佐の農民たちが四国山地を超え、讃岐や阿波の国に入った時、初めて土佐人は“土佐”という自分たちの輪郭を見たのでした。すでに他の藩では藩をまたいだ交易が盛んに行われ、信長が外国との貿易でビロードを身に付けたりしていた時代でした。
これだけ通信網やライフラインが充実した今でさえ、地理的な要因に守られた高知の独特の文化は健在です。
その筆頭が土佐弁でしょう。
土佐弁は古語がよく残っています。
帰ることを「いぬ/いぬる」と言いますし、明るいことを「あかい」(古語:あかし)、一日を「ひいとい」(古語:ひとひ)などと言います。
以前、夫が
「職場の人がうっかりしたことを“ぬかった”って言ってたけど、時代劇みたいだった。」
と笑っていました。
「え??それどこがおかしいの??」
「“ぬかる”って、時代劇で侍が殺されたときに、“フハハぬかったわ!”って言ってるときにしか聞いたことない。」
とのことです(笑)
さて、ストローファームでは実は県外出身者率が高いのです。社長夫婦とスタッフ二人は県外出身です。
N美さん(高知県出身)がストローファームに入ってすぐのころ、陽子さんがN美さんにボール盤(穴開けドリルのこと)の使い方を教えていました。
「この真ん中の印のとこに穴開けて。」と陽子さん。
「このけんつのとこで?」
N美さんのその質問に、一瞬止まる時間。“けんつ”とは、尖った先端のことを言うのですが、これが標準語じゃないことを知ったのは、私も県外に出てから。N美さんはドリルの先端をその印に合わせればいいか、確認したのでした。
「高知に来てだいぶ経つけど、未だにわからん言葉あるわ~。」
と、感心する陽子さんでした。
ほいたら、今日の記事はこの辺にしちょきますね。
またブログ読みに来てくれるがぁ楽しみにしてま~す(^-^)ノシ
お神祭
2013.11.25
こんにちは、アカネです。
高知県の皆様、23日の「サタ☆マガ」は見てくださいましたか!?(*・▽・*)
高知さんさんテレビ、pm6:30放送の高知の情報発信番組で、ストローファームが紹介されたんです。(取材の様子は過去記事を見てくださいね)
ストローファームが紹介されていた時間はほんの数分でしたが、ストローファームの魅力がギュギュッと詰め込まれていましたね!!さすがプロだと思いました^ ^
見逃しちゃった~!という方、あす火曜日、ごご2:31から再放送です。今度こそお見逃しなく
さて、秋といえば。
10月~11月には、地域でお祭りがありますよね。高知県では、秋祭りのことを「お神祭(じんさい)」と呼んでいます。この呼び方、実は標準語じゃなかったんですね~。今年初めて知りました^^;
県外では、単に「祭り」「秋祭り」と呼ぶんですね。高知では、祭りといえばよさこい祭りですから。。。
大きなお祭りならともかく、地域ごとの小さな村祭りは、どこも若者が減って苦労していることでしょう。私の夫も、県外出身なので氏子ではないのですが、地元のお神輿の担ぎ手になりました。
私が子供の頃は、お神祭は平日に行われ、学校にいるためお神輿を見ることはできませんでした。今は少しでも担ぎ手を確保するために、土日にするようになっています。
今年は12,3人の担ぎ手がいたので、だいぶ楽だったようです。去年はたった八人でした。
太鼓の音とともに各部落を回り、お神輿を傾けたり、放り上げたり!息が合っていました。
見ていてもなかなか迫力がありました。
ここの地区は、川を挟んで西と東の地区にお神輿を一体ずつ持っています。
お昼の休憩では、お旅所で二体が鎮座し、太夫さんと呼ばれる神主さんが場を取り仕切ります。
太夫さんというのは、一つの神社に所属している神主さんではなくて、地域にある無人の神社を治める神主さんのことです。場合によっては祈祷をすることもあるようです。
ですから村ごとのお祭りや、氏子のお葬式(神式)、○回忌などの度にやってきてくれます。
お旅所では、いくつか露店が出て賑わっています。
ここの地区の社は崖の上にあり、かなり急な階段をお神輿を担いで駆け上らなければなりません。昔は死者が出たこともあったとか…。去年は担ぎ手が少なかったので、危ないと中止になりました。今年はみんなで息を合わせ、頑張って階段を駆け上りました。
お神祭に女の出る幕はなく・・・男性陣は本当にお疲れ様でした。
後継者不足に悩む、日本中の自治体。こうした地域の神事がずっと受け継がれていきますよう、願っています。
ちびっこ大工道具セットと子ども達
2013.11.22
こんにちはトモです。
寒さが段々と強まり、ストローファームの工房ではスタッフの出勤前から萩野さんが薪ストーブを焚き工房を暖めてくれています。
ほわわーんと暖まる薪ストーブに心も温もります。
さて今回は我が家の子ども達がちびっこ大工道具セットのブロックで遊んだ時の事を書きます。
ブロックに均等に開いた穴にどのように次のブロックを重ね、どうネジを差し込むのか。
どのようにして遊んだり形にするのか、見ているととても楽しそうで私も一緒に遊びました。
2歳半の末っ子は積み木の様に色々重ね、倒れるたびにキャーキャー笑います。穴に釘をさし、トントンして大工さん気分を楽しんでいました。
一緒に重ねたり色々な形にして楽しむ9歳の娘も末っ子と大盛り上がり!
7歳の次男は乗り物が好きなので、あれこれ考えながら組み立てていきます。
そして満足出来た物は『戦車』
そしてどうしても作りたかったヘリコプターが出来ず悩む次男。プロペラとして作っていた物を改良し、そこから生まれた作品は『コマ』でした。
自信満々で私に見せ、写真を撮ってとねだってきました。その作品がコレ。
回りますヽ(´∀`)ノ
ちびっこ大工道具セットは小さなお子さんが楽しく遊べるオモチャが詰め込まれている印象が強かったのですが、我が家の子ども達の中で一番興奮しひたすらブロックに向かっていたのは小学5年生の長男でした。
私がストローファームに入った時に、ちびっこ大工道具に強い興味を示したのも長男。
彼はロボットが大好きで、プラモデルなど組み立てるものが特に好きです。
そんな彼が作ったのはもちろんロボット。
立つこともできるよ!と長男。
ロボットを崩し次に取り掛かったものは『要塞』でした。
黙ってひたすらブロックに向かう長男。感じたものを感じたように組み立て、完成したものがコレ。
達成感に満ちた表情を見て、ちびっこ大工道具セットの年齢の幅の広さを知ることが出来ました。
一緒に積み木の様に重ね、色々ネジを使い組み立て、子ども達の表情を見ているうちに沢山の創造力を感じ、面白かったです。
ちびっこ大工道具セットは子ども達の興味と創造をどんどん引き出してくれます。そして子どものワクワクをどんどん感じることが出来、大人も一緒に楽しむことが出来ます。
年齢によって遊び方も使い方も変わるその楽しい変化を、ぜひ色々な方に経験していただきたいと思います。