お気に入り(*´∀`*)
2014.2.13
お孫さんにご購入いただいたお客様から、画像とコメントをいただきました。
「生後50日です、歯が生えそうで木のオモチャを噛んでいます。(^^♪
気にいっている様子です」
春のわくわく☆フキノトウとお雛様
2014.2.11
こんにちは、アカネです。
庭に生えていた蕗の薹(フキノトウ)。
だいぶ花が膨らんできているのもありましたが、まだ食べられそうなものを五つ頂戴。
うち一つはさっと湯がいてから味噌と一緒に刻み、かまぼこに挟んでご飯やお酒のあてに。
他の四つは半分に切って、定番の天麩羅に♡
ついでにまいたけも揚げちゃいました。
さっくさくの衣にほんのり苦み、う~ん、春の味。
とってもおいしかったです♡♡
そうそう、いつも天麩羅がカラッと揚がらなくて困っていた私。
粉に片栗粉を入れるとか、氷水を入れるとか、衣を混ぜ過ぎないとか、そういうの全部やってそれでもベチャッてなってました。
今回ついに時間が経ってもさくさくの衣の作り方を発見!!
秘訣は卵の代わりにマヨネーズを入れること。
なんでも、べちゃっとしちゃうのは衣に水分が残っているからだそう。マヨネーズは水分と油を乳化させてあるから、衣の温度が高くなって水分が無くなるのだそうです。
昨日作ったレシピを上げておきますね☆
小麦粉 50g
冷水 100cc
マヨネーズ 大さじ1
水とマヨネーズを良く混ぜてから、小麦粉と混ぜ合わせ、粉っぽさが残る状態で終了。
ちょっと水分が少なくてどっしりした衣になりますが・・・。
小麦粉の中に片栗粉を入れてみたり、水をどれだけ増やしてもカラッと揚がるのかなど、いろいろと実験&改良が楽しみです。
さて、春と言えば、ストローファームではこの時期にしか作らない商品があります。
それはこの雛人形。
女性ならば、きっと誰にでも雛祭りの思い出があるのではないでしょうか。
我が家では床の間に七段飾りの雛人形が鎮座し、子供ながらに美しさと細やかさに感動したものです。
十二単の一枚いちまいの刺繍、お内裏様や武官たちが持っている刀や弓、牛車、本当に開け閉めできる箪笥・・・。
飽きることなく眺めたものです。
でも、雛人形はとても高価。簡単に手が出るものではありませんよね。
以前のNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』で、雛人形にまつわる素敵なエピソードがありました。
とても貧しかった水木夫婦は娘のために雛人形を買ってやることができません。でも、ある日奥さんが帰ってくると、襖いっぱいに七段の雛人形の絵が描かれていたのです。
漫画家の夫の機転だったのでした。
さてストローファームの雛人形、玄関や窓際、机などに飾っておくのにぴったりのサイズです。
高価な雛人形ですと、子供のために買ってあげたものの、小さいお子さんが触ろうとするとヒヤヒヤ・・・。
ストローファームの雛人形。抱きしめたり、添い寝してあげたり、いっぱい触れて、亜麻仁オイルの香りや木のぬくもりを感じてくださいね。
水族館!?「シェ・モンペール」
2014.2.10
こんにちは、トモです。
先日、旦那が33回目の誕生日を迎えました。私の誕生日にはサプライズを用意してくれていた旦那。
「さて、私は何を贈ろう?」
喜ぶ顔も見たいが、驚く顔も見たい。子どもが一緒に喜んでくれたら尚の事私も嬉しい!美味しく楽しくディナーを食べたい!
と言うことで長いこと考えた末、安芸市にあります『シェ・モンペール』に行く事に決定(*´∀`*)
シェ・モンペールはストローファームとも馴染みのある小林真理子さんと真理子さんのご主人のお店です。
シェ・モンペールで食事することは旦那にも子ども達にも内緒!ヽ(´∀`)ノ以前からお店の評判を聞いていたので、楽しみ過ぎてニヤニヤが止まらない私。
夜、旦那と子ども達を車に乗せ「近く?どこー?」とワクワクする子ども達にまたニヤニヤ(´∀`)
到着するとライトアップされたお店にワクワクする子ども達。お店に入った途端、子どもと旦那のテンションが一気に上がりました。
まるで水族館!!
