ストローファームの歴史
2014.1.13
こんにちは、アカネです。
新年のストローファームの新しい試みとして、「作業日誌」を毎日つけることになりました。
どういうふうに書くか?いつ、どの時間に書くか?など手探り状態です。試行錯誤しながら書いているうちに、徐々に形ができあがっていくでしょう。
さて、先日、作業場にてまさにその“試行錯誤しながら形ができあがっている”ものを発見しました。
ストローファームの歴史ともいえるものです。
これは大人気商品“おふろでちゃぷちゃぷ”の、お魚さんたちが入っている箱です。ストローファームの創業当時のものです。
私たちは作る過程でボツになった箱を、仕分けしたり、作りかけのおもちゃを入れたりしてずっと使っています。(箱の中に敷いてある紙は、細かい物を入れても落ちないように後から入れたのです。)
昔作ったこの箱は、今現在作っているちゃぷちゃぷのそれとは違っている部分がたくさんあるんですよ。
上に昨日磨いたばかりの箱を乗せて、比べてみました。
まず、目につくのが色の違い。
これは、色やオイルを塗っているからではないんですよ。塗装も何もしていないちゃぷちゃぷの箱は、日が経つにつれてだんだん色が濃ゆくなり、深い飴色になっていくんです。
お宅にあるちゃぷちゃぷの箱はどんな色になっていますか?
それから、もう一つは使っている釘。
今はタッカーで打ちこんでいますが、昔の箱には丸い釘が打ってあります。
釘をいきなり打ち込むと木が割れてしまうので、以前はドリルで釘用の穴を開けてから、金槌で釘を打っていたそうです。現在は更に安全性を考え、タッカーに変更してます。
そして、中身の海の生き物達や、すくい網の枠などは、お客様のご意見から強度を上げる為、初期の商品よりも太くなっています。
“おふろでちゃぷちゃぷ”は、ストローファームの原点と言えるおもちゃです。社長夫婦が高知に来たばかりの頃、「何かお風呂で遊べる木のおもちゃがほしい」と友達に頼まれてこれを作ったところ、大好評。
ここからストローファームは生まれたのです。
安全性と質を落とさず、もっと効率的に作れないか―ちゃぷちゃぷの箱には、その模索の様子を感じることができるのです。
ストローファームの商品は、社長や陽子さんのアイデアから生まれます。試作品を作っていく中で、スタッフも「こうすればもっと作りやすい」「ここがちょっと危ない」など意見を出してゆきます。
商品として世に送り出してからも、もっといいものにするために知恵を出し合っています。
このように、ストローファームは少しずつではありますが、日々成長途中です。
これからも末長く見守っていてくださいね^^
山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/
ストローファーム 2014
2014.1.8
皆さま、明けましておめでとうございます。
昨年はストローファームをご愛顧たまわりまして、まことにありがとうございます。全国の皆さまのおかげで無事2014年を迎えることができました。
いつもストローファームの商品を購入してくださるだけではなく、感想を寄せてくださったり、ご要望をいただいたりと、ストローファームは皆さまの声に成長させてもらっていると感じています。
昨年は、皆さまにとってどんな一年でしたか?
また、今年はどんな年にしていきたいと思っていますか?
定番の質問ですが、昨年がいい年だったと感じていらっしゃる方も、そうでない方も、今年は幸せを感じる瞬間がもっともっと訪れるといいですね*^-^*
ストローファームにとっては、昨年は事務所の改装工事や作業部屋の新設、またHPを一新しフェイスブックやブログなどネットでの展開を試みた年でもありました。節目とも言えるのではないでしょうか。
そして今年は午年にぴったりの、さらなる飛躍の年になりそうです。来年度にストローファームに新たな展開があるかも・・・♡♡♡
詳細はお楽しみに♪
さて、いよいよ今日(1月7日)はストローファームの仕事始め。
みんなと顔を合わすのは久しぶりですが、全員元気な姿を見せてくれました。ストローファームの番犬まめた君も、私が作業場から出る度にかけよってきて、再会を喜んでくれているようでした(笑)
でも、あれ。
一歩作業場に入ると、なんだか配置が変ってる・・・。
デッドスペースが大きかった大きな机がもっと小さな机になり、そのおかげでスペースが空きました。
棚も増えて床にごちゃっと置いてあった板もきれいに。
職員の出入口にかけてあった掃除道具も、外からは見えづらい柱と壁の間に収まってる!!
