鶏、飼いたい。
2014.3.3
こんにちは、アカネです。(写真は“干支パズル”の酉です。)
私ごとですが、鶏を飼うのが私と夫の長年の夢でございました。
私が子供の頃には、近所ではどの家も鶏を飼っていて、鶏や卵を交換して、自分の所で雛を孵していました。
私も、親鶏が飲まず食わずで何日も卵を温める姿や、雛を守るために天敵にすら立ち向かっていく姿、儚くも死んでしまう雛の姿を見て育ちました。
それで、「動物と共に生きる暮らし」というのを、自分が大人になってもしたいと思っていました。
そして、ついにそんな我が家にも鶏がやってくることになったんです!!!
協力者は、大家さんと社長。
二人の神のようなご好意のおかげで、雄の地鶏と雌の後藤もみじという鶏を手に入れることができました。(社長がくださったのが後藤もみじです。)
実は、雄鶏だけ先に小屋で飼っていました。仲間たちと離れ、1人小さな小屋で淋しそうな雄鶏。
コイツのために、早く雌を入れてあげたい!
社長が忙しい合間をぬって、後藤もみじを段ボールに入れてくれました。
初めての場所で慣れるかな?パニックを起こすんじゃないかな?雄鶏と仲良くなれるかな・・・?
と、不安もいっぱい。
いざ段ボールと共に小さな鳥小屋に入る。
「コッコッ!コッコッ!!」
すでにパニックを起こしかけている雄鶏。
ゆっくりとガムテープを外し、蓋を開けてやる。
ぬっと首を出す後藤もみじ。(後藤もみじ、デカっ。)
そろりと段ボールを傾けると、自らピョンと飛び出しました。
パニックになって鶏小屋ではばたきまわる雄鶏!
の、横でそっこー地面を蹴って餌をついばみ始める後藤!!
まるで元々ここが我が家だったかのような落ち着きっぷりではないか!?
なんという貫録。
結構高かった鶏餌には見向きもせず、地面ばかりを掘り返しています。どんだけマイペースなんだあんた。
雄はやっぱり嬉しかったようで、「コッコッコ。」と声を出しながら、差し入れしてあげた雑草をついばんでは地面に落とし、雌の気をひきます。
・・・ハイ、やっぱり完無視ですね、後藤さん。
その後、1人で雑草をむしゃむしゃ食べるようになった雄鶏でした。
でもでも、後藤もみじをいただくときに、社長が言っていたことが気になります。
「改良種はあんまり卵を温めんで。」
本当か!?
“子孫を残す”という、生物にとって根源的な本能すら、品種改良は凌駕するということか!?
ネットで調べてみると、やはり採卵用の鶏は卵を温めようとしない、と書いてありました。現在は年間300個も卵を産む鶏が誕生していて、後藤さんもその成績を誇る、エリート中のエリートでした。(すげーーー。)
しかし、本当に本能は消えているのか?
温められるように卵を残してあげたことがあるのか?
それはどれだけの数の雌で検証したのか?
ネットにはそんなこと書いてありませんでした。
でも、実際に社長が経験で言っていることです。卵を取りに行けない日もあるでしょう。卵があるのに雌が温めようとしない、そんな姿を見ているのでしょう。
確かに人間も、排卵を止めることなんてできません。
後藤さんも、「次々身体の中で卵ができるもんだから、産むしかないのよ!温めてられないのよ!!」ってことなんでしょうか。
私、決めました。
後藤さんが思わず卵を温めたくなるような、そんな巣箱を研究します。
巣箱には赤いのれんを垂らすといい、なんて情報もゲットしました。
垂らしてやろうじゃないの。
赤でもハート柄でも小悪魔系でも、母性本能が沸き立つ巣箱にしてあげようじゃないの!!
と、いうわけで、続きはこうご期待ください(笑)
働く男と車たち!!
