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よさこいメダル☆★

2014.6.25

アカネです。

実家のツバメの雛は、無事巣立ちを迎えました。親も一段落です。今まで子供たちを食べさせるために、休みなく飛び回っていたのですから。

・・・と思う間もなく、早くに子育てを終えたカップルは、シーズンの間にもう一度子育てを始めます。雛の巣立ちまで、約一ヶ月。ツバメが南の国に旅立ってしまうのは八月になってからですから、それまでにもう一度子育てできるというわけです。(現在6月21日)小さな身体で海を越えて渡ってくることといい、ツバメのバイタリティには、本当に感服するばかりです。

 

さて、話は変わって、高知の夏といえば「よさこい祭り」。きっと、このブログを読んでくださってる方の中には、「見に行ったことあるよ!」「前に踊ったことあるよ!」「子供が高知へ躍りに行くため練習してるよ!」という方もきっとたくさんいらっしゃるはず。

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高知のよさこい祭りが北海道に飛び火して、今や「よさこいソーラン祭り」の方が有名になってしまっていますが、おかげで県外からもたくさんの踊り子さんが来てくれるようになりました。

毎年八月の9日~12日は、高知市内がまるごと演舞場になります。商店街のアーケードの中で、高知駅のターミナルで、高知城で、公園で・・・と至る所で踊り子が舞います。

よさこい祭りの細かい説明は、お祭りが近づくにつれまた記事にするとして、高知県では各地域で納涼祭があり、地元や遠方から招いたチームが演舞を競い合います。もちろん、ストローファームがある安芸市でも、8月の第一土日に開かれます。

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踊り子の楽しみの一つが、輝いている人に贈られるメダル。

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この頃では地域振興のため、各演舞場で特色を活かしたメダルを用意したり、地元の木材で木のメダルなども作られるようになりました。ストローファームでも安芸納涼市民祭で毎年メダルの注文をいただき、この時期はせっせと作っています。

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これはサクラのメダル。納品先で裏に「第○回安芸納涼市民祭」の焼印が入り、紐を通して完成です。

 

そしてこれは、農協から依頼のみつばちメダル。農協のメダルは毎年デザインが変わります。なすびの形だった年も^^ デザインの担当は陽子さん。毎年可愛いメダルを考えてくれます。

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このメダルをもらった子供たち、喜んでくれるかな。毎年そんなことを考えながら作っています^^そして本番で木のメダルをかけている子供を見ると、妙に嬉しくなってしまったり(笑)

 

高知県ではすでにチームが踊りの練習を始めています。夜高知市内のアーケードに行くと、学校や仕事を終えた若者たちが、鳴子を持って汗を振りまきながら練習している光景に出会えるはず。

今年も高知の夏が熱くなることは間違いありません。

 

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僕が産まれる前

2014.6.24

こんにちは、トモです。

最近数人の方が
「ブログ見たよ」や「面白かった」
とお声をかけてくれました。
自分の書くブログにいつも納得がいかず自信が無いまま数ヶ月経ちました。

書き始めてから言葉の意味や使い方が間違ってはいないかとか、そのブログの内容について深く調べたりしたこともありました。
今回の知人の言葉に救われたと共に、社長が
「ブログを書くことはあなたにとって勉強にもなると思う」と言われた言葉がまた違う意味でわかったような気がしました。

そしてこのブログの始めの頃の記事を思い出しました。
それは月日にupした「産まれる前の記憶」
「胎内記憶」と言うもので、子どもが小さなうちはお腹の中にいた時の記憶の話をしてくれるというもの。
その時のブログには我が家の上の子3人の話を書かせていただいたのですが、今回は3歳になった末っ子の話。


最近随分とお喋りが上手になり、一緒に車に乗るとひたすらお話ししてくれる末っ子。
上の子達を真似してか、あまりの達者っぷりに家族は苦笑いの連続です。

そんな末っ子と先日2人で居た際に、
「ママのお腹の中にいた時の事、憶えてる?」と聞いてみました。
すると
「ママのお腹の中にはおらんかったで」
と目を開いて言う末っ子。
「いやいやいや。どこを見ても私にそっくりな顔。間違いではないはずですが?」