なっ、何!?
匠が来たの!?!?
と思ってしまうぐらいのすっきり具合でした。
犯人は社長。今後の展望を見越して一人で大奮闘してくれたのでした。ありがとうございます(>_<;)
さて今日は、連休のうちになくなってしまっている“おふろでちゃぷちゃぷ”や、在庫の少なくなったままごとセットや大工道具セットなどをみんなで作りました。
クリスマス前が忙しすぎたので、今日は各自が自分のペースで作業に取り掛かれる、ちょうどいい緊張感がありました。
今年も皆さまに愛されるおもちゃをたくさん作っていきますね。
今年もどうぞよろしくお願いします*^^*
アカネでした。
(写真は“干支パズル”のお馬さんです。)
お正月
2014.1.7
新年あけましておめでとうございます。
昨年は沢山のお客様にストローファームのオモチャに触れていただき幸せでした。ありがとうございました。
本年も沢山の笑顔に出会えますよう心より願っております。そしてまた皆様に幸せがいっぱい訪れますように。
お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
トモ家のお正月は結婚してからしばらく、私の県外にある実家に帰省していました。しかし昨年から旦那の仕事の関係で、ここ高知で年越しを迎えています。
私の実家と高知でのお正月は沢山の文化の違いがあり、初めは戸惑いもありました。同じ県であっても東西の違い、また、それぞれの家庭の文化もあることでしょう。
トモ家の実家では大晦日はすき焼き。普段は買わないようなお肉たちに沢山のお野菜。熱々のすき焼きを頬張りながら、今年1年を締めくくる。
ちなみにお肉は豚肉。
そんな話を旦那にしたところ引くわ引くわ。
「俺、すき焼きって好きやないがって。しかも豚肉て?普通牛肉やないが?」と言われ、ゴーン( ゜д゜)となる私。
お蕎麦をいただき、1年を締めくくりました。
新年を迎えた朝、私が鼻歌歌いながら作ったお雑煮。
鰹だしに醤油、塩。鶏肉と白菜と蒲鉾入れて、最後に食べる分のお餅も一緒に煮込みます。これがトモ家実家に伝わるお雑煮の味。
初めて聞いた時、旦那の反応は微妙な感じでした。
旦那の実家のお雑煮は、出汁は干し椎茸。醤油、塩で黒豆が添えられます。
お餅はトースターで焼いてから、そこへお汁をかけるのです。
山奥から嫁いできたお姑さん、
「私らは山奥じゃったき、海の物はなかなか手に入らんかったがよ。だから出汁は干ししいたけ。昔からコレ!」と、おっしゃっていました。
お互いの実家の味の違いに驚きながらもそれぞれの味を楽しみました。
子ども達もどちらのお雑煮も大好きで沢山お餅を食べました(^^)
そして旦那の友人宅で沢山の友人達が集まりお正月のお祝い。
地元を離れ、なかなか顔を見ることが出来なくなった友人達がお正月に集まり、久しぶりの顔に喜ぶ声が沢山聞こえてきました。
高知の皆は男女問わずお酒に強い!
ビール消費量が全国でも上位の高知県。さすがです!(゜Д゜)
旦那の実家では親族が集まり、近況報告や色々な話に花が咲きました。
さあさあ、子ども達お待ちかねのお年玉(^^)
お義兄さんからお年玉をもらう時には必ず「今年の目標」を言わなければなりません。
「高校に受かる」
「成績を上げたい」
と次々に掲げられる目標。
そして我が家の長男の番。
「来年よりも勉強頑張ります!」
親族一同、一瞬間が空いた後大爆笑!
また笑顔が溢れたお祝いの席でした。
お正月三が日の締めくくりは、私と次男が大好きな太鼓!