2014.2.27
こんにちは、アカネです。
ストローファームの南前の田んぼは、現在、急速に姿を変えております。
二階建てのアパートが建つとのことで、いろいろな車両が入ってきては、忙しく動き回っています。
なんでも、今年になって整地とか始めたのに、三月にはもう出来上がるそう。期日までに完成させるために、大工さんたちは雨の日も土曜日もずっと働いています。
パーツは全て工場で出来ているようで、現場では組み立てるだけです。驚くようなスピードでアパートが建ってゆきます。
外観そのものは二週間ぐらいで出来上がり、現在は内装作業に入っているようです。
田んぼが一つ消えてしまうという寂しさはありますが、大工さんたちの仕事ぶりに私もトモさんも興味津々。
大きなクレーン車を巧みに操って、機材を移動させる運転手や、それを下で細かく支持する人、ダンプカーを細い路地にすんなり入れる人など、機械を動かしている人は、とてもかっこよく見えます。
特に、トモさんとスタッフのOさんは乗り物が大好き。クレーン車やショベルカーに萌える毎日です。
そんなOさんは、ストローファームのおもちゃ“はたらくくるま”シリーズをほとんど一人で作っています。
この“はたらく飛行場”と“はたらく自動車”が去年できたばかりのとき、車好きの二人は大盛り上がりでした。
「他の乗り物も提案したら商品にしてくれるのかなぁ♪」
とトモさん。
「戦車がいいな~!!」
「あたしヘリ!!」
と、二人でキャッキャウフフな世界を繰り広げておりました。
・・・戦車とヘリて。
そんな物騒な。
それは無理やろう。
「アカネちゃんは!?」
無邪気に聞く二人に、私はきっぱりと言い放ちました。
「潜水艦ッ!!(キラキラ)」
・ ・・というエピソードは置いといて。
乗り物は、だれをも惹きつける魅力がありますよね。
パトカーや消防車といった、暮らしを守る車。
クレーン車やショベルカー、タンクローリーなどのような、大きくて力持ちの車。
新幹線やリニアモーターカーのような、長くて速い乗り物。
はたまた、飛行機や船などのような、地面の上ではないところを動く乗り物・・・。
私も大きくて無骨なデザインの乗り物が大好きです。
そして、それを操る人たちの姿は、誇りがあって、かっこよくて大好きです。
四月から、目の前のアパートに新しい人たちが越してくるのでしょう。新しい住人たちの新生活を、応援したい気持ちでいっぱいです。
桜便り
2014.2.24
こんにちは、アカネです。
まだまだ寒い日本全国のみなさまに、高知から一足早く春のお届けです*^-^*
ストローファームの番犬まめたと、お昼の休憩中にお散歩してきました。
元気よく走るまめたと私。
工房の中は寒いけど、外はよく晴れてあったかでした。まさに小春日和。
今回行ったのは、ストローファームの北にある小川沿い。水量は少ないけれど魚もいるし、川の周りは田んぼと山で、私の好きな散歩コースです。花もたくさん咲くんですよ。
家々の周りではスイセンが香り、畦道では菜の花が金色に輝き、ホトケノザが畑をピンクの絨毯で覆っていました。
野山は急速に春支度を早めています。
折り返し地点の橋に近づくと、なにやら花盛りの木が二本。
ピンク色の花がもこもこと咲いた枝を、青空いっぱいに広げています。
近づいて確認すると、やっぱり!
なんと2月の下旬に桜が花盛りです!!
意外に思われますが、冬に咲く桜というのはいくつかあるようです。
『青い山脈』でも歌われている雪割桜や、静岡県河津町で発見された河津桜、またその二つの親とも考えられている、寒緋桜(カンヒザクラ)などがあります。
この桜にはミツバチがブンブンと飛び回っていました。種ができる種類なのでしょうか。
まだ樹齢の若い木のようですが、これからぐんぐん大きくなり、川面にその姿を映すようになるのでしょうね。
とても楽しみです。
ゲリラ豪雪が襲った今冬の日本。
まだまだ油断は禁物ですが、桜は私たちの心を暖かくしてくれます。もう少しだけ寒さを我慢すれば、花いっぱいの春に包まれるはず。
みんなで元気に春を迎えたいですよね。
そしてお家の中で少しでも早く春を感じたいという方には。
ストローファームの桜の花びら箸置きはいかがでしょう。
五つセットで、桜の花びら型にてお届けします^^
これ、木材も桜なんですよ。
今からの時期、来客者に喜ばれること間違いナシ!
また、もう冬にうんざり・・・なんてしているご家族の心をきっとほころばせてくれるはず。
お花見にもちょっとエコに、my箸と一緒にこの箸置きを持参してもいいかもしれませんね。
そんな春への楽しみをいっぱい感じさせてくれる箸置きです。
みなさんは、春になったら何がしたいですか?
どんな服を着て、どこへお出かけしたいですか?
どなたと一緒に過ごしたいですか?