1番テンションが上がる私。
大きなエビに、わぁ!タツノオトシゴ!
可愛すぎるー。
注文したパスタやピザが運ばれてくると、「美味しい!」と家族皆がまた笑顔。食べるのに夢中になって写真を撮り忘れてしまいましたf^_^;)
食事を食べ終わった子ども達が水槽を見に行ったり、素敵な席でちょっと特別な気分を味合わせてもらったり。子ども達が歩くたびにカラコロと鳴る床。
わぁー!木が並べてある!スゴイ!
真理子さんに伺ったところ、冬は乾燥しているから隙間が空いて音が鳴るけれど、夏は隙間が埋まるそう。深いこだわりに感動するばかり。
ストローファームのオモチャ達も置いてくれていましたよ(^^)
来店時からずーっと長男が釘付けになっているものがありました。それはこちら。
ディズニーランドのジオラマです。
本の付録についてくるパーツを一つ一つ真理子さんが組み立てたそう。可愛い!しかも凄すぎです。
あまりに長男が釘付けになるので特別に電源を入れてくれてくれました。細かな細工に家族で感動しました。
子ども達が店内で夢中になるのを見て、旦那が「ありがとう」と言ってくれました。
お腹も心もいっぱいになりました。お誕生日作成大成功ーヽ(´∀`)ノ
「ねぇママ。ママも33だよね?ママってさ33歳には見えないよね」と小声で私の耳元で言ってきた娘。
「えっ?そお?(´∀`)」
(若い?)と嬉しさを隠しきれずニコニコ答える私。
娘「もっとさ、上に見えるよね」
私「( ゜д゜)」
来年はもっともっと素敵に歳をとれたらいいなと、旦那の誕生日に自分の事も重ね、美味しい食事と素敵な空間に癒された時間でした。
山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/
とてもシンプルな、生きる意味。
2014.2.8
ジャーン!!!☆★☆
ストローファーム“ままごとセット”、ケーキのワンホールです♪
あ、ままごとセットに入っているケーキは一切れだけです。
「ケーキだけ別売りして欲しい!」「ワンホールで買いたい!」なんてご希望のお客様は、ストローファームのホームページから問い合わせしてみてください^^
(ワンホールっていくらになるんでしょうかね・・・でも一度で無くなってしまうものじゃないんで…^_^;)
先日、従業員のN美さんの誕生日でした。
ストローファームでは、スタッフの誕生日をサプライズで皆で祝うのがお約束♪
何食わぬ顔でお昼休みにN美さんと談笑していると、ストローファームの梱包作業や内職などを手伝いに来てくれる、かおりママが突然来訪。
かおりママはヴィーガン(動物性不使用)なお菓子やお弁当を作ってくれる、素敵な女性なんです。
この日もたくさんの手作りお菓子を差し入れ。
突然の嬉しいサプライズに驚く私たち。
でも、N美さんの誕生日とは知らないかおりママ。お菓子を置いていくと、大急ぎで帰っていきました。
そして、その日の仕事が終わり、掃除が終わってから、N美さんに気づかれないうちに急いでパーティーの準備をする私たち。
お茶を沸かし、お皿をそろえる私たちを見て、
「かおりんのお菓子みんなで食べるんですか~?」
とまだ気づいていないN美さん。
H子さんが冷蔵庫からケーキを取り出し、サプライズは成功。
今回の誕生日パーティは、美味しいケーキとかおりママの愛がいっぱい詰まったお菓子で、とても美味しくて素敵な時間となりました。
そんなことがあった翌日の事です。
お昼休み、私とN美さんはストローファームで計画しているホームパーティのことを話し合っていました。
「アカネさん何作って来ます?」
「う~ん、まず手作りのお酒持って行くわ。あたし自分がお酒飲んでも美味しいとか思わんき、うまくできちゅうかどうかもわからんき、不安やけど。」
「え?じゃあなんでお酒なんて作ってるんですか!?」
「え・・・と・・・・。みんなに・・・スゴイって・・言われたい・・・w」
そこで大爆笑する私たち。
しかし、すかさずフォローしてくれる、フォロー屋・N美。
「みんなそうですよ!!私もそうですし、だれだって褒められたくてやってるんですよ!」
「・・・そうでね!?みんな下心あるでね!?」
心が軽くなる私。
「まぁアカネさんほど自覚してる人はいないと思いますけどねww」
N美さんはひとしきり笑った後に、こんなことを言いました。
「褒められたくて生きてるみたいなもんですからね、みんな。」
N美さんは笑いながらさらりと言いましたが、私は目からうろこが落ちた思いでした。
だって、よく「人は何のために生きるの?」という質問がありますが、「幸せになるために生きるんだ」という答えでは、じゃあ幸せってなんなの?ということになってしまいます。人によって幸せのイメージって違いますからね。
そして、「何か目的があって、それを探すために生きているんだ」というふうに応える人もいます。でも、生きる目的を見つけられる人って、みんなではありません。自分が何のために生きているのかわからないまま、幸せになりたいと願っている友達もいます。
・・・そうか!!
