誕生日でサプライズ!
2013.11.20
こんにちはトモです。
大好きな秋の風を感じながら、今月また一つ歳を取りました。
誕生日の2日前。
仕事が終わり「今日のご飯は何にしようかな~ふふーん♪」と考えながらカバンを取りに休憩室へ向かうと、アカネちゃんとH子さんが何やら準備中。
ま、ま、ま、まさかー!
キューンとなる私の心。
H子さんが「え、何もないよ。なんてね、ウソウソ~」と。
そうです、私の誕生日ケーキを準備してくれていたのです。
今年は何とアカネちゃんの手作り栗タルト!しかも可愛いい名前のお飾りが付いてる(≧∇≦)嬉し過ぎるー!!
残りのスタッフ皆も集まり栗タルトを囲みキャイキャイ、ワクワク♪
切るのは毎回H子さんのお役目。バランス良くケーキを切るH子さんの技術は誰もかないません。
甘い物好きのスタッフ達。
毎回ケーキを切ってからバースデーソングを歌い忘れていたことに気付きます。
一口食べると「うわ!おいしー!!」
スタッフ皆が感動。
栗好きの私も甘く優しい味に疲れも一気に吹き飛び、一つ一つ丁寧に栗の皮をはいでタルトを作ってくれたアカネちゃんの苦労と努力にウルウルきてしまいました。
美味しいタルトを食べたスタッフは皆ニコニコ。私も感謝の気持ちでいっぱいでした。
「喜んでくれて良かった~」と、持ってきたタッパーを風呂敷に包むアカネちゃん。その風呂敷は何ともおどろおどろしいドクロ柄。
また新たなアカネちゃんの一面を見ることが出来た瞬間でした。
その晩、旦那からサプライズ旅行を知らされました。
旅行は2日後の私の誕生日。旅行先は着いてのお楽しみ。
なんとも急な話で驚く私。
バタバタと準備をし、子ども達には前日の朝に「旅行行くで!」と知らせました。
一気にテンションが上がる子ども達。いつも学校へ行く際少しグズる次男も「いってきまーす!」とご機嫌で玄関を出ました。
当日朝早くに自宅を出発。
高速を降りて着いたのはフェリー乗り場。船好きの私は気持ちの高ぶりが抑えきれず、少し引き気味の家族を尻目にデッキで写真を撮りまくり、海の風を思い切り感じながら怪しい程にニヤニヤしながらフェリーを満喫。
着いた先は小豆島。
香川県の瀬戸内に浮かぶ小豆島はオリーブと醤油が有名で、穏やかな海に囲まれ優しい気持ちになれる島でした。
エンジェルロードに自然の凄さを感じ、子ども達も水切りをしたり貝を拾い大事に持って帰りました。
醤油ソフトクリームはまるでキャラメルのような風味でとても優しい味でした。
素敵な旅をこっそり計画してくれていた旦那にただただ感謝し、泣きました。
今年の誕生日はサプライズ続きで、優しい気持ちと沢山の笑いをいただきました。本当にありがとう。
この素敵な経験を励みにし、これからも皆様に沢山笑顔になっていただけるオモチャ作りに頑張って行こうと思います。
栗タルトをトモさんに
2013.11.19
こんにちは。アカネです。
10月に実家の栗がたくさん手に入りました。
せっかくの山の恵み、家族だけで食べるよりもたくさんの人とおいしさを分かち合いたい。そうだ、11月はトモさんの誕生月。栗でケーキを作ってあげよう。
ストローファームではスタッフの誕生日に、他のスタッフがケーキを用意してくれるのです。
そう決めるとわくわくしてきて、栗の皮むきさえも楽しめました。でも、トモさんが栗が嫌いだったらどうしよう。ケーキのことを悟られないようにして、さりげなく聞いてみなくっちゃ。私はメールをすることにしました。
“ねー、トモさんて栗好き??”
