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高知の食べ物②~かし豆腐

2013.11.8

こんにちは、アカネです。11月になりました。月日の経つのは本当に早いですね。

クリスマスの計画は立てていらっしゃいますか?ストローファームの商品をご検討の方、ぜひ早い目の予約をお願いします♪

 

先日、安芸駅の産直市場で珍しい食べ物が並んでいました。

それがこれ、「かし豆腐」です。

今回は高知の伝統食、「かし豆腐」について書きます。(かしきり豆腐ともいいます。)

かし豆腐

伝統食とはいっても、それほど有名ではありません。今や作れる人がごくわずかになってしまいましたし、もともと山の救荒食糧だったからです。

「かし」とは、どんぐりの種類の一つです。その中でも食用になるのは、イチイガシ、ウバメガシに限られています。

 

このお豆腐の作り方は、

・山で採ってきたカシの実を天日で乾かす。

・  乾くと殻が割れるので、殻をむく。

・  その実を4~5日間水にさらし、タンニンをぬく。

―ここまでが下ごしらえ―

・  ミキサーに入れて粗引きをする。

・  それを水につけてさらに渋抜きをする。

・  水が澄んでくるまで時々水を替える。

・  それをまたミキサーで粉状に挽く。

・  布で絞る。

・  鍋に絞り汁と同量の水を入れて火にかけ、ゆっくりとかき混ぜながら煮る。

・  型に入れて完成。

 

自然に固まるのは、カシ(どんぐり)のもつでんぷんのおかげ。

もともと「uru/uri」という音は、でんぷんが豊富な食料を表す名前だったそうです。例えば、ユリ、クリ、ドングリ、うるち米、くるみなど・・・今でもいくつかは残っていますね。

 

さて、このかし豆腐、なんと天日干しから出来上がりまでにだいたい1週間以上かかるんです。この手間の多さ。まさにスローフードですね。

さて、気になる味は。

スプーンですくった感触は、寒天のようです。ぷるんとしていて、どっしりもしていて。香りはありません。

味はなんとも言えず独特です。味はあまりないのですが、癖があります。やはり少し渋みがあるので、「ぬた」と呼ばれるにんにくの葉で作ったソースをかけていただきます。

 

この作り方は、朝鮮半島から朴さんという人が伝えたとされ、豆腐状のかしきりが残るのは高知県だけ。(高知県の中でも東部だけ)

 

あと数十年後、作り方を知った人たちがいなくなったら、かし豆腐はもはや文献の中にしか存在しない食べ物になるでしょう。

そう思うからこそ、今現在味わえることのありがたさを噛み締めているのです。

かし豆腐、この季節だけです。

高知県東部におこしの際は、ぜひ産直市場を覗いてみてくださいね。

ランドセル

2013.11.7

こんにちは、トモです。
最近お買い物へ出掛けると、お店でランドセルを見かけるようになりました。

夏には店頭に並び始め、何だか年々早くなっているような感じがします。
年が明けると既に売り切れや在庫が少ない品物も多く、買う方は早めのリサーチが欠かせないですね。

自分が小学生の頃、どこを見ても黒か赤だったランドセルは、今や様々な色があり刺繍や小物でお洒落な物が増えています。
軽く、大きめのファイルも曲げなくて済むよう改善されており、疲れや背中のムレも軽減されるよう沢山の工夫も施されています。

子どもにとってランドセルは憧れですよね。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがランドセルを買いに行くと、下の子も一緒になって背負ってみたり。
そんな光景もよく見かけます(^-^)
我が家の子ども達もお店で並んでいるのを見かけると、あれもこれもと試しに背負っていました。

今、我が家では3個のランドセルが活躍中。
やっぱり長男のランドセルを買いに行った時の思い出が1番強く残っています。

普段、洋服や靴にこだわりがなく、ランドセルも「黒にしたら?」と言われれば、「黒にする」と言っていた長男。
いざ買いに行くと目が輝き、あれやこれや試着し始め、全身鏡で確認。悩んで悩んで選んだ物は渋い茶色でした。
相当嬉しかったようで、ランドセルが入った箱もしばらく大事にしていました。
いつも小さいと感じていた子がランドセルを背負ってるのを見ると、一気に大きくなったような印象を受けます。
と同時に少し寂しくなりました。