しかし何度聞いてもお腹には居なかったと言います。

そして末っ子から話してくれた事、

「パパと海に行っていて僕は溺れたんだよ。ほんで、違う所に産まれてきた」
と。

鳥肌が立ちました。

小さな子どもが言うことだから、真実とは遠いところにあるのかもしれません。しかし、パパと2人で海へ行ったことはなく、家族で浜辺へ行ったことはあっても海の水に触ったことは無いし何より「溺れる」という言葉が出てきたことに驚きました。
その後もう一度質問しましたが、やはり似たような答え。
しつこくもう一度聞いたら何も教えてはくれなくなりました。
もし本当であればとても言い表せないほど悲しい出来事ではあるけれど、その事を今も覚えているのであれば、それはとても不思議な事、、、。

毎日光る海を見ながら「海キレイねー」と言う末っ子。
「そうだね」と返事をしながら、末っ子の頭の中で他にも何かを思っているのかなと考える私でした。

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数千億分の1の奇跡で生まれてきた子どもたち。1人1人違うそれぞれの秘密の記憶をまた不思議に、そして神秘的に感じました。

 

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姪っ子とタントのCM

2014.6.23

アカネです。

 

最近まで放送されていた、ダイハツ TANTOのCM、ご覧になりましたか?

 

サッカーの練習に疲れた女の子。「ママだっこぉ~!」とせがみます。

「出たッ!」とあきれる大人たち。「もう赤ちゃんじゃないでしょ。」というママに、

「赤ちゃんだもん!」とこの表情(笑)。

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「大きな赤ちゃんですねぇ~。」と言いながら、大人たちは娘を抱きかかえて車に乗せてあげます。車の中でお菓子を食べる大人たちが、「赤ちゃんには無理かぁ?」というと、

「赤ちゃんやめました!」と態度が豹変。

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なんともふてぶてしい顔です( *´艸`)クスッ♪

 

このCM、私の母や姉に大好評。この女の子が、姪っ子(つまり姉の子)のすることとそっくりだからです。

子供が出てくるCMはたくさんありますが、どれも可愛くて、美形で、優しくて、元気いっぱいで・・・という子供像。でも、子供ってそういうところばかりじゃないですよね。わがままだったり、いつまでもいじけていたり、言うことを聞かなかったり、ご飯を食べなかったり。その度に親は悩んだり、怒ったり、心配したり、時には泣くこともあると思います。

タントのCMは、ステレオタイプではなく、等身大の、どの親も体験する子供のシーンを切り取っていて斬新だ、と母は感心していました。

姪は3歳で、聞き分けはあるし、お手伝いが大好きで小さいお友達のお世話もしてあげるし、大人のすることは何でもやってみたい、できるようになりたいという年頃。一方で、トイレに行くにも抱っこをせがんだり、服を着せて欲しがったり、べたべたと絡み付いてきたりと、まだまだいっぱい甘えたい面も。

そんな姪の様子を、大人たちは時に笑ったり、あやしたり、すかしたり、好きなだけ赤ちゃん返りさせてあげたりと、大らかに見守っています。

同じように、CMのママやパパが、子供のわがままな瞬間を楽しんでいるところも素敵です。きっと、CMの製作側に同じ年頃の子供を育てているスタッフがいるんでしょうね^^ これからもタント家族に注目です!

 

さて、先日姪と海へ貝を拾いに行きました。私は、「海や貝や石を見ながらおしゃべりしたり~、貝を探したり~。」と考えていただけでしたが、姪は貝殻と石で見立て遊びを始めました。貝の中に小石を入れて、「へいらっしゃい。」と差し出してきます。姪の中では、小さな貝殻と小石が、スープになり、ハンバーグになり、お寿司になります。

また、砂利の上に私が見つけたきれいな石と貝殻を盛り付けて、“誕生日ケーキ”に。

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他にも拾った棒切れで砂に字を書いて欲しがったりと、子供の想像力にたっぷり触れた一日でした。

毎日が成長中の姪をこれからも見守っていくのが楽しみです^^

 

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素敵なお土産☆

2014.6.20

こんにちは、アカネです。

蒸し暑い日が続きます。みなさん、夏本番に向けて水分はしっかり摂っていきましょうね!ちなみに、水分の効果的なとり方は、一時間ごとにコップ半分ぐらいの水をこまめに飲むことなんだそうです。喉が渇いたからといってがぶ飲みすると、身体は余分に水分が入ってきたと捉えて、おしっこの回数が増えるだけなんですって。

 

さて、夏に向けて、社長がこんなお土産を買ってきてくれました。

(株)中川政七商店のコンサルティングで、最近出張続きの社長。お土産は、大阪の赤ちゃん雑貨店・“Petits Petits Smence”(プチプチスマンス)の、ペットボトルカバー。なんとスタッフの名前入り!!

