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トモ家族、木との出会い

2013.9.8

トモ家族、木との出会い

こんにちは
荒れた天気のあとは気持ちの良い青空が広がりました。
高知の太陽は熱いではなく痛い!ですが、雲はすっかり秋の様子を見せています。
私の好きな季節( ´▽`)
朝晩も冷えてきましたね。
天気も相変わらず不安定ですが、体調崩さぬようご自愛ください!

さて、今回は我が家の木の出会いについて書きたいと思います。

我が家は3年半前に家を建てました。
家を建てるって簡単な事と考えていた私。(金銭面除いて...)
本屋さんで適当にマイホーム関連の本を何冊か購入し、パラパラ。
どれも素敵~( *´艸`)

住宅会社を色々回った所で柱や梁の木目や床の質感が気になり出しました。
見た目や間取りばかりで、実際手に触れることを忘れていた私。
そんな時、知人から紹介された工務店へ行き、ゴーンと衝撃を受けました。
工務店の社長さんは木の話をすると止まらなくなるような方で、私達夫婦に何時間もかけ木の話をしてくれました。
木なんて全部同じだと考えていた自分が恥ずかしいと思える時間でした。
本当は決める寸前の住宅会社があったのですが、主人の「やっぱり高知の木がいい!」との一言で、木の大好きな社長さんがいる工務店に決めました。

工務店からの紹介で、実際に山へ行って間伐の事を勉強しに行きました。

高知県の嶺北地域。
現地の木材会社の社長と、高知の木材関係の仕事をしていらっしゃる方、あとは我が家トモ夫婦+3人の子ども達で山の中へ!
最近は遠くからしか見る事のなかった山へ行くのはワクワクしました。
その時我が家で流行していたグーニーズのように冒険した先にその場所はありました。
私達が通ってきた所は、少しだけ木漏れ日が入り足元は枯れた草木が一面に。
しかし社長さんが指を指した先には太陽光を沢山浴びる杉の木と、青々とした地が広がっていました。

木を切り、隣の木との間隔を広げてあげる事で、光が入り緑が生まれている。
生きている森と元気のない森は一目瞭然でした。
間伐する事は森を元気にする事。
その間伐した木を人間が使う事は、森を元気にする手助けだと教えてもらいました。

間伐された木がどのようにして活かされるのか、材木置き場や木材の製材所を回りました。
製材の過程で出た木屑は木製ペレットとなるそうです。
木製ペレットはビニールハウスなどで温風を出すために使われます。
最後にお土産にもらった桧のボールはとても心地よい肌触りで、寒い冬に触ると温もりを感じる優しいオモチャでした。

山を助け、その報酬として得られるものはとても大きいのだと知る事が出来ました。
そしてまた家造りを改めて深く考える事が出来たのです。

毎日子ども達が騒ぎ、木には傷がつきます。
初めは怒りまくり、泣きそうだったのが本音。
でも「この傷一つ一つが家族との思い出、この家の歴史になるんだよ」と知人から教えてもらいました。
さすがに酷い時には「コラー!」となりますが((´・ω・`;))

でも木には復活する力もあります。
水を含むと膨張し元に戻る力が働きます。
夏はサラサラと裸足で歩くのが気持ちが良く、寒い冬に床がヒヤッとすることもありません。
美しい木目にウットリ...
温もりあふれる毎日を過ごせています。

木と共に生活する事は自然な事。
見回せばどこにでもあります。
その一本一本に意味があるという事、植えた人の思いがあるという事を考えるととても深いですよね。

とても良い方達との出会いをいただき、木の優しさ、凄さを身を持って体験した私達は、この出会いを大切に忘れずに居たいと感じています。

はじめましてのブログと私。

2013.9.8

はじめましてのブログと私。

はじめまして!こんにちは!
工房スタッフのトモです。
このたび新しくブログの仲間入りさせていただく事になりました。
文才には自信がありませんが、皆様に色々発信できるよう頑張ってまいりますので、どうか暖かい心で見守っていただければ幸いです。

私がストローファームのスタッフになって1年半。
元々物を作ることが大好きだった私は、ここで仕事がしたい!何か役に立ちたい!と強く願い入社しました。
けれど家庭と仕事の両立が出来るか不安もありました。

我が家には4人の子ども達がいます。
毎日が戦闘状態、食事の時間はまるで宴会のよう。
朝からバタバタと小学生の子ども達を見送ると、末っ子を保育園へ連れて行きます。
工房へ着くと「間に合ったぁー」とホッとため息。
夕方も保育園のお迎えと同時にまたバタバタとした毎日を送っています。