初めて1人で登校する日、後ろから見るとランドセルに隠れてしまうような長男を、いつまでもいつまでも見送りました。
登校3日目くらいになると、私の長ーい見送りに嫌な顔をしてましたが(;´Д`A
それも成長なんですけど、やっぱり寂しさや心配が強く出てしまいましたね。
あの後ろ姿は今でも焼き付いています。

娘のランドセルを買う時は大変だったことを覚えています。
「絶対オレンジ!」と言う娘。
その前の年までよく見かけたのに、なぜか娘の買う時にはオレンジが無いのです。

「今年はオレンジの生産入荷予定が無いです」と言われガックリ。オーダーメイドを提案してくれたお店もありましたが、そんな余裕もなく(^_^;)
ネットでは背負う事が出来ないし、実物の色が違う可能性など不安が拭いきれなかったので、高知県でランドセルを取り扱うお店に何件も電話で問い合わせしました。
そして1件、在庫が残っていますよ!と言ってくれたお店がありました。
そのお店は家から車で1時間半以上。長い道のりではありましたが、ワクワクして本当に楽しいドライブでした。

あれから数年、ランドセルは沢山傷もついて、たまに放り投げられる事もありますが、子ども達が楽しい時や悔しい時いつも一緒です。
子ども達はランドセルを買いに行った時のあの嬉しさやワクワクはもう覚えてないかもしれないけれど、これからも沢山思い出を詰め込んで大事にしていってもらいたいです。


生り年の神秘

2013.11.3

こんにちは、アカネです。

前回の記事(高知オーガニックマーケット)に、ストローファームは畑を持っていて、いろんな果物の木も植えられている、という話を書きました。植えられている木の種類は、梅、栗、くるみ、スモモなど。(ちなみに高知ではスモモのことを“イクリ”と呼びます^^)

去年は梅をいただきました。もちろん農薬など一切なし!

 

そして、ストローファームの周りの畑や民家の庭では、今柿が生り盛り。

スーパーに行けば早生みかんが並んでいます。

 

秋といえば果物がおいしい季節。

でも、自然界では毎年豊作ってわけにはまいりません。木には生り年というのがあって、たくさん実った次の年には、実りが少なくなるものです。

ちなみに去年は柿もみかんも大豊作でした。特に甘柿というのは、ふつう消毒しなくては、ヘタのところから虫が入って、熟れるまでにほとんど落ちてしまいます。ところが去年はどういうわけか、我が家も周りも、どこも柿だらけ。遠くから見ると、照り柿色の花が咲き誇っているように見えました。

 

今年これだけ生ったんだから、来年はウチの柿は実らないだろうと思っていたら、まさにその通り。去年とは打って変わって、ほとんど実らなかった暗黒時代に逆戻りしています。

 

さて、この生り年。

実は、木によっては、単に「木の疲れ」だけでは説明できないケースもあるそうです。

ある旅行で、ネイチャーガイドさんからこんな話を聞きました。

 

―ブナの木の種にはほとんど実が入っていない。ブナは、たくさん種を落としてもほとんどが育たないことを知っている。そこで、ブナは上等の種を少し作り、あとは殻だけの中身の無い種を作る。それでブナという字は、「木+無=橅」と書く。

 

そして、ブナはもう一つ凄いことをする。

毎年種を落としていては、害虫や種を食べる動物が増えてしまう。そこでブナは、数年に一度大凶作を迎える。一本の樹だけがそうするんじゃない。森全体でそうするわけでもない。

ものすごく不思議なことだが、関東一帯ぐらいのとてつもなく広い範囲で、全てのブナが種をつけなくなる―。

 

すごい話ですよね。かたやDNAが解読できて、何万年前にどういう進化が起きたかや、将来なる病気のリスクがわかったりしている一方で、昔から身近な木に、まだまだ前人未到の秘密が隠されているなんて!