『山田太鼓』の今年のお正月最後の祝い太鼓公演に、次男と末っ子を連れ見に行く事が出来ました。
力強い声と迫力のある音。
目の前で繰り広げられた演奏に鳥肌が立ちました。
沢山の笑顔と力強さを見る事が出来たお正月。今年の活力となり、自分が更に前に進めるよう強く願いました。
山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/
忘年会2013
2013.12.28
こんにちは、アカネです。
全国のサンタさま、この度はたくさんのクリスマスプレゼントのご注文、本当にありがとうございます!!
お子様は気に入ってくれたでしょうか?どんなクリスマスを過ごしましたか?
大きくなって自分の子供時代を思い出すとき、あったかい思い出の中にストローファームのおもちゃたちがいてくれたらいいなぁ、そんなふうに思います^-^
さて、クリスマスが過ぎ、怒涛のクリスマス大作戦も無事終わりをつげました。
26日から残業も無し。今までがとても忙しかったので、なんだか拍子抜けした感じです。
クリスマスが終わると、途端に年末が近づいてきますね。
年賀状、大掃除、新年の準備・・・。まだまだやることが山積みのまま年末となりますが、みなさんはいかがですか?
来年こそはもっと早くから年賀状を・・・と思いながら、結局ギリギリに(笑)。
また、年末といえば忘年会!
今年もストローファームの忘年会がありました。
場所は安芸市にある“魚里(うおり)”という居酒屋。初めての場所でしたが、木がふんだんに使われた内装は趣があってとっても素敵でした。
魚里という名前だけあって、お料理も海の幸尽くし。鯨の煮つけ、カラフル海鮮鍋、巻き貝の塩ゆで、ヒラメのお刺し身、天麩羅、お寿司などなど。
どれも新鮮でとってもおいしかったです。
ブログ用に写真を撮ろう!と思っていたのですが、おしゃべりに夢中になって気づいた時はお料理はほとんど食べ終わった状態。ならば帰りにたくさん飲み食いした様子を撮ろう!と思っていたのに、すっかり忘れて結局写真は撮らずじまい。
すごいのが、ストローファームの忘年会は毎年社長のおごりということです。
今年もたくさん食べて、飲んで、笑って、楽しい忘年会を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました!!
その後は、女子ばかりで二次会を計画。ストローファームのスタッフたちはみんな仲がいいけど、仕事以外で会うことってほとんどないんです。ですから二次会は初めて。
喫茶店でめいめいが飲み物やデザートを頼んで、まったりとおしゃべりに興じました。
終ったのは11時半ぐらいでしょうか。
忘年会と二次会、とても楽しい夜でした。
さて、いよいよ年末です。
ストローファームの制作作業は26日で終了、職人たちは冬休みに入ります。12月28日~1月5日までは出荷作業もお休みです。
また来年もみなさんへ素敵なおもちゃをお届けできるよう、職員一同頑張っていきます^-^♪
トモ家のクリスマス
2013.12.28
こんにちは!トモです。
クリスマス(^^)!全国からの沢山のご注文ありがとうございました!皆様の周りに素敵な笑顔が見られましたでしょうか?
今頃、ストローファームで生まれたオモチャ達が活躍してくれてるのかな?楽しんでくれているかな?
そう考えるだけでなんだか嬉しくなってしまいます。
そんな私のクリスマス...
「末っ子にクリスマスプレゼントを作りたい」
そんな私のワガママにヨーコさんが「いいね!作って作って(^^)」と言ってくださり始まった今年のクリスマスプレゼント作戦。
萩野さん夫妻に木材を譲って頂き、お昼休みを利用して少しずつ制作することに。
どうやって作ろう?色々練っているだけでワクワクが止まらずニヤけてしまう。頭の中ではもう末っ子がプレゼントを開けて興奮する顔が見える!
「それ絶対サンタさんやないってバレるろ」と言われても私の妄想は止まらないヽ(´∀`)ノ
残された時間は少なく、頭で描いた物が完璧に再現できるのか不安もある中制作開始。
数日かけた制作作業。ラストに焼きペン、オイルも塗らせていただいて完成!乾くのが楽しみー(●´艸`)
クリスマスの日は足早に帰宅。
末っ子へのプレゼントはすぐに隠しました。見つからない事と喜ぶ顔をみられますように!と願いながら...