“好き好き!大好き!!(=^▽^=)”
トモさんはノリノリで返信してきました。私から栗がもらえると思っているのです。そんなトモさんを
“栗のことは聞いただけー(笑)”
と軽くかわし、私は栗を冷凍して、ムフフ状態で11月を迎えました。
いよいよトモさんのどっきり誕生日会を明日に控えた日の夜、私は鉢巻代わりにバンダナを締めて、台所に立ちました。
私が作る予定のケーキは、栗タルト。何しろ友達の誕生日会に振舞うものです。失敗するわけにはいきません。プロが細かく説明してある本を何度も読み込んで、流れをイメージしました。
しかし、タルト生地の作り方のところを読んで、衝撃が走る。本には、生地を一晩冷蔵庫で休ませる、とあるのです。いや、今晩中に作らないと間に合わない。三時間だけ休ませよう。
ドキドキしましたが、その他は特にハプニングもなく、無事にオーブンに入れ、眠りにつくことができました。
次の朝、オーブンの中にはぎっしり栗が詰まった、おいしそうなタルトが。
名前のクッキーは型からはみ出た生地で作りました。
よし、おいしそうに焼けてる。きっと美味しいはず!!
その日は仕事終わりのことが気になって、何度も時計を見てしまいました。
ついに仕事が終わり、掃除も終えると、急いでダイニングに行ってお茶会の準備。H子さんと私がお皿を並べている光景を見て、立ちつくすトモさん。
「まさか、あの栗のメールは・・・!」
と、やっと私が意地悪でしたんじゃないと気づいてくれたようです(笑)
栗のタルトも好評をいただき、安心しました。いつも服をくれたり、赤ちゃんの名前の本を買ってきてくれたりと、お世話になりっぱなしだったトモさん。少しはお返しできたようです。
和やかに誕生日会は終わりました。
来年の新年会、トモさんちでやろうか、という話も出ています。トモさんのお子さんたちにはピーナッツと卵のアレルギーがあるとのことですので、じゃあどんなケーキを作って行こうかな♪と、今からあれこれと頭をひねらす、わくわくの時間がまたできました^^
クリスマス準備
2013.11.18
クリスマス準備
こんにちは、トモです。
クリスマスまで後1ヶ月ちょっと。
お店ではクリスマス商戦に向け着々と商品が並び、町でもちらほらイルミネーションの明かりが見られるようになりました。
ストローファームでもクリスマスに向け、毎日可愛いオモチャ達が制作されています。
イベント好きな私と子ども達。
周りがクリスマスムードになり始めたのをきっかけに早速ツリーを引っ張り出してきました。
毎年私が張り切って飾り付けをするのですが、今年は子ども達から「自分で飾りたい」と声が上がりお任せすることにしました。
ツリーを組み立て電飾を付けるのは長男。
オーナメントを飾り付けるのは長女。
玄関の飾りは次男。
皆のお手伝い係りは末っ子。
話し合いで決まった係りはそれぞれの使命感と責任感となり、普段では見られる事のない速さで物事を進めていきました。
しかしそう全てうまく行くはずはなく、電飾を持つ長男のテンションが変に上がり始めてきました。
オーナメントをキレイ飾り付けたい一心で真剣に頑張る長女の横で電飾を自分に巻く長男。
「俺がクリスマスツリー」と言い始め、
「メリー苦しみまーす!」
だの、
「サンタ苦労する」
だの、お決まりのギャグに1人で大爆笑。
そしてせっかく長女がキレイに飾り付けたオーナメントを取り外して遊ぶ末っ子。長女はもちろん激怒。
次男が玄関に飾るのは、子ども達が保育園や学校で作った作品。思い出に浸ってる間にパーツが外れてしまうアクシデント。
何とか電飾も飾り、ピカピカ光るツリーに興奮する末っ子。
「ジャジャーン!」と何度も張り切って見せるうちに、手を引っ掛けてしまいツリーを倒し...
