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「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども・・・」

2013.9.1

異常な猛暑から一転、ここ何日かで朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。
ストローファームの工房では、二台の大型扇風機がぐるんぐるん回っているのですが、扇風機をつけるのを忘れて仕事をしていたこともありました。
南北に開け放った窓から通る風も、なんだか涼しいような気がします。

こんな季節になると、自然に思い出してしまう歌があります。
平安初期の歌人、藤原敏行の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」という歌です。
時代は変わっても、季節を感じる感性は1000年前と同じなんですね^^
猛暑がもう終わると思うと、ほっとするような、でも年月の早さに焦りを覚えるような、そんなちょっぴり複雑な気持ちになる時です。
もう少ししたら、ストローファームの番犬・まめたとのお散歩で、風の音のほかにもたくさんの秋をみつけられることでしょう。

それにしても今年は暑かったです!!
いや、熱かった です!!!
高知県の四万十市では、最高気温が8月12日に41.0度を記録、その後も40度越えが三日連続で、日本一暑い市になってしまいました。
今年は猛暑に加えて渇水で、水辺の生き物にとっては本当に厳しい状況だったようです。
四万十川では鮎の姿が消え、四万十トンボ自然公園では、沼が干上がり、産卵もできない状況・・・。ヤゴも死んでしまったことでしょう。

四万十市だけではなく、畑の野菜も軒並み枯れてしまいました。
そういえば、実家の畑ではサツマイモのつるも枯れてたなぁ・・・(サツマイモって飢饉の時の救・・荒・・・作物・・・)

涼しくなるきっかけとなった何日か前の雨で、生き物たちは少しは持ち直せたのでしょうか。心配です。

さて、台風15号が近づいていました。九州、中国地方で雨が強まるという予報でしたが、いかがですか?高知では降ったりやんだりを繰り返しています。
幸い台風は消えましたが、雨雲はまだとどまるとのことです。