考えるだけで楽しくなってきませんか*^^*
さあ、うきうきとわくわくがいっぱいの、春がすぐそこまで来ていますよ。
ケガにご注意
2014.2.21
こんにちは、アカネです。
連日雪の被害のニュースが続いています。一刻も早く集落の孤立状態が解消され、みんなが日常に戻れることを願うばかりです。
話は変わりますが、ストローファームで日々注意していることといえば、それはケガです。
糸ノコで指をケガ。
ドリルで指をケガ。
サンダーで指をケガ。
トリマーで指をケガ。(トリマーは角を落とす機械です。これでケガすると洒落になりません)
とにかく指を怪我することが多いです。
怪我というのは、特別ぼーっとしていなくても、一瞬のうちにおこるものですよね。
例えば糸ノコの怪我。
糸ノコというのはノコギリの刃がついた細い針金が上下に動き、それに板を当てて角度を変えながら切っていきます。
板が大きければ、板の重みで力を入れずに切っていくことができます。でも、おもちゃを切り取っていくうちに、板は小さく軽くなります。すると、糸ノコの振動に負けないように、指先に力を入れて板を抑え、切る角度を変えなくてはなりません。
そして、板が思わぬ跳ね方をして、力を入れて強ばっていた指先はそのまま糸ノコにずぶり。
またドリルでの怪我は、おもちゃを回転しているドリルに逆らって固定し、開けたいところに穴を開けるわけです。
糸ノコのときと同様、穴を開けたいものが大きければ安全ですが、小さいパーツになればなるほど危なくなります。ドリルと指の位置が近くなりますし、パーツがドリルの回転に巻き込まれやすくなるからです。
ですからドリルで小さいものを開けるときは、特別気をつけています。
サンダーでの怪我。
ストローファームのおもちゃは細かいところまで作っているので、サンダーでミリ単位で角を落としたり磨き上げたりしています。
そのため、寸分の狂いで親指の関節や指先がサンダーに当たってしまうことも。
特にストローファームで働き出したばかりの頃は、磨き方の力加減や角度がわからなくて、指先をよく怪我していました。
そして、怪我をしたときに思う事。
もう何年もここで働いているのに、いまだに怪我をしてしまうどんくさい私。(たまにですよ、たまに。)
しかもだいたい左右の人差し指。いったい今までに、私の人差し指はどれだけの破壊と再生を繰り返してきたのでしょう。
五味太郎さんの人気絵本、“ゆびくん”。
少年の日常を、擬人化した指から見つめた内容です。
怪我をすると、必ず思い出すこの絵本。
私の人差し指がしゃべったら、きっとこう言う。
「また切ったが!?
あんたね、いい加減にしいや!!どれっぱぁ怪我したら気が済むが!?
もう再生してやらん!!!」
ごめんね、指さん(T_T)
たぶんこれからも切ったり擦りむいたりするトロい私ですが、できる限り大事にしていきます!!
山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/
2歳の末っ子ヽ(´∀`)ノ
2014.2.20
こんにちは、トモです。 末っ子只今2歳10ヶ月。下の子はいつまで経っても親は赤ちゃんな気分が抜けないですね。
先日体調を崩し「耳痛い」と訴えてきた末っ子。そりゃあ大変だ!と診察券を机上に出し、仕事へ行く準備をしていた旦那に「ついでに耳鼻科の予約をしていってほしい」とお願いしました。 「あれ?診察券ないやんか」と旦那。 「そんなはずないよ。今机に、、、あれ?無い!!ここに置いたのに!」
机の周りを探すトモ夫婦を挙動不審な態度で眺める末っ子は、実は耳鼻科が大嫌い。 「まさか...?」と末っ子を見ると末っ子の顔は慌てた表情に変わり 「ちーがーうー!」「いーやーあー!」と叫ぶ叫ぶヘ(゜д゜)ノ 違うんだと信じてあげたい。しかし明らかに怪し過ぎる。末っ子の嫌がる方向へ歩んでみると、納戸の奥に診察券発見。必死で抵抗する末っ子。 診察券を持ち仕事へ行こうとする旦那をポスポス叩く姿に可愛さのあまり笑いが止まらないトモ夫婦でした。 赤ちゃんだとばかり思っていても、やっぱり言う事する事が成長していてビックリする毎日です。