褒められたいんだ!
まわりに認めてもらいたいとか、まわりを喜ばせて自分も嬉しくなりたいとか、そういう気持ちで人間ってできているんだ!!
こんなにシンプルなことだったんだ。
私はなんだかすっきりしました。
何気ない会話でしたが、とても素敵な言葉だと感じたのでシェアすることにしました(*^_^*)
子どもの病気とストローファーム
2014.2.7
こんにちは、トモです。
水平線と夕焼け空がキレイで思わず携帯で撮影(^^)
年が明け早くも1ヶ月過ぎましたね。
ストローファームはこの先訪れる大きな変化に備え、工房も大きく変わろうとしています。スタッフはこれから先の変化に期待を抱き、毎日のように変わり行く工房にワクワクしています。 より良いものに出会い、沢山の方々に笑顔がお届け出来るよう前進あるのみ。頑張ります!
年明け。仕事にも体が慣れペースも戻り始めた1月の半ば、末っ子が風邪を引きました。少しの咳が就寝前に急に悪化し病院へ走りました。
ご機嫌で遊んでいると思ったらいつの間にか高熱を出していたり、症状が急に悪化してグッタリしたり。
子どもの病気には驚く事も本当に多いですね。
病院で「クループ」と診断を受けた末っ子。
「落ち着くまでは子どものそばにいたい」
そんな私のワガママをストローファームの萩野さん夫妻は受け入れてくれました。
4日間お休みをいただき、結局週のほとんど出勤出来ませんでした。子どもの病気のためとはいえ、やはり申し訳ない気持ちもありました。
しかし他のスタッフの方々からメールをいただき、優しいお心遣いのある言葉に私の気持ちも楽になりました。
お休みしていたある日、
「忙しかった間、末っ子は毎日元気に保育へ行ってくれたやん。今は一緒に居りやって神様が言いゆうがよ。」
と、旦那が私に言いました。
「大事にしてあげてって言ってくれるストローファームにほんま感謝やね」
そう2人で話しました。
涙が出るほど子どもとストローファームに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
いつも「子どもの事を優先」と言ってくださる萩野さん夫妻。仕事を持つママとしては本当にありがたい言葉です。
ストローファームのスタッフは皆家庭を持つ主婦です。
工房では職人となり、木を選ぶ目は本当に真剣。一つ間違えば大ケガをしてしまう機械に向かい、一つ一つのオモチャを作っていきます。
しかし作業が終われば皆また主婦の目にもどります。その目はとても優しいです。
私はそのスタッフ方と萩野さん夫妻の優しさに支えられ、今もこうして仕事が出来ているんだなと改めて感じました。
久しぶりにゆっくり過ごした末っ子との2人だけの時間も、大事な大事な時間になりました。気付いた事が沢山あり過ぎて、今までの未熟な部分を少し埋める事が出来た気がします。
周りから優しい気持ちを沢山いただき、またその気持ちにきちんとお返ししなければならないと強く思いました。
山のくじら舎 http://yamanokujira.jp/
ころりん卵
2014.2.6
こんにちは、アカネです。
二月に入ると同時に梅が咲き始めました。庭にはフキノトウも。まだ寒さは続きますが、春が近付いているのを感じて嬉しくなります^^
今回はたまごのお話です。
みなさんは、どんな卵料理が好きですか?^^
私は目玉焼きでもゆで卵でも、半熟が一番好きです。ラーメンの半熟煮卵なんてたまりません。
え、なぜたまごの話かって?