楽しいはずのツリーの飾り付けが一瞬にしてため息に変わってしまったのは言うまでもありません。
なんやかんやで無事に飾り付け終了。キレイに光を放ち始めたツリーは、楽しみにしている子ども達の心を思いきりくすぐります。
玄関に置かれた作品は、お散歩で拾ってきた松ぼっくりに色付けをし、綺麗なビーズや小物で色鮮やかに飾られたとても可愛いミニツリー。
高さは10センチ以下から大きい物では約20センチあります。
そして長男が以前藁縄作りで縄から手作りしたクリスマスリースも。
どれも個性が光り玄関を彩ってくれています。
飾り付けが終了すると子ども達は早速紙とペンを用意。
我が家では毎年サンタさんにお手紙を書くのが恒例となっています。
毎年その内容は変わり、絵を書いたりカラフルにしたり、サンタさんにプレゼントを同封したり。
まだ文字を書けないうちは何が欲しいのか聞き出すのが大変ですが、楽しみにしている子ども達は皆真剣にペンを走らせ、毎年子ども達それぞれの思いが込められます。
ちなみに、
我が家はサンタさんの正体がわかった場合、お手紙制度は終了の決まりがあります。
なので長男長女に関しては(知っているけど知らないフリ)をしているようです。
少しずつ盛り上がってきたクリスマス。
今年も子ども達の喜ぶ顔が沢山見られますように。
【お知らせ】サタ☆マガが取材に!
2013.11.15
アカネです。夕方6時ともなると、すっかり暗くなりましたね。夕暮れ時は事故が一番多い時間帯。車で通勤されている方は、くれぐれも安全運転で^^
11/12の今日、高知さんさんテレビの番組、“サタ☆マガ”が取材にいらっしゃいました。
サタ☆マガは毎週土曜日午後6:30に放送中の(火曜日午後2:31に再放送)の、高知県のローカル番組です。高知県の話題のイベントやお店などを、女性の視点から紹介しています。
サタ☆マガのHP→http://web.sunsuntv.co.jp/satamaga
まずは社長と談笑しながら、ストローファームのおもちゃを撮影。
次に工房へ。私たちの作業風景などを、なんか凄そうなカメラで撮影されていました。ちょっと緊張しつつも、表情はマスクで隠れているからまあいいか=3と思ったり(笑)
その後は二階の事務所に行かれて、事務所での作業風景などを取材されたようです。一体どんなふうに編集されているのでしょうか、ドキドキわくわくです*^^*
美人アナウンサーのお二人に、私たちの方も「可愛い!」「さすがキレイ!」と感心しきり。
最後に取材クルーの三人の写真を撮らせてもらいました。
さわやかで、とっても笑顔が素敵なお三方でした!
気になる放送は、
11月23日
土曜日 午後6:30~
(火曜日午後2:31に再放送)
高知のみなさん、お見逃しなく!!!!
さて取材といえば、忘れられない思い出がひとつ。。。
あれは私がストローファームに入って一年目のこと。ある番組の取材班がいらっしゃって、工房の中を取材されていました。
私は植物のモチーフをくり抜いた、丸いストラップを磨いていました。
写真でおわかりのように、完成に近づくほどこのストラップはつるつるとして滑りやすくなるのです。そして磨いている最中に手が滑ると、ベルトサンダーの回転に巻き込まれて、小さなストラップは思わぬ方向へ飛んで行ってしまうのです。
私を真横でカメラがロックオンしたちょうどその時!
私はなんとそんなタイミングでストラップをふっ飛ばしてしまったんです!その後も何食わぬ顔で磨き続けましたが・・・。すごく恥ずかしかったです///
放送を見ると、私のシーンはカットされていました(笑)ホッとするやらちょっとだけがっかりするやら、複雑な心境でした^_^;
以上余談でしたが、こういう異職種の方々のお仕事を見られるのは、私にとっては大変おもしろいです。私たちは普段おもちゃを作っているだけですが、結構ストローファームの日常はいろんなことが起きるんですよ
さてそれでは、放送を楽しみにしながら、おもちゃ作りに励みたいと思います。
サタ☆マガの皆様、今日はありがとうございました
公園
2013.11.14
こんにちは、トモです。
慌ただしく毎日が過ぎ、気が付くと11月に突入。
年賀状の販売も始まり、もうこんな時期!?と焦りが出て来ています。
夏休みが終わってからというもの、行事や私用の用事が続き、しばらく子ども達と走り回っていないなーと、ふと頭をよぎりました。
ということで、週末は公園へ!