ちなみにブナは、森の主なんです。ブナは幼木の頃は日陰でもゆっくりと育ち、成長していく過程で、周りの寿命の短い木は枯れていきます。大きなブナの下では、やはり日陰でも育つ木々しか生えませんが、ブナの寿命は長いので、ブナ以外の木は日光に到達する前に枯れてしまうのです。

ですから、ブナの森というのは、森の最終形態なのです。いうなればラスボスです。

ネイチャーガイドさんが教えてくれたエピソード、まさに樹の王・ブナにふさわしい話だと思いませんか?

 

 

さて、木々の神秘に思いを馳せながら、今日もおいしい果物をいただいちゃいましょう*^-^*

子は親の鏡

2013.11.1

こんにちは、トモです。
窓を開けると家の中を吹き抜ける風がとても気持ち良く、秋の涼しさを一段と感じる事ができます。
日が落ちる時間が早くなり、夕飯の支度時にキレイな夕焼けが見えると、ついつい支度の手を止めて空の写真を撮ったり、外を眺めボーッとする時間が増えました。
やる事は沢山ありますが、ちょっとした気を抜く時間も大切にしたいとも思っています。


今日は私の好きな、そして育児をする上で大切にしている詩について書こうと思います。

ドロシー・ロー・ノルト著書の『子どもが育つ魔法の言葉』という本をご存知の方も沢山いらっしゃると思います。その本の中の『子は親の鏡』という詩。
数年前、皇太子殿下の誕生日の記者会見でも皇太子殿下が朗読され、とても有名になりました。
そして世界37ヶ国語に翻訳され沢山の人に読まれてきた詩です。
この詩が私はとても好きです。

その詩の中では親がしていることが子どもに直結していくということが書かれています。

私がこの言葉が好きなのは(私もこうして欲しかった)(こうしてもらえたら嬉しい)と小さな頃からそう願う気持ちがあったからかもしれません。

今、親として何ができるのか。
何を子どもと一緒に学んでいけるのか。
言葉や行動は時に薬となり、武器にもなる事。
自分にとっての当たり前と思っていたことが周りの人にとって、そして子どもにとって当たり前ではない事。
それを子育てしてきた中で沢山の気付きがあり、何度も何度もこの詩を読み返してきました。

育児関連だけでなく、様々な職場でもこの詩が活かされていると聞きます。上司から見た部下はこの詩でいう子どもなんだそうです。
良い職場環境や上下関係をつくる上で、大切にしていくべき事なのでしょう。


しかし全て絶対こうしなければいけない、とは思いません。

育児には不安はつきもの。一緒に乗り越えていけたら不安に打勝つ力をもてるようになるかもしれない。
人間誰しもしんどくて広い心で接するのが難しい時もあるだろう。
正直に話すことは大切だけれど、親だって秘密にしたい事や優しい嘘も必要な時はあるだろう。
反面教師って言葉もあるしね。
と、私的に勝手に解釈する事も多いです。
張り切り過ぎたり、力が入り過ぎて疲れてしまっては毎日が楽しくなくなりますからσ(^_^;)

魔法の言葉を充分にはかけられないかもしれないけれど、詩の中で私の1番好きな最後の一文にあるように、和気あいあいとした家庭で育て、この世の中はいいところだと思えるようになって欲しい。

衣替え

2013.10.31

こんにちは、トモです。
今年は台風が多く、天気も不安定で暑くなったり寒くなったり。
いつまでたっても衣替えが終わらず、今日は何を着るべきか毎日テレビで流れる天気予報とにらめっこ。
予想が外れた時には子ども達から文句を言われ、なんだかモヤモヤした日々を送っておりましたが、ようやく、ようやく!衣替え終了しました!
また文句言われても流せるほど、自分に余裕が出来ましたヽ(´∀`)ノ