子育てしながら仕事をする上で心配な事は子どもの体調や行事。
朝は元気いっぱいだったのに、保育園から「お迎えお願いします」の電話が鳴る事は日常茶飯事。
行事も年中あります。
そんな時、子どもの側に居てあげたいという気持ちと、他のスタッフさん達や工房に迷惑をかける申し訳ない気持ちが入り混じります。
でもそんなごちゃ混ぜになる気持ちにいつも「子どもさんの側に着いていてあげて」と暖かい声をかけてくれる社長夫妻やスタッフさん達。
本当に良い職場に巡り合えた!と心から感謝感謝の毎日です。

そして家族の協力にも支えられ、今の毎日があります。
中でも現在小学5年の長男。
色々悩んでいた時期に「絶対辞めたらいかんで」と喝をいれてくれました。
愛読書はストローファームのカタログという長男は、ストローファームの大ファンでもあります。
「仕事どうだった?」「今日は何を作った?」と帰宅すると興味津々。
他の子ども達もストローファームのおもちゃが大好きです。
中でも『おふろでちゃぷちゃぷ』は大人気!
2歳の末っ子をはじめ、10歳の上の子まで大興奮です。
お風呂に浮かべて網ですくったり、パズルをしたり、積み上げ競争したり。
お魚の名前を憶えるのも楽しくて、大人も一緒に幅広く遊べます。
ちなみに高知では魚のことを「びんび」と言うんですよー。
「びんびあったぁー!」と末っ子が嬉しそうにちゃぷちゃぷのお魚を見せてくれるので、こっちまで嬉しくなります。
桧の香りに「はぁ~」と癒されていた事も。
やっぱり子ども達も木の香りは大好きなんだと実感しました。
お風呂に響く子どもの笑い声と広がる桧の香り、とっても贅沢なお風呂タイムになります。
忙しい毎日ではありますが、ちょっとした癒しの時間を大切にしていきたいと思います。

私にはまだまだ勉強しなければならないことが沢山あります。
作業内容だけでなく、仕事と家庭と両立する上で学んでいく事も沢山あるでしょう。
沢山学び、今よりもっと自分を成長させて全国の子どもさんにおもちゃを作ってあげたい!
頑張りますよー!

バースデイケーキとストローファーム

2013.9.3

八月の去る日は私の誕生月でして、仕事が終わって帰ろうとしたとき、みんなから呼び止められました。

な、なんと冷蔵庫からケーキが!!!!

「お昼休憩のときに、茜ちゃんが“午後からもお茶飲みます?”って言うたから、冷蔵庫開けられるかと思ってあせったわ~」と、Hさん。
「お昼休みにケーキを取りに行って、茜ちゃんが工場(こうば)へ入るタイミングを見計らって冷蔵庫に入れたんで~。」とNさんと0さん。

 そんな連携プレイがあったなんて!!

ストローファームにも夏休みがあったので、みんなすっかり私の誕生日なんて忘れているかとおもってました・・・私でさえ忘れていたくらいですのに。
それなのにこんなサプライズケーキ。。。。
恥ずかしいやら、嬉しいやら、恐縮やらで・・・・でもとっても嬉しかったです。
みんな、ありがとうございます(*^-^*)

ストローファームでは、スタッフの誕生日にこうしてケーキをいただいてます。
Nさんがみんなの誕生日を覚えてくれていて、誕生日が近づいてくるとお金を出し合ってケーキを用意します。
ケーキは安芸市にある「あるぷ」という喫茶店で。スポンジケーキやタルトなど、季節の果物や野菜をたっぷり使ったケーキを焼いてくれます。

今回は生クリーム大好きな私のために、スポンジがふわっふわの、生クリームたっぷりのフルーツケーキを選んでくれていました。中のサンド部分もフルーツでぎっしり。
上のクッキーもほろほろサックリで、とってもおいしかったです^^
(スポンジをふわふわに仕上げるのって、とてもコツがいるんですよねー。自分で作るとかためのスポンジになりがち。)

仕事の後のtea time。
おしゃべりとお茶の香り漂う、素敵な時間でした・・・

ごあいさつと「おもちゃ」の語源

2013.9.1

こんにちは^^
このたび新たにブログの記事を担当することになりました、スタッフのアカネです。
もともと文章を読んだり書いたりするのが大好きなので、ブログも楽しみながら+勉強の一環として書いていきたいと思っています。
コメントくださるとスタッフ一同喜びます*^^*

さてさて、ストローファームは木のおもちゃなんかを作っている工房、というのはきっとみなさんご存知ですよね。
ところで、この「おもちゃ」という言葉、語源が気になったことないですか??
私はずっと疑問だったのです・・・なぜ「ちゃ」で締めるの?
なにか連想する名詞や動詞も思いつかないし、不思議な響きだと思っていました。
そこで「おもちゃ」の語源を調べてみました。