今回遊びに出掛けた先は、高知県南国市にある『吾岡山文化の森公園』。
安芸市からは西へ30~40分位の場所にある小高い山の上の公園です。
ここは小さな子にはちょっと難しい遊具が多い感じがしますが、上の子二人にとってはウハウハな場所。前回怖がってばかり居た次男は、出掛ける際ちょっと不安を覗かせていました。
駐車場に到着すると、隣のサッカー場で行なわれる試合の為車が沢山。
ユニフォームを着た子達が張り切って坂を上って行くのが見えました。
私たちはサッカー場を挟んだ道の反対の公園へ。
公園へ行くには坂道を上がって行くか、坂道の途中に山の中に入る近道があります。
もちろん近道!
この近道は少し暗く道を外れると山を転げ落ちる心配もあるのですが、季節を感じる事が出来、ちょっと冒険心をくすぐられる感じがします。
枯葉が敷かれた近道を猛ダッシュする上の子達。
末っ子も必死に付いて行こうとするので、下に落ちないよう私も一緒に走りました。
到着早々息切れ状態の私(;´Д`A
対照的にウハウハ状態の子ども達は早速遊具へ向かい私を大声で呼んでいます。
まずは目の前にある滑り台から!
途中から手すりが無くなるこの滑り台は、高所恐怖症の私には厳しい試練。
行きたがる末っ子に背中を押されて「ひょええー」と一緒に滑りました。
恐怖を乗り越えた人間は強くなると身を持って実感。
「よし。次行こう!」と末っ子の手を掴み、上の子達について行く。
階段を登りきり、眼下に広がる公園にまたワクワク!
空を見上げると近くの空港から飛び立つ飛行機も見えました。
さあ、公園にある中で1番長いコロコロ滑り台へ!
末っ子が緊張しながら私の顔を眺めるので「一緒に行ってみようか!」と誘いました。
うん!と大きく頷くと、私の前に座りウキャウキャと大張り切り!
ガー!!と大きな音と共に「あははは」と大笑いする末っ子の声。
滑り台から見える景色はとても広大で、風も気持ち良く最高でした。
結局何回も滑ってお尻が痒くなった私達。
難しいかな?早いかな?と心配した遊具にどんどん挑戦して行く子ども達に拍手の連続でした。
不安を覗かせていた次男もほぼ垂直に切り立つ高い石垣の網をガンガン登り、達成感に満ち溢れていました。
自然豊かな場所にある公園は心の中や日々の疲れを癒してくれます。
気持ち良い風が吹く中で子ども達と沢山笑って、いっぱい走り回ってとても良い時間が過ごせました。
連れて行ってくれた子ども達に感謝です。
休憩の飲み物
2013.11.13
こんにちは、アカネです。
ストローファームでは、お昼休みにお茶を沸かしてくれます。冬の間はあったかいお茶を、夏はお昼に沸かしたお茶を冷蔵庫で冷やして、次の日の休憩時間などに飲みます。
夏はとても暑く、天然の風と扇風機で涼をとっているので、仕事の合間に皆でお茶を飲むことも許されています。仕事の合間の癒しのお茶は、頭と心をすっきりさせ、次の仕事に取り掛かりやすくしてくれます。
飲んでいるのは番茶。自然食品店で売られている、美味しいお茶です。
いつも貰ってばかりなので、今年はハブ茶を持参いたしました。庭にハブ草の種をまき、揉んで乾かした、自家製のお茶です。
これがハブ草。黄色い花が咲くころ、もっとも香りが良くなるので、夏~秋の間に何度か刈り取って、お茶を作ります。ハブ草の別名はケツメイシ。きいたことありますよね。お通じを良くする効果もあるんだそうです。
作り方は、簡単だけど時間がかかります^^;
茎ごと刈り取って、水洗いし、ほこりや虫などを浮かせてから、水切りをして、急須に入るぐらいの大きさに切っていきます。それをボウルの中でゴリゴリ揉みます。繊維がこすれ合って、葉の色がすべて変わるくらいに、泡立った汁が出てくるくらいに。