今年は仕事をお休みを取ってくれた旦那が張り切ってパーティの準備をしてくれました。沢山のご馳走に益々気持ちが高ぶります。
トモ家では初めてのクラッカーに子ども達もドキドキしながらパーン!!
クラッカーをやれなかった末っ子が激怒。号泣から始まったクリスマスパーティでした。
すぐにお腹も心もいっぱいに。
あとはプレゼント~
夜。子ども達が寝静まった後にパパサンタがウキウキしながら子ども達のベッドのそばや玄関にプレゼントを置きました。
「喜んでくれるといいね(^^)」
そう言って私たちも布団に入りました。
がっ!!
午前3時。
「ねえ!サンタさん来たかな?!」
次男の声。
「まだ来てないかもね。見てしまったらプレゼントもらえんなるき寝よう」と私は寝ぼけながら答えました。
午前4時半。
目を覚ますと私の目の前には3人の子ども達の顔。
「サンタさん来たかな」
えー!まだ4時半やでぇー?( ;´Д`)
しかもプレゼントはベッドのそばにあったはずなのに、張り切りすぎた子ども達の目には入らなかった様子。
「皆で家の中さがしてみたら?ベッドとかさ。」
と言うと猛ダッシュして行った子ども達。
「眠いなぁ。もう一回寝ちゃおうかなー。ウシシシ」
と布団に入ると、間もなくして聞こえてきた子ども達の叫び声!
「見てー!見てー!!」
と目を輝かせて嬉しそうに見せてきました。
あまりの盛り上がりに旦那も起き、「良かったねー」と一通り喜びを共感すると旦那は再び布団の中へ。
プレゼントを手にした末っ子。
袋を開けまず箱に入れたお菓子に興奮。そして私が作ったプレゼントにも喜んでくれました。良かったー!
準備からバタバタでしたが、ホッとした暖まる時間に私も嬉しかったです。
「良かったねー!良いもん作ってもらったねー!」と長女。
「もういいき。サンタさんは親やろ?」と長男。
いつまでもサンタさんを信じてもらいたいと願っていたトモ夫婦でしたが、来年はどうなるかな...
ごめんなはり線!
2013.12.25
こんにちは、トモです。
毎朝キンと冷える空気に布団から出るのが嫌になっちゃう季節。だんだんと起きあがる時間が遅くなり、忙しい朝に拍車をかけています。
ストローファームではストーブフル稼動で、忙しいスタッフに温もりを与えてくれています。
工房は毎日大忙し!
全国から沢山のご注文ありがとうございます。スタッフ一同心を込めて作らせていただきます(^^)
さて先日、ちょいと気分転換でもしよう!と、子ども達と『汽車』に乗ってきました。
汽車と言っても蒸気機関車などではなく、高知県の南国市後免駅から安芸郡奈半利町をつなぐ『ごめんなはり線』。
周りは皆なぜか『汽車』と呼びます。
電車のように電気を使い動くのではなくディーゼルで動きます。
ごめんなはり線の汽車が来ると、その音はまるでバス。ブルルーンと音を立てながら発車します。
今回私と汽車の旅をお供してくれたのは次男と末っ子。
普段は車ばかりで、走る汽車に憧れていた末っ子は大興奮でした。
私も久々の汽車に実は緊張していました。
なぜならごめんなはり線は『運賃箱』にお金を入れないといけないから。
昔からバスの運賃箱が苦手な私。走るバスの中で両替しなきゃいけない時なんて全身の血が引くほどです。
早めに駅に着くと早々に運賃を確認!
そして財布の中も確認!...小銭不在!
何とかしてくずしておかねば、、、
ワクワクする子ども達に笑顔で
「ねぇ、まだ時間があるからさ、飴ちゃん買いに行こっか?」
と話しかける私。何ともいえないアニメのような表情になる子ども達。
「なんでー?なんでー?」
と凹む末っ子を抱っこして飴ちゃんを買いに行き、無事小銭もget♪
駅に戻ると時間も土佐弁で言うぼっちり。(ちょうど良い)
汽車が来たよー!