そんな末っ子、最近はオモチャでの遊び方も変わってきました。 大好きだった音が鳴る、積み重ねる、崩れる、ということから、人を誘ってのごっこ遊びも好きになってきています。お喋りも上手になりごっこ遊びのやり取りは楽しくて、 「かわいいじゃないか!ちくしょーう!!」 と、空に向かって思い切り叫びたくなるほど可愛さを感じる瞬間も沢山。
おふろでちゃぷちゃぷはお部屋でお買い物ごっこにも使われます。ちょっとした小さな袋にお魚を一匹入れ、「どうぞー」。私はお金に見立てたコインのオモチャを末っ子に渡します。 「あいがとーございまちたー」とニヤニヤ。 私が「クジラをくださいなー」と、それぞれの名前を言うと、またお魚の名前を覚える事もでき、相手が欲しい物を子どもが探して渡すという成長も見ることができて、その可愛い仕草にメロメロ(*´∀`*)
大工道具もそれぞれの道具の使い方がわかってきて上手になり、「ちょっとお待ちくだちゃいね」と言ってブロックやねじを使い色々作って見せてくれたり。
この間はトンカチでジャングルジムの補修ごっこをしていました。
月日を重ねるごとに変わる遊び方に、私もワクワクしながら付き合います。 家事や色んな事で忙しい時も多くオモチャに頼る時間も沢山ありますが、子どもは自分で色んな遊び方を考えて披露してくれるので感心します。
あと2ヶ月で3歳になる末っ子。 これからも沢山遊んで手から伝わる木の温もりをいっぱい感じてもらいたいと思います。 末っ子よりも、そして私よりも長い時間を山で過ごしてきた木たち。きっともっともっと沢山の可能性を秘めているのでしょうね(^^)
ちびっこ大工道具セット http://yamanokujira.jp/fs/yamanokujira/toy/t002
バレンタイン・デー♥
2014.2.19
こんにちは、アカネです。
みなさん、どのようなバレンタインデーを過ごされましたか?
私はクッキーを作りました!!
木で。
これはストローファームの商品“ままごとセット”のクッキーです。
とってもおいしそうでしょ☆
磨いているときもなんだか本物のクッキーに見えてきたり。。。
ままごとセットには、女の子、男の子、星、ハートの形のクッキーが、それぞれスギとヒノキの二種類ずつ入っています。
「お父さん(おじいちゃん)、クッキーどうぞ♡」
なんて娘さん(孫娘さん)からプレゼントされたら、例えままごとでの遊びといえど嬉しくなってしまいそうですね。
「ままごとのおもちゃが一つ無くなってしまった」「ぺろぺろキャンディがもう一つあったらきょうだい喧嘩をしなくていいんだけど・・・」なんて、ままごとセットのおもちゃを別売りして欲しい場合は、HPのメールからご相談くださいね!^^
ストローファームのバレンタインは、スタッフみんなで相談して社長にお酒をプレゼントしました。
銘柄は、社長の好きな高知の地酒、「南」。
すっきりしてて、フルーティで、お酒の飲めない私でも美味しく感じられるほど。私も県外の方への手土産によく買ったりしています。
さて、こんなバレンタインですが、起源を少し調べてみました。
バレンタインは、ローマに実在したキリスト教司祭の名前です。
三世紀ごろローマ帝国では、兵士の結婚を禁止していました。バレンタインは結婚を望む兵士に密かに結婚式をとり行っていましたが、ついにローマ皇帝に知られてしまいました。
その頃キリスト教はまだ目新しい異端の宗教。急速に信者を増やしてゆくキリスト教と信者たちは迫害されていました。
そしてついにバレンタインが処刑されてしまった日が、2月14日だということです。
このバレンタインにちなみ、キリスト教では2月14日は恋人たちが贈り物をする日として定着しました。
ちなみに、日本では主に女性から男性へチョコレートを渡す日、となっていますが、アメリカでは男性からも女性からもプレゼントを渡すそうです。
バレンタインのことを調べていて、おもしろかったのが韓国!
なんと韓国には、バレンタインにもホワイトデーにもプレゼントをもらえなかった人たちが、4月14日に黒い服を着てチャジャンミョンという料理を食べる、ブラックデーなんてものがあるんだそうです!
これはおもしろそう(^▽^)
チャジャンミョンとはどんな料理かというと、薬味を黒味噌で炒めた黒いソースを麵にかけたものだそうです。
さてさて、みなさんはどんなバレンタインデーを過ごされましたか?