そうなったらざるに入れて、日当たりのいいところでからからになるまで干します。私の一番の乾燥場所は、屋根の上です。風通しも日当たりもばっちりですからね。以前三段の一夜干しネットでやってみましたが、乾き切らずかびてしまいました。でも屋根の上なら、今のところ失敗知らずです♪♪
さて、気になるお味は。
ハブ茶は刈り取りの時から、ふわあっと甘く香ばしい香りが立ちのぼりますが、乾燥したのをフライパンで空炒りすると、さらに香りが増します。香りがしてきたら火を止め、焦げないようにフライパンを冷まします。
この、揉む手間や空炒りの手間がかかることから、あまり作る人がいない、珍しいお茶となっています。
さて、N美さんとトモさんに言わせると、枝豆みたいな香りがするんだそうです。確かにマメ科ですから、当たっているかもしれません。
お昼休憩を一緒に過ごすメンバーには気に入ってもらえたようでよかったです。
ハブ茶は熱いのをふうふう冷ましながら飲むのが美味しいお茶。冷やすと香りが半減してしまうからです。
これからの季節、我が家のハブ茶がストローファームのみんなの“ほっと”一息に役だってくれたら嬉しいなぁと思っています^^
みたらし団子
2013.11.12
こんにちは、トモです。
我が家の庭に生える草も秋色になり、冷たい風が吹くザワザワと音を立てています。
今年もまた厄介な「ひっつき虫」が沢山。服に着くとチクチク。
私が小さい頃は「ドロボウ」と呼んでいた記憶があります。
一部の地域では「ひっつきもっつき」と呼ばれるそうです。
子どもの歌の中に「ひっつきもっつき」という歌がありますが、このくっつく雑草から生まれていたことは初めて知りました。
とても可愛い手遊び歌で私も子どもも大好きです。
さて、先日子ども達と久しぶりにおやつ作りをしました。
作るものはいつも簡単なものではありますが、できるまでの過程を楽しみながら、そして皆でワクワクしながら作ると、ちょっとしたものでもとても美味しく感じます。
今回はみたらし団子に決定!
早速白玉団子の粉を買いにスーパーへ!
子どもも私も早くもワクワクが止まらない状態で、調子に乗って沢山カゴに。
「きな粉も買おっか?」「あんこは?あんこは?」
ニヤニヤしながらレジに並ぶ私と子どもたち。
帰宅し、用事を済ませてから「さあ作ろうか!」と声をかけると子どもたちが飛んできました。
1人一つずつのボウルを持ち、それぞれ粉と水を入れコネコネ。
新聞紙を敷くのを忘れてテーブルの上が真っ白に。(あちゃー)と思ったけれどもう遅い。
思いっきり楽しむ子どもたちの顔を見ていたら止める事が勿体無く思えました。
随分前に白玉団子を作った時、表現しようのない形が多く笑ってしまいましたが、今回は綺麗な丸、丸。
スゴイ!いつの間に!と、成長を実感。
私が丸めると「大きすぎる」と文句を言われてしまうほど。(^^;;
子どもたちが丸めている間に私はみたらしときな粉の準備。
丸めた団子を子どもたちが湯がきたいと言うので、後ろからハラハラしながら見守りました。
子どもたちは私の心配をよそにきちんと手順を踏み、順番にお皿に盛りつけていきました。
出来上がったお団子を前にワクワクが止まらない子どもたち。
テーブルにきな粉とみたらしが用意されるとそのワクワクが抑えきれないほどに(^^)
「いただきまーす!」
待ちに待ったこの瞬間。
「美味しー!」
皆ニコニコ顏(^o^)
準備している間の1時間にまた沢山の成長を感じ、子どもたちの笑顔を見ることができました。
達成感に包まれた中で食べるみたらし団子は本当に美味しくてあたたかい味がしました。
これから寒くなり、外へ出かけるのも気を使う季節。
暖かい部屋であたたかいおやつをまた子どもたちと作りたいです。
水切り瓦
2013.11.9
こんにちは、アカネです。
みなさんのお住まいの地域では紅葉はもう始まっていますか?今年は秋になっても暖かいので、美しい紅葉が見られるのでしょうか。少し心配です。