私たちが乗ったのはデッキ付きの汽車。
風を感じながら景色をながめることができます。(トンネルではご注意を。えらいことになります(^^;;)
最高じゃないか!とウキャウキャする私に少し引く息子たち。
「寒い~」「怖い~」
乗る季節もまずかった。そりゃ寒い´д` ;
早々にデッキを切り上げ車内へ。子ども達はニヤニヤしながら外を眺めていました。
駅に着くとそこは有人駅。
そう、運賃箱の出番無し。
到着した駅の周辺をお散歩してからまた帰りも汽車に乗りました。息子たちまた大喜びヽ(´∀`)ノ
今度は駅で切符が買えるから母ちゃんも自信満々!
帰りの汽車は何と2両目がイルミネーション列車でした。
恥ずかしがり屋の息子たちはイルミネーション列車に乗ることを拒み、トンネル内でキラキラ光る後ろの車両を興味深そうに眺めていました。もちろん一番興味深そうにしたのは私。
機会があればぜひ乗ってみたい!
興奮しすぎた末っ子は帰りの汽車で夢の中へ。
暖かな日差しが差し込みポカポカする車内でとても気持ち良さそうな顔で眠っていました。
ちょっとした気分転換もなんだか冒険したような気持ちになり、いっぱい元気を充電出来ました。
「またいこねー!」
末っ子が駅を見るたびに言う毎日です。
ストローファーム一押しケーキ!
2013.12.24
こんにちは、アカネです。
いよいよクリスマスですね!!!きっと子供たちは日本中にあふれるクリスマスムードにわくわくしながら、25日の朝を楽しみに待っていることでしょう。
「お願いしたものをちゃんと届けてくれるかな?」「今年こそサンタさんを見れるかな?」「もしサンタさんが来てくれなかったらどうしよう・・・。」
なんて、期待とちょっぴり不安が入り混じった子供たちの心情を想像すると、なんだかこっちまで楽しくなります^^
さて、クリスマスの楽しみといえば、もう一つがケーキ!
夢がいっぱいのクリスマスケーキのカタログを見ているだけで幸せです。
皆さんは、今年はどんなケーキを注文されているのでしょうか。手作りの予定の方もいますよね。
実は、ストローファームにもイチオシのケーキがあるんですよ!
お洒落で、ボリュームがあって、しかも材料は全て国産の、当店おススメのケーキでございます。
とはいってもストローファームは木工所・・・。
ケーキなんてあるのかですって?
どんなケーキかというと。。。。
そう、“ままごとセット”の中の、いちごのショートケーキ!
磁石でぴたっとくっついています。材木は上から順に
草木染フェルト・いちご
ヒノキ
スギ
サクラ
ヒノキ
となっています。
重ねている順番を変えて、いろんなケーキを連想してください。例えばレアチーズケーキや、スギの黒さを生かしてチョコレートケーキなど・・・。
苺はしっかりと固定してあるので取り外しできません。
実は、最初構想の段階では苺も磁石でくっつけるようにしようかと考えていました。その方がはさんであるスギにくっつけたり、苺なしのケーキにしたりと想像の幅が広がるからです。
でも、もし小さなお子さんが飲み込んでしまったら・・・。
そう考えて苺は固定することにしました。
もちろん、角は全て磨き、力を入れて握っても痛くないようにしてあります。
草木染のフェルトは、毎回届いたものが色が微妙に違うんですよ。
写真の苺は薄ピンクでへたも黄緑色っぽいですが、濃ゆいピンク色やへたが緑色のときもあります。きっと染め用の植物を採った時の季節や場所で、色に差が出るんでしょうね。その辺も面白いなぁとおもいます。
プレゼント、ケーキ、ご馳走、イルミネーション・・・。
わくわくがいっぱいのクリスマスまであと少し。
24日の晩ご飯は、どのご家庭でも子供たちの最高の笑顔が弾けることを願っています。
ふたご座流星群
2013.12.19
こんばんは、アカネです。
12月14日はふたご座流星群が降ってくる日でした。少し寒かったですが、毛布を身にまとって頑張って夜空を見上げてみました。
満月の前の月が明るく輝き、星を見るには絶好の日というわけにはまいりませんでしたが、それでも5つ流れ星を見ることができました。そのうちの一つはとても明るくて、1秒未満長い尾が残りました。