むいむい。
2014.2.18
こんにちは、トモです。
寒さは厳しい毎日ではあるものの暦の上では春となり、学校や園では卒業、卒園式の話もチラホラ聞こえてくるようになりました。
子どもの数が少ない地域。どの子の存在も身近に感じ大切な地域の宝物。旅立ちの時は嬉しさと寂しさが入り混じります。
今年、我が家には旅立ちの時を迎える子どもはいませんが、越冬を待ち望んでいる仲間がいます。
それはカブトムシの幼虫です。
我が家の子ども達の熱望が叶い、昨年の夏に工房のスタッフN美ちゃんからオス4匹、メス1匹、計5匹のカブトムシをもらいました。
でも一つ問題が。
私、ゾゾゾ~っと鳥肌が立つほど虫が嫌いなのです。
でも大丈夫。子ども達は好きだもんねε-(´∀`; )
と期待したのも束の間、「さわれんー!」と子ども達がまさかの反応。
結局、見るのは好きだけど触るのはダメな子ども達に代わり、大量の汗をかきながら私がお世話をすることに。
ちょっと愛情を感じ始めた頃、カブトムシ達は天国へ旅立ってしまいました。あれほど苦手だったのに、庭に埋めてあげる時はちょっぴり寂しさも感じました。
「カゴも片付けようね」とカゴを持ち上げた私を見て子どもが顔色を変え指を指して大騒ぎ。
「何?何?!」と指を指したカゴの底を見ると
う、うわぁ...(; Д )
土の中に見えるいくつもの白い幼虫。
(好きな方にはたまらないでしょうが、私にとってはあまりの光景だったため画像は自粛させていただきました´д` ;)
恐る恐る調べてみると小さなカゴの中には10匹の幼虫が。
カブトムシ!凄すぎる!!
5匹はN美ちゃんのお家にもらってもらい、残りは我が家で育てることに。
カブトムシの赤ちゃん達が過ごしやすいように「ヒーヒー」言いながらインターネットで調べまくり、苦手と愛情の狭間に揺れる私。3歩下がって愛情を注いでいる子ども達。
ある日、土を足すためドキドキしながらカゴをあけ覗いて見ると5匹は個人(個虫?)差はあるものの、大きくなってくれていました。
覗かれたのが嫌でモゾモゾと土の中に潜り込んで行く幼虫たち。
「かわいいなぁ、お前さんたち(´Д`●)」
と、気付くと萌えていた私と子ども達。
春になればまた活動を始め、夏には成虫となり、また私は嫌な汗をかきながらお世話をしなければならないのでしょう。でもそれが今楽しみとなっているのが不思議でたまらないです。
ストローファームにも可愛い虫達がいます。それは『むいむいマグネット』。
つぶらな瞳でちょこんと冷蔵庫にとまっていると、虫嫌いの私でもついついちょっかいを出したくなる可愛さ。
園や学校、会社でもらう書類をこれで止めておくと目を奪われるので忘れずにチェックできちゃいます♪我が家の子ども達もむいむいマグネットが大好きで、よく触ったり遊んだりしていますよ。
虫好きさんにもオススメです(^^)
ケヤキのペンダント
2014.2.17
こんにちは、アカネです。
二月は映画をたくさん観ようと思っています^^
先日は友人大絶賛の、『ショーシャンクの空に』を観ました。きっとこの映画のファンもたくさんいらっしゃるはず。
悲しいシーンも、苦しいシーンもたくさんありましたが、どんなときでも最善を尽くすこと。そして夢見る心を失わないこと。
その大事さを教えてくれる、とても素晴らしい映画でした。
映画といえば、ストローファームと少しだけ関係がある作品があります。
昨年映画館に観に行かれた方も多いでしょう。
有川浩さんの、『県庁おもてなし課』。
錦戸亮さんと、堀北真希さんが主演で映画化されました。
実際に高知県庁に設けられた、“おもてなし課”という観光促進部署が舞台です。
おもてなし課職員の掛水と、民間の感覚を役所に取り入れるために雇われた、アルバイトの多紀。新しい部署に、職員はまだまだ手探り状態です。
二人は高知の資源を発掘しに、温泉や柚子で有名な馬路村へ行くことに。
その途中、安芸駅に併設されている地場産市場へ休憩に行く二人。
掛水がレジを終えて多紀を探すと、多紀はある商品に釘付けになっています。。。
実は、ここで実際に安芸駅に置いてある、ストローファームの商品が登場するんですよ。
文を少しだけ抜粋いたしますと、