今日は高知県によく見られる建物を紹介いたします。
高知県では、このように白壁に瓦をつけた民家がとても多いんです。
子供の頃から不思議に思っていました。
雨をよけるでもなし、日陰になるでもなし、風よけとも関係なさそうな、この瓦は何ぞや。
この瓦、「水切り瓦」といいます。由来は、昔屋根の谷になる部分に敷かれていた瓦だそうです。
雨の多い高知で、雨から家を守るための知恵なのでしょう。確かに水切りのおかげで、台風などの大雨の時には、家の壁に水のシールドのように滝ができます。その分家の土台は守られているのかもしれません。
でも、ここからは私の意見ですが、水切り瓦の一番の役目って、やっぱり見栄えなんじゃないでしょうか。白壁に、打ち寄せる波のような瓦の列。どっしりとした重厚感はお城を連想させます。家ごとに水切りの形が違っていて、それもおもしろい。瓦を多く使える家ということは、それだけ財力があることの証明にもなりますよね。
何しろ本当に家を雨から守りたかったら、地面に面した土台の上に水切りをつけた方が確実でしょうから。それに水切り瓦をつけた新築の家なんてほとんどありませんし、雨が多いからといっても絶対に必要なしかけでもないのです。
この水切り瓦が高知ならではというのも、県外の友達に言われるまで気づきませんでした。今では水切り瓦の連なる風景、大好きです。
この水切り瓦、左官職人の知恵と技術がぎっしり詰まっているんですよ。水切り瓦自体の防水に、すごく手間がかかるんだそうです。
高知県では田舎の方に行くとこういう民家はたくさん残っていますが、中でも水きり瓦の風景が美しいのは、香南市の赤岡町(ここには土佐藩主山之内家に献上していた、江戸時代から続くお菓子屋さんがそのまま残っています)、それとストローファームのある安芸市の土居だと思います。
土居には武家屋敷がいくつも残っていて、漆喰・瓦・土塀・水路など、趣きある風景の中を歩くことができます。一般開放している武家屋敷にも、無料で入ることができるので、おススメですよ^^*あまり観光雑誌には載っていませんが(載っていたとしてもわずかなスペースなので気づかないかも)、穴場だと思います!機会があれば赤岡や土居の町並みも記事にしたいと思いますので、ときどきブログを覗きに来てくださいね^^
高知の食べ物②~かし豆腐
2013.11.8
こんにちは、アカネです。11月になりました。月日の経つのは本当に早いですね。
クリスマスの計画は立てていらっしゃいますか?ストローファームの商品をご検討の方、ぜひ早い目の予約をお願いします♪
先日、安芸駅の産直市場で珍しい食べ物が並んでいました。
それがこれ、「かし豆腐」です。
今回は高知の伝統食、「かし豆腐」について書きます。(かしきり豆腐ともいいます。)
伝統食とはいっても、それほど有名ではありません。今や作れる人がごくわずかになってしまいましたし、もともと山の救荒食糧だったからです。
「かし」とは、どんぐりの種類の一つです。その中でも食用になるのは、イチイガシ、ウバメガシに限られています。
このお豆腐の作り方は、
・山で採ってきたカシの実を天日で乾かす。
・ 乾くと殻が割れるので、殻をむく。
・ その実を4~5日間水にさらし、タンニンをぬく。
―ここまでが下ごしらえ―
・ ミキサーに入れて粗引きをする。
・ それを水につけてさらに渋抜きをする。
・ 水が澄んでくるまで時々水を替える。
・ それをまたミキサーで粉状に挽く。
・ 布で絞る。
・ 鍋に絞り汁と同量の水を入れて火にかけ、ゆっくりとかき混ぜながら煮る。
・ 型に入れて完成。
自然に固まるのは、カシ(どんぐり)のもつでんぷんのおかげ。
もともと「uru/uri」という音は、でんぷんが豊富な食料を表す名前だったそうです。例えば、ユリ、クリ、ドングリ、うるち米、くるみなど・・・今でもいくつかは残っていますね。