私にわかる星座はオリオン座と北斗七星だけ。もっといろんな星座を知っていれば、もっともっと楽しめたのにと少し心残りも。でも、あの大きな流れ星は一生忘れないでしょう。
もっと流れ星を見たくて15日の早朝も夜空の下に行きました。月は落ちて、深夜には見えなかった星がたくさん輝いていました。その時も3つほど星が流れるのを見ることができました^^
一人で星を眺めていると、友達と見上げた夏の夜空や、月食や、山の上で見た満天の星空を思い出します。
もし、親しい人と深い話がしたかったら、星空の下がおススメです。
星は人の心を落ち着かせてくれます。
相手の顔も自分の顔も気にしなくていい、ただ見えるのは星空だけです。
思い出話にふけったり、悩みを告白したり、宇宙について想いを馳せたり・・・。
そうして過ごしたとても豊かな時間は、日常の喧騒に紛れてしまっても、星空の下に立ったとき思い浮かんできます。星は、人を謙虚にさせてくれるのです。
冬の夜風は寒いですが、冬は一等星が最も多く輝くとき。
防寒をしっかりとして、家族で星を眺めてみませんか?少し大きなお子さんなら、あと後一緒に星を調べたり、星座の物語についてお話ししたり、宇宙の本を読んだり。いろいろと広がりそうですね。
また、小さなお子さんですと夜空をトナカイのひくそりに乗ってかけてゆく、サンタさんの話に興味をひかれるかもしれません。
さて、ストローファームの星のおもちゃと言えば、“カタカタ”。
お月さまとお星さまがあります。枠は桜の木で、丈夫ですべすべ。中のお月さまやお星さまがくるくる、カタカタ回ります。
0歳児が初めて触れるおもちゃとして最適です。
流れ星に願いをかけると叶うなんていいますよね。また、中東では月は優しさや慈悲深さの象徴です。
お子様の幸せな成長を願うおもちゃです^^
この時期、街はイルミネーションで彩られ、地上に星座が降りてきたかのようです。お家をイルミネーションで飾っているところもありますね。
でも、たまにはみんなで星や夜空に触れてみませんか^^
ゆっくり、出汁心。
2013.12.18
こんにちは、アカネです。
皆さん、お料理は好きですか??私はめんどくさがり屋なので自分のためにはほとんどしませんが、食べてくれる人がいると張り切っちゃいます。
煮る、焼く、揚げる、和える、漬ける、干す、生…と料理法も食材も無限の日本は本当に恵まれていると思います。
そんな私が最近になって始めたこと。
それは基本中のキですが、「きちんとお出汁をとる」こと。
今までは夫が白だしなんかを買ってきて、それを使ってお汁や煮物などを作っていました。また白だしを買う前は、鰹節や煮干をぐらぐら沸かせていました。沸騰させてもさせなくてもそんなに味の違いはないだろう、大げさな、と思っていました。
ところがある日家中をぴかぴかに掃除したとき、心に余裕が生まれ、料理のときにお出汁をちゃんととってみようと思い立ちました。
煮干を二匹と昆布をひとかけ。二人分なのでこれで充分かと。
ゆっくりと沸かしてから、沸騰させないように気をつけて、よく出汁が出たと思ったら煮干と昆布を取り出します。
昆布は刻んでお汁やきんぴらの具にしたり。煮干は猫のおやつに。
この間他の料理も同時に作っているので、お鍋の様子を気にしながらの作業です。私は一度に複数のことを進行させるのが苦手なので、気持ちに余裕がある状態で作らないと失敗しがちです。
お出汁をきちんととると、自然に他の料理も丁寧にするようになります。
ゴマは指で潰すんじゃなく、すり鉢とすりこ木で香りを出して。
煮物の仕上げに柚子の皮を刻んで乗せて。
むいた野菜の皮でもう一品。
こんなふうに。
この、食材にも、食べる人にもゆっくりと向き合う、そんな余裕のある心を私は「だしごころ」と名づけてました。
丁寧にお出汁をとってみた夕食で、夫がお汁をすすって驚きの声をあげました。
味にとっても深みがあるのです。身体に染み込んでいくようなおいしさです。具もおいしくまとまっているし、ねぎが出汁や味噌の味を引き締めてくれています。
こんなにも違うものかと、本当に驚きでした。