“掛水がレジから戻ると、多紀は木工品のコーナーに貼りついていた。ひょいと後ろから窺うと、何やらレザーコードのペンダントを見ている。
「それ何?」
(略)
「ケヤキの端材を使ったネックレスなんですって。ちょっとかわいいなぁと思って」
ペンダントトップは丸や楕円形に削り出した端材で、四つ葉のクローバーや紅葉など植物から採ったモチーフがシャープに切り抜いてある。”
実際のペンダントがこちら。
多紀が選んだのは、桜の花を切り抜いたペンダント。
掛水は買うのをためらう多紀に、ペンダントをプレゼントしてあげたのでした。
映画では残念ながら無かったシーンですが、とても素敵な場面だと思います。
有川さんは取材で安芸駅に訪れたとき、ストローファームのペンダントに目を留めてくださり、多紀と同じように“木目の出方や色まで比べて”、じっくり観てくださったのでしょうね。
そしてこんな素敵なシーンを思いつくなんて、小説家の想像力って、本当に凄いです。
映画『県庁おもてなし課』を見たけど、小説は読まれてない方、または小説も読んだけどこのシーンを忘れてた、という方。ぜひ、小説を紐解いて、再びおもてなし課の世界を味わってみませんか?
ままごとセット
2014.2.14
娘さんの一才の誕生日プレゼントにご購入いただきました。(=^0^=)
「木のかおりに、やさしい手触りに、娘は箱から出したり入れたり、なめたりして夢中であそびます。」
箱にスッポリ入って、可愛らしいですね。
ストローファームのスーパーマン!
2014.2.14
こんにちは、アカネです。
今回は、ストローファームのスーパーマンのお話です。
ハイ、ストローファームにはスーパーマンがいます。ここでは“S”さんと呼びましょう。スーパーマンだけに。
Sさんは、ストローファームが忙しくてスタッフだけではまわらなくなった時、現れてくれます。たくさんの“おふろでちゃぷちゃぷ”の箱とともに。
彼専用の糸のこ台の横には、私たちがSさんに切ってもらいたいものが山積みになっています。
糸のこ台に陣取ったSさんは、休むことなく一定のペースでひたすら切り続けます。
Sさんが切ったものは、いつもキレイ。丸はまんまるだし、左右は対象だし、安定の巧さです。
そして早いという。
私たちは作業中いろんな仕事をしますが、Sさんはひたすら切るだけ。すごい集中力です。
Sさんに切るのをお願いするものは、コロコロや、歯がため、そろばんの玉、おふろでちゃぷちゃぷの網枠、カタカタ、ままごとのおにぎりやリンゴ型のまな板、つみきの丸など、多岐にわたります。
どれもぶ厚かったり、木が堅い種類だったりして、準備するときに「コレSさん疲れるだろうな…;」と思いますが、Sさんが切ってくれたものはほとんど修正がいらないくらいに整っているので、ついついお願いしてしまうのです。
「どうかSさんが心の中でブチ切れていませんように。。。」と願いながら(笑)
なにしろ、Sさんが切ってくれるようになって、丸いものや左右対称のものを磨くとき、ずいぶん時間のロスが無くなりました。
Sさんのスーパーマンっぷりはそれだけではありません。
最初に、毎回おふろでちゃぷちゃぷの箱を持って来てくれる、と書きましたが、社長が製材した板をSさんが持って帰り、自宅で組み立ててから、いつも100個近く持って来てくれるのです。
木目を揃えて箱を組む、というのがSさんのこだわり^^
ある箱は柾目ばかり、またある箱は赤身ばかりを組み合わせて作ってます。
中には、「この箱の模様すごい~!!」とスタッフで話題になるものも(笑)
Sさん、絶対この作業楽しんでる♪(*^皿^*)
また、Sさんは私たちが何も言わなくても、ざらざらになった木をサンダーに当てやすい方に組み合わせてくれたりと、よく考えてくれています。
Sさんはスーパーマンだから、いつもいるわけではありません。
Sさんが来てくれるのは週に一度だけ。
クリスマス大作戦の頃から来てくれていて、今も注文がひっきりなしなので続けて助けてくれています。
Sさん、いっぱい甘えてしまっていますが、本当にありがとうございます!!
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/