この衣替え。
習慣となったのは平安時代の宮中行事からで旧暦の4月1日と10月1日と定められていました。衣服以外にも貴婦人が持つ扇は、夏は紙と竹製の蝙蝠(かわほり)、冬はヒノキ製の檜扇(ひおうぎ)と決められていました。
昔の人々もお洒落だったんですね。
江戸時代になると衣替えは4回に増え、武家の衣替えの日に合わせ一般庶民も衣替えしていたそうです。
明治になると役人、軍人、警察官が洋服の制服と定め、衣替えの時期も制定。やがて学生服として一般にも定着し、現在では毎年6月1日、10月1日に衣替えを行うようになりました。
朝の出勤途中も夏服から合服、冬服に衣替えした学生さん達を見かけるようになりました。

一方普段着。
明確にこの日!というものがないので、タイミングに迷います。

特に子ども服は毎年のようにサイズが変わるため簡単には終わりません。
来年に備え入れ替えてみるものの結局一枚一枚確認しなければならないので、衣替えには一苦労です。
毎年色々考えながら整理していると、大人の服もどんどん増えている事に気付きました。しかも着られない(^_^;)
流行りや毎年蓄積されているお肉のせいで、着ないのに大事にしまっている。
そこで一昨年、重たーい腰をあげ自分を一新。
「いつかまた着るかもしれない」や「これ着てた時は~」という過去の栄光の服。1番多かった「捨てるのがもったいないし、オークションは面倒」な服。
これを全て処分しました。
リサイクルセンターへ持って行ったり、人にあげたり。実に45Lのゴミ袋10袋以上!
こんなにためていた自分に驚きました。

ただし思い出が沢山詰まった子どもの服は厳選し、大切にとっておく事にしました。
子ども達が産まれ、退院する時にきていたそれぞれのベビー服は、当時の思いがよみがえり愛おしさを感じます。

スッキリした引き出しの中。
これから中に入る服は「好きな人や憧れの有名人と一緒に写真を撮れる服」のみ。そう決めると安易に洋服を買う事も格段に減り、無駄に増えなくなりました。
そして今年の我が家の衣替えは今までよりもかなり時間が短縮できました。

衣替えは年二回の大きな家事仕事。時間も労力も必要です。
また服や物の価値を考え直す良い機会でもあると思います。
憂鬱に感じる時もありますが、少しでも楽に、そして自分や物について見つめ直すチャンスを最大限に活かせるよう、これからも衣替えを楽しんで行きたいと思います。

高知オーガニックマーケット

2013.10.30

巨大な風の塊が何度も家にぶつかって大爆発し、家を震わせました。外では轟々と風がたけり狂い、時折雨がざあっと矢のように降り注ぎました。

次の日の朝になっても風の怒りが静まらなかったため、その日のオーガニックマーケットの出店者は少なく、木々が生い茂る公園はいつもの土曜日よりもずっと広々としていました―。

 

台風27号が日本をなでるようにゆっくりと過ぎ去りつつあった26日(土)のことです。幸い高知県に被害はありませんでしたが、それでも川の氾濫や床上浸水など、他県では被害がみられました。上陸しなくて本当によかったです。皆様のお住まいの地域は大丈夫だったでしょうか。

 

さて、そんな台風の余波が気まぐれに吹きつけるこの日、私は高知オーガニックマーケット=別名土曜市、にやってきました。

オーガニックマーケット1

高知オーガニックマーケットとは、農薬や化学肥料を使わずに農作物を作っていた農家さんたちが立ち上げた、新しい生活市です。今年で6年目になります。

もともとは「日曜市」で野菜を売っていた自然農を目指すある農家さんが、お客さんの「アトピーの子供でも食べられるものを売ってほしい」という声がとても多いことに気づき、志を同じくする仲間の農家さんや、加工食品を作る人たちとで始めたのが、この「高知オーガニックマーケット」です。