さて、このかし豆腐、なんと天日干しから出来上がりまでにだいたい1週間以上かかるんです。この手間の多さ。まさにスローフードですね。
さて、気になる味は。
スプーンですくった感触は、寒天のようです。ぷるんとしていて、どっしりもしていて。香りはありません。
味はなんとも言えず独特です。味はあまりないのですが、癖があります。やはり少し渋みがあるので、「ぬた」と呼ばれるにんにくの葉で作ったソースをかけていただきます。
この作り方は、朝鮮半島から朴さんという人が伝えたとされ、豆腐状のかしきりが残るのは高知県だけ。(高知県の中でも東部だけ)
あと数十年後、作り方を知った人たちがいなくなったら、かし豆腐はもはや文献の中にしか存在しない食べ物になるでしょう。
そう思うからこそ、今現在味わえることのありがたさを噛み締めているのです。
かし豆腐、この季節だけです。
高知県東部におこしの際は、ぜひ産直市場を覗いてみてくださいね。
ランドセル
2013.11.7
こんにちは、トモです。
最近お買い物へ出掛けると、お店でランドセルを見かけるようになりました。
軽く、大きめのファイルも曲げなくて済むよう改善されており、疲れや背中のムレも軽減されるよう沢山の工夫も施されています。
子どもにとってランドセルは憧れですよね。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがランドセルを買いに行くと、下の子も一緒になって背負ってみたり。
そんな光景もよく見かけます(^-^)
我が家の子ども達もお店で並んでいるのを見かけると、あれもこれもと試しに背負っていました。
今、我が家では3個のランドセルが活躍中。
やっぱり長男のランドセルを買いに行った時の思い出が1番強く残っています。
普段、洋服や靴にこだわりがなく、ランドセルも「黒にしたら?」と言われれば、「黒にする」と言っていた長男。
いざ買いに行くと目が輝き、あれやこれや試着し始め、全身鏡で確認。悩んで悩んで選んだ物は渋い茶色でした。
相当嬉しかったようで、ランドセルが入った箱もしばらく大事にしていました。
いつも小さいと感じていた子がランドセルを背負ってるのを見ると、一気に大きくなったような印象を受けます。
と同時に少し寂しくなりました。
初めて1人で登校する日、後ろから見るとランドセルに隠れてしまうような長男を、いつまでもいつまでも見送りました。
登校3日目くらいになると、私の長ーい見送りに嫌な顔をしてましたが(;´Д`A
それも成長なんですけど、やっぱり寂しさや心配が強く出てしまいましたね。
あの後ろ姿は今でも焼き付いています。
娘のランドセルを買う時は大変だったことを覚えています。
「絶対オレンジ!」と言う娘。
その前の年までよく見かけたのに、なぜか娘の買う時にはオレンジが無いのです。
「今年はオレンジの生産入荷予定が無いです」と言われガックリ。オーダーメイドを提案してくれたお店もありましたが、そんな余裕もなく(^_^;)
ネットでは背負う事が出来ないし、実物の色が違う可能性など不安が拭いきれなかったので、高知県でランドセルを取り扱うお店に何件も電話で問い合わせしました。
そして1件、在庫が残っていますよ!と言ってくれたお店がありました。
そのお店は家から車で1時間半以上。長い道のりではありましたが、ワクワクして本当に楽しいドライブでした。
あれから数年、ランドセルは沢山傷もついて、たまに放り投げられる事もありますが、子ども達が楽しい時や悔しい時いつも一緒です。
子ども達はランドセルを買いに行った時のあの嬉しさやワクワクはもう覚えてないかもしれないけれど、これからも沢山思い出を詰め込んで大事にしていってもらいたいです。