社長が鶏を飼っていて、たくさん産んだ時は従業員におすそわけしてくれるんです。
冬真っ盛りだというのに、卵がこんなに!
中にはこんな卵もありました。
なんらかのせいで充分に固まる前に産まれてしまったようです。
親指で押したらすぐにへしゃげてしまいました!
スーパーでは規格通りの卵しか売っていませんが、実際に鶏を飼うと、実はいろいろな卵を産んでいるんですよ。小さかったり、ものすごく大きかったり、殻に模様がついてたり。
さてストローファームの卵は割ってみるとこういうカンジ。
左上の赤みがかったものが先ほどのふにゃふにゃ卵ですが、普通ストローファームの卵は綺麗なレモンイエローをしています。
最近は、黄身が赤っぽい卵や濃ゆい色の卵がありますが、そういうのは黄身を着色しているってご存知ですか?
なんだか黄身が濃ゆい方が、親鳥が健康的で栄養価も高いような気がしますよね。でも、それはまったく関係ないんです。
卵の色は鶏が食べた餌の色なんです。
消費者が色の濃ゆい卵を買いたがるので、養鶏農家が餌にパプリカ色素やトウモロコシなどを混ぜているんです。(ほとんどが輸入)
ですから、個人の家で飼っている鶏は、雑草や野菜くずなどが色素のある餌となります。そういうわけで普通はレモンイエローの卵を産むんですよ。
さて、ストローファームにはもう一つの卵があります。
ハイ、“ままごとセット”のゆで卵です。
黄身の裏に磁石を仕込んでます^^
殻はヒノキ、黄身はカヤ、切り口の白身はサクラやヒノキの白い部分を使っています。
実はこの、卵型に削っていくのがすごく難しいんです。
家に帰って、冷蔵庫の卵をいろんな角度から見て形を研究したことも。
でも、きれいに磨き上げてつるつるになった時の達成感は半端ないです(笑)
卵料理はお料理初心者の基本。
私も小さな子供の頃に、卵をかき混ぜると白身も全部黄色くなって驚いたことや、フライパンの上で一瞬にして卵が固まった時の驚きを未だに覚えています。
“ままごとセット”がお子様とのお料理のきっかけになったり、いろんな食べ物に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいな・・・と、卵を磨きながらそんなことまで考えているのでした^^
凧上げ大会?
2014.2.5
こんにちは、トモです。
今回は息子(次男)と一緒に公民館主催の『凧揚げ大会』に参加してきました。
公民館で凧を作る日、直前になって「行けない!無理ー!」と大泣きした息子。自分で張り切って申し込みしたはず。しかしどうしようが行こうとしません。
ぐずり出して数時間。「行かないのなら準備して待っていてくれていた人に謝ってきなさい!」と私が言うと息子は下を向いたまま玄関を出て行きました。
ー2時間後、息子は竹の棒を握り締めて帰ってきました。
「凧、作ってきたよ!」
次男の心境の変化に驚きながらも、やり遂げてくれたことがとても嬉しかったです。
そして迎えた大会当日。
公民館に集合した後、皆で引率のお兄さんの貨物車に凧を載せてもらって出発!
ちょっとした遠足気分
到着した浜は広くどこまでも続き、空は曇っていましたがとても暖かい日でした。
おんちゃんにレクチャーしてもらいながら、あげてみる次男。
上手上手!高く上がったね!