イベントではなく、毎週土曜日に開かれているんですよ。

そんな農家さんが蒔いた小さな種は、今ではいろんな雑誌にも取り上げられ、新しい観光名所として知られるようになってきました。

でも何よりすごいことは、高知オーガニックマーケットに触発された県外の生産者や、加工食品を作る人たちが、自分たちの地元でもオーガニックマーケットを始めたことです。高知県の幡多(はた)という地域や、鳥取県など。毎週愛媛県からやってきている出店者もいるので、やがては日本全国に広がっていくのではないでしょうか^^

 

高知オーガニックマーケットの印象は、なんといっても”創造性”。

お野菜や加工食品だけではなく、手作りのアクセサリー、鞄、服などを売っているお店もたくさん。マッサージをするお店もあるし、竹細工のおもちゃ屋さんや、刃物屋さんもいます。

それから、生協が調味料を売りに来る週もあれば、本屋さんが古本を持ってくる週もあるし、不定期の出店者もいます。

無料の子供服交換会もあるし、公園のステージではライブや紙芝居をする人たちだっています。

布ナプキンの作り方、玄米の炊き方講習、ヨガなど、イベントもその時々で企画されています。

 

詳しく知りたくなった方は、高知オーガニックマーケットのブログを検索してみてくださいね*

オーガニックマーケット2

さて、ストローファームと高知オーガニックマーケット、どちらも同じ視点を持っていると、私は思います。

ストローファームも、高知の間伐材や植物オイルを使うことで、自然や健康を第一にした商品作りを心がけています。ストローファームには畑もあって、毎年いろんな果物が実ります。鶏も飼っていて、春にはなんとスタッフに卵を分けてくださいます!

 

実は(とはいってもありがちなことなのですが)地元に新しい風を吹かせるのは、ほとんどが県外からやってきた人か、県外へ出ていて地元に戻ってきた人です。オーガニックマーケットの発案者も奥さんが県外の方ですし、ストローファームの社長夫婦も県外出身です。

でも、高知という土地は、自然や人間を愛する人たちの野心を動かし、膨らます何かがあるのかもしれませんね。

オーガニックマーケット3

アカネでした。

運動会と竹馬

2013.10.28

竹馬

こんにちは、トモです。

9月から毎週色々な地区で運動会が開催され、大人も子どもも興奮と熱狂で大盛り上がりの連続でした。
皆さんの地区でも熱気溢れる運動会が行われたのではないでしょうか?

子ども達は一様に「楽しかったー!」「来年こそは!」と声をあげ、早くも来年の運動会へ向けての抱負を語っています。

一方大人。
あちこち襲われる筋肉痛に苦しみ、運動不足を実感しながら運動会の思い出に浸りました。
私も綱引きだけなのに息切れを起こしヘトヘト。その上数日間筋肉痛に(^^;;
年々体力が落ちるのを感じます。
来年こそは自信を持って参加したいです...願望ですが。

さて、9月にブログで書かせていただいた保育園の竹馬。
今年の年長さん達も本当に素晴らしい姿を見せてくれました。

今年は雨も多く、満足に練習出来なかったかもしれません。
何度も何度も練習を繰り返し、自分の弱さや周りの期待との闘いでもありました。

プログラムが読み上げられると年長さん達は全速力で自分の竹馬を取りに行きます。順番を待つ顔は緊張していました。

沢山の観客の前、竹馬に憧れる小さな園児達の前で、年長さん達はしっかりと前を向き大きな一歩を踏み出します。
一人一人の頑張りや思いを竹馬行進に合わせ園長が読み上げてくれます。

短いような長いようなトラック半周。
年長さん達は竹馬に乗り、どんな思いを抱きながら一歩一歩踏みしめたのだろう。

見守る観客席の人達の顔は少し緊張もあり感動もありました。
私も胸が熱くなり涙をこらえるのに必死でした。

竹馬からマットに降りた時、年長さんは少しホッとした顔になります。
観客席からの大きな拍手に包まれ、竹馬を片付けに走る子ども達にはいつもよりも輝いた笑顔がありました。
頑張ってきた自分を思い切り好きになる瞬間かな。
先生たちも少し緊張気味ではあるものの、とても暖かく優しい目で年長さん達を見守ってくださっていました。