今人気のNHKの朝ドラ「ごちそうさん」にも、主人公が何種類ものだし汁を用意して、味を比べてみるというシーンがありました。
さすがにそこまではこだわれませんが、出汁の力を今更ながら実感しました。
今回私が書いたことは、多くの皆さんにとっては当然のことだと思います。もっと出汁にこだわっている方もいらっしゃることでしょう。
私も「出汁心」が当たり前な状態でいられるように、日々心に余裕を持って生きていきたいものです。少なくとも、出汁をとる時間がそれを思い出させてくれるでしょう。
消滅のアイソン彗星に願いを
2013.12.17
アカネです。
私はとっても冷え性で、昔は冬も秋も大嫌いだったのですが、今は冬もそれなりに好きになっています。(秋は大好きです。)冬は食材が長持ちするし、乾物を作る楽しみや、冬ならではの美味しい食材など楽しみもいっぱいです。
そして冬の楽しみの一つが夜空。
寒くてなかなかゆっくり見上げるというわけにはいきませんが、今年の11月は早起きして夜空を眺めた方も多いんじゃないでしょうか。
そう、アイソン彗星を探して。
天文ファンではない私は結局アイソン彗星を観ることはかないませんでしたが、先ほどのNHKの番組―国際宇宙ステーションと中継を結んでアイソン彗星のことを解説していた―は充分楽しめました。
アイソン彗星、消滅しなければ今頃は(12月上旬)太い尾をたなびかせた彗星がはっきり見えていたはずだったのです。
NHKの番組では、彗星の消滅のメカニズムやアイソン彗星が生まれた場所などをとてもわかりやすく解説してくれていました。私なりに要約しますと、アイソン彗星は太陽系の端っこからやってきて、100万年の年月をかけて宇宙を漂った後太陽まで接近し、太陽の熱で内部の氷が解け、陥没する形で崩壊してしまったということでした。
時間も、距離も、広大な宇宙で起きた、彗星の儚い消滅がなんとも印象的でした。
もうひとつ、私が印象的だったこと。
それは因果です。
さらに番組の解説を要約いたしますと、もともと太陽系の中には無数の彗星が散らばっていました。木星や海王星などがお互いの重力の作用によって、太陽系の外側に移動していくと、彗星たちも木星の重力に弾かれるような形で、太陽系の端っこまで飛ばされたということです。
このように宇宙の中でも原因と結果があり、さらにその結果が要因となって新たな作用が起こり、それによって他の何かが影響を受け・・・ということが果てしなく続いていくわけです。
それは地球の中を見ても同じです。
大陸の移動が環境や気候を変え、生き物たちの進化を促し、今の私たちがいます。
そして人間の歴史もそうです。
大航海時代というのは、もともとは寒冷期の頃の貧しかったヨーロッパの人々が、なんとか国を立て直そうとして資源を他の国々に求めたのがきっかけですし、今の世界のカタチもその上に成り立っているのです。
そして文明の歴史では、少数のエリートが自分の国や他の国の行く末を変えてしまうことが何度もありました。もちろんそのエリートたちもいろんな人や環境の影響を受けて育ってきたわけですから、もしかしたら私でさえも、のちの支配者たちにどこかでなんらかの影響を与えるかもしれません。
それは、例えば私のしたことや言ったことが友人に影響を与え、その友人の家庭や子供へ影響が伝わり、その子供のお友達の将来に何らかの形で出てくるとか・・・
例えば私が書いた文章をどこかの誰かが共感してくれたとして、その誰かの自己表現のきっかけになったりして・・・さらにその人の表現したことがより多くの人の心に響いたり・・・。
私個人のしたことは、やがては見えないぐらいに薄まってしまっても、いい影響も悪い影響も、しばらくは人の間で波紋のように伝わっていくのではないでしょうか。
それならば。
私は少しでも周りの人たちをいい気持にさせたいし、周りから伝わってきた悪い波は私の所で止めたい。世間は悲しみでいっぱい。でも悲しんでいる友達を少しでも楽にしてあげたい。そんな人になりたい。
消滅したアイソン彗星を想って、そんなふうに感じました。
*写真とアイソン彗星は関係ありません。