と、思いきや、穏やかながら吹いていた風も止み下へ降りる凧。
他の皆も落下してしまったり、とにかく風を求め走る走るヘ(゜д゜)ノ
疲れてしまった子ども達は段々と脱落し、海へ投石したり貝を探したり、浜に埋まって遊んだり海を満喫。
子ども達が作った凧を持ち、浜を走り回るのは大人ばかり。息切れしながらも何とか上げたい大人たち。
「ほら!ほら見て!上がったよ!見て!」
張り切って言ってみたものの、今後ろに居たはずの息子は遠い場所で石探しに夢中。
えー((((;゜Д゜)))))))
とにかく走り回り、一緒に貝や自然の力で綺麗に磨かれたガラスも見つけて大喜びしたり、クタクタになった私。いや、でも童心に帰ってめちゃくちゃ楽しかった!
そんな時、館長さんが「ほら海見て」と指差した先。
魚がピョンピョン跳ねまくってました。その姿はまるで江頭2:50さんのよう!頭の中で布袋さんの音楽が流れる中、海の近くまで猛ダッシュし夢中で写真を撮りました。
聞くとこのお魚は「ボラ」で、寄生虫駆除の為跳ねている説が有力だそう。自然界は本当にスゴイ!!魚は海の中だという私の概念を大きく覆すものでした。
あれ?そう言えば凧...
周りをみると凧を下に置き、皆すっかりまったりタイム。
良い頃合いを見て解散となりました。
帰り道、凧上げは出来ず残念だったけれど皆楽しめた様子。しかしとにかく悔しがっていた館長さん。
素晴らしい凧を仕上げていただいたので本当に感謝でいっぱいでした。
また風のある日にリベンジしようね!そう息子と約束しながら、ちょっと遠回りしながら家までの道を帰りました。
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高知の食べ物③~葉にんにくとのれそれ
2014.2.3
こんにちは、アカネです。
今回は今が旬の高知の食べ物をご紹介いたします。
これは葉にんにく。
にんにくの球根が太る前に、こうやって葉や茎を食べます。でも、一般のにんにくとは品種が違うようで、葉にんにく専用の種子があるそうです。
普通のにんにくよりも葉が大きいのでしょう。
高知では、ネギの代わりにすき焼きに入れたり、お肉と一緒にいためたり、“しょいのみ”と言われるご飯の友に混ぜたりと、いろいろな食べ方があります。(しょいのみもいずれ記事にしたいと思ってます。)
今回はその中の一つ、代表的な食べ方、葉にんにくの“ぬた”をご紹介します。
まず、葉にんにくをみじん切りにし、すり鉢の中で味噌・砂糖・ゆの酢(柚子酢のことを高知ではこう呼びます)と一緒にすり混ぜていきます。お味噌を入れ過ぎると辛くなりますので、こまめに味見をしながら加減を調整します。
ゆの酢の量は、全部を混ぜてどろりとした状態になるくらい。
そして、根気よく混ぜたものがこちら。
高知では、このぬたを以前ご紹介した“かし豆腐”にかけたり(かし豆腐の記事は2013年11月の記事をご覧くださいね^^)、ぶりのお刺し身やどろめと言われる生のおじゃこにかけていただきます。
今日は珍しい物が手に入ったので、それにかけていただくことにしました。
これは高知では“のれそれ”と言われる、どろめと一緒にとれる魚です。細長く、透明でつるりとした食感。味自体はありません。
のれそれは、他のおじゃこの中からこれだけを寄ってパック詰めされるので、なかなか高価です。でも、一年に一度は食べたくなりますね。
気になる種類ですが、アナゴ類の稚魚だそうです。
そして、この不思議な名前。ちょっとネットで調べてみると、こんな語源がわかりました。
“地引網を引くと、ドロメは弱いのですぐに死んで網にくっついてくるのですが、ノレソレは、そのドロメの上にのったり、それたりしながら網の底に滑っていきます。この「のったり、それたり」という地引網の中の様からこう言われているようです。 ”
のれそれは醤油とゆの酢で食べたり、わさび醤油で食べたりしても美味しいですが、今日はぬたで。
ピリリとしたにんにくの香りと、甘辛い酢味噌の香りが合わさって、何杯でもご飯を食べられます。
海の幸も山の幸も豊富な、高知の食べ物に興味をもたれたら、ぜひ高知まで足を運んでくださいね。
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