皆で達成した出来事は、これから大きな励みとなっていくことでしょう。

運動会が終わると保育園では一つ年下の子に、運動会で自分が頑張って練習してきた物をプレゼントします。
年長さんは竹馬を。年中さんは天狗下駄を。年少さんや小さな子ども達も竹ポックリや三輪車等を一つ下の子達に渡すのです。
憧れの物を譲り受けた子ども達は嬉しくてすぐに練習を始めます。
「乗れんー!」「見てー!出来たー!」
そんな子ども達の声がしばらく聞こえてくることでしょう。
来年の運動会で、また大きく成長した子ども達を見るのが本当に楽しみです。

おやさいパクリ♪

2013.10.26

20131022-3

工房へ遊びに来てくれた、近所のお子様。なのはちゃん、1歳7ヶ月です(^O^)

夢中になってベジタくんのお口にお野菜を入れてます。

思わず自分もパクリ

 

おやさいモグモグ http://yamanokujira.jp/fs/yamanokujira/toy/t020

お部屋でちゃぷちゃぷo(^▽^)o

2013.10.26

20131021

お客様から画像を頂きました!
添付写真は「おふろでちゃぷちゃぷ」で遊んでくれている、お子様です。可愛い(^-^)
おふろでなくても部屋でも十分、楽しめます。

おふろでちゃぷちゃぷ http://yamanokujira.jp/fs/yamanokujira/toy/t001

マストのぼり

2013.10.26

こんにちは、アカネです。
こちらは雨足が強くなってきました。(現在24日22時)皆様のお住まいの地域はいかがですか?充分お気をつけてくださいね。

さて秋も半ば。以前トモさんの記事に運動会のことが出ていたので、今回は「もしかしてこれって高知だけ!?」と疑問の競技について書いてみたいと思います。

高知県では小学校で一般的な競技で、私は当然どこにでもある競技だと思っていました。「東京なんて都会では、どうやって“あの道具”を調達するのかなぁ。」と気にかけていたりもしました(笑)。
ところが県外の人にこの話をしても、さっぱり通じない。
「はあ?何それ?」
「騎馬戦や棒倒しならあったけど?」
と言われてしまう。
高知県って、四国山地と海に阻まれた地形だから、四国の他の県(香川県、愛媛県、徳島県)と比べても独特の文化が強いんです。もしかして運動会にも独自の文化が!?!?

そのどうやら高知県ならではらしい競技が、これです!!

マストのぼり

え~と、これは何をしているかというと、高さ3mくらいの竹を地面に突き刺しておいて、それに昇り、赤か白の旗を竹の先に挿して下り、地面についたらダッシュでチームへ戻り次の選手と交代する、「マストのぼり」という競技なんです。
ちなみにアンカーは、全員が挿した旗をパッと空に投げ捨てます。

これ、身軽な子ですと5秒で昇って降りてきますし、腕力のある男子は靴を履いたまま昇ってしまいます。
てっぺんはもちろんゆらゆら揺れますから、高所恐怖症の子供や身体の重い子供にはなかなか辛い競技です。でも、今までにマストから落ちて怪我をしたという話は聞いたことがありません。最近では、騎馬戦は怪我が多いためにしなくなる学校も出てきているようです。でもマストのぼりはずっと残っていってほしいです^^

私も子供の頃は身体が軽かったので、マストのぼりは大の得意でした。今は重くなった身体を持ち上げる腕力がないので、無理ですけどね。きっとマストのぼりが小学校だけなのも、身軽だからなんでしょう。
ちなみにこの競技は上級生の種目でした。

このマストのぼり、竹林が豊富にあるはずの他県にないのが不思議です。少しネットで検索しても、マストのぼりのことについて書いてあるのはみんな高知の方ばかり・・・(笑)
ところで、高知県の保育所では必須の、年長さんの高い竹馬。あれは県外にもあるんでしょうか?それとも高知だけ??
また県外のみんなに聞いてみなくっちゃ^-^♪