平安時代の頃は手に持って遊ぶものという意味で「もてあそび」「もちあそび」なんて言われていました。それがだんだん言いやすいように変化していって、「もちゃそび」になり、接頭語の「お」がついて「おもちゃ」になったそうです。
ちなみに、ことばの最初に「お」をつけ始めたのは、室町時代の御所に使える女房たちの間で「お」をつけるのが流行して、今に至ったということです。つまり「お」は大昔のギャル語だったんですねぇ^^

ストローファームの商品は、あかちゃんが「持ち遊び」やすいように、角をまあるく磨いて、すべすべしっとりの肌触りに仕上げてあります。
見学がご希望の場合は事前に電話予約をよろしくお願い致しますm(__)m

「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども・・・」

2013.9.1

異常な猛暑から一転、ここ何日かで朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。
ストローファームの工房では、二台の大型扇風機がぐるんぐるん回っているのですが、扇風機をつけるのを忘れて仕事をしていたこともありました。
南北に開け放った窓から通る風も、なんだか涼しいような気がします。

こんな季節になると、自然に思い出してしまう歌があります。
平安初期の歌人、藤原敏行の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」という歌です。
時代は変わっても、季節を感じる感性は1000年前と同じなんですね^^
猛暑がもう終わると思うと、ほっとするような、でも年月の早さに焦りを覚えるような、そんなちょっぴり複雑な気持ちになる時です。
もう少ししたら、ストローファームの番犬・まめたとのお散歩で、風の音のほかにもたくさんの秋をみつけられることでしょう。

それにしても今年は暑かったです!!
いや、熱かった です!!!
高知県の四万十市では、最高気温が8月12日に41.0度を記録、その後も40度越えが三日連続で、日本一暑い市になってしまいました。
今年は猛暑に加えて渇水で、水辺の生き物にとっては本当に厳しい状況だったようです。
四万十川では鮎の姿が消え、四万十トンボ自然公園では、沼が干上がり、産卵もできない状況・・・。ヤゴも死んでしまったことでしょう。

四万十市だけではなく、畑の野菜も軒並み枯れてしまいました。
そういえば、実家の畑ではサツマイモのつるも枯れてたなぁ・・・(サツマイモって飢饉の時の救・・荒・・・作物・・・)

涼しくなるきっかけとなった何日か前の雨で、生き物たちは少しは持ち直せたのでしょうか。心配です。

さて、台風15号が近づいていました。九州、中国地方で雨が強まるという予報でしたが、いかがですか?高知では降ったりやんだりを繰り返しています。
幸い台風は消えましたが、雨雲はまだとどまるとのことです。

木は天然のエアコン

2013.7.30

正倉院

「木は天然のエアコン」という表現があります。あの有名な正倉院は校倉造り(あぜくらづくり)という太い木材を横に寝かせて重ねてゆく工法で出来おり、正倉院の宝物には日本製品、中国、ペルシャの輸入品を含めた絵画・書跡・金工・漆工・木工・刀剣・陶器・ガラス器・楽器・仮面などが、とても良い状態で1300年間、保存されています。

木は湿度を吸い込んだり、吐き出したりする作用があり、熱を伝えにくいので、校倉造りで出来た部屋の湿度はほぼ一定に保たれていると科学的にも証明されています。まさしく「木は天然のエアコン」です。

高層建築では校倉造りは難しいと思いますが、高さの低い公共施設や個人の倉庫に校倉造りを導入すれば、木材の消費が促がされ、節電も出来るので、家計にも優しいのになと…素人な考えですが…ストローファームの倉庫を建てる時は校倉造りにしたいです(^^)

※添付画像は校倉造りの工法で組んだ木組みです。

校倉造り

ブログはじめました。

2013.7.18

ストローファーム

はじめまして。ストローファームの萩野と申します。 大阪生まれの土佐人です。11年前にサラリーマンを辞めて高知にIターンし、自然の中で、農的生活を楽しみながら、木のおもちゃ、知育玩具作りに励んでいます。安心、安全は当たり前で、商品コンセプトは「感性を育てる木のおもちゃ」です。

材料は全て、国産材を使用し、仕上げは舐めても安心安全なドイツ製のクリアオイル(植物性)を使用しています。

私たちの木のおもちゃに対する思いは、子供たちに、もっと木に触れる機会を作ってあげたい、子供たちが成長、発達していくための道具を作りたい。そんな気持ちで毎日、子供の目線で制作しています。

木の持つ温もり、優しい香り、柔らかな手触りなど、子どもたちが木から学ぶ事は、たくさんあります。私たちは、この土佐の高知から、木のおもちゃの良さを伝えていきたいと思っています。

今後とも、よろしくお願い致します。

※添付画像はストローファームの事務所玄関です。