色やキャラクターなど、社長がスタッフのイメージで組み合わせてくれたそう。

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可愛いお土産に、工房は歓声に包まれました*^^*

これから暑くなるので、大活躍しそうな予感☆

本当にありがとうございました^-^

 

Petits Petits SmenceのHP→http://www.eonet.ne.jp/~petitspetitsseme/ 

 

そして、さらに東京ビックサイトで6/4~6/6開催のインテリアライフスタイルを視察してきた社長。(株)中川政七商店の「大日本市」のブースもあり、中川の十八番、ふきんに各キャラクターのイラストがプリントされたキャラクターふきんをお土産に買ってきてくれました。

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ハローキティ、ディズニー、写真にはないですがドラえもんなど!トモさんはドラえもんふきんが欲しくて、買おうとしていたところだったので大喜びでした。もちろんスタッフみんなでふきんの可愛さに狂喜したことは間違いありません。

中川のHPにはもっとたくさんのキャラクターふきんがありますので、ぜひ見てみてくださいね♪(こんなお店が近くにあったらいいのに・・・!)

 

(株)中川政七商店は麻織物が主力商品。麻の丈夫さ、軽さ、柔らかさ、乾きやすさなどはふきんにぴったり。「花ふきん」という中川を代表するふきんは、水につけたとたんふわっとやわらかくなりました。中川社長たちがストローファームにいらしたときにお土産で持ってきてくださったもの。手触りが気持ちよくて、吸水性も速乾性も備えてます。今では私の大のお気に入りです♪

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ちなみにこの花ふきんは、2008年にグッドデザイン賞金賞を受賞しています。納得の使い心地ですね。

 

 

もう少し暑くなると、プチプチスマンスのカバーに冷たいお茶の入ったペットボトルを入れ、飲み終わったペットボトルは再使用のために洗って、中川のふきんで拭いて・・・というふうに、ヘビロテで使いたいと思います^^

 

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ベテランの知恵②

2014.6.18

アカネです。

梅雨の時期、みなさんはいかがお過ごしですか。人間にとっては鬱陶しいことの多いこの季節、しかし紫陽花の色はぐっと深みを増してきました^^

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さて前回の記事の終わりに書いた、「使い慣れたはずの糸鋸で、工房に激震が走るほどの大発見があった」ことについて書きますね^^ ちょっと専門的な内容になりますが・・・。

 

その前に、糸鋸盤の名称をざっくり見ていきましょう。

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これはmakitaの“糸ノコ盤 モデルMSJ401”の図です。ストローファームで使っている糸ノコ盤はもっと大きく、土台の部分がだいぶ違っていますが、基本的な構造は同じなので。

私たちは木を切るのこぎり状の刃のことを「糸鋸の刃」と呼んでいますが、正式名称は「ブレード」っていうんですね。(実はこの図を見てはじめて知りました^^;)

 

ブレードは使い捨てで、使い続けるとちびて切れ味が悪くなってきますし、無理な力を加えると切れたり折れたりしてしまいます。その度に、ブレードホルダーを開けて差し替えるわけですが、ブレードホルダー、図には乗ってないですが、下にもついています。盤の上下でブレードをピンと固定するんですね。

ブレードが切れたとき、普通は木に接する部分が切れることが多いのですが、たまにどういう理由なのか、下のブレードの中で折れることがあります。

ブレードホルダーにはだいたい1.5cmぐらい差し込んでいますので、ホルダーの中で折れたブレードの破片は手では取れません。これがたまっていくと、ブレードの角度が微妙に変わって、思うように切れなかったり、すぐにブレードが切れたりするようになってしまいます。

 

そこでブレードの破片をとる方法が、六角レンチで下のブレードホルダーを分解すること。この部分は狭くて手を動かしづらいですし、小さな部品がうっかり転がってしまって、木粉の中に紛れて探すのに手間取ったり、尖った部分に手をぶつけて痛い思いをしたり・・・。とにかく面倒くさい方法でした。

 

ところがです。

ストローファームサポートチームのスーパーマン・Sさんは、週に何度か糸鋸専門に手伝いに来てくれる、ベテランです。

私の糸鋸盤の隣で、Sさんはひたすら切り続けています。Sさんのブレードがよく切れていたので、私は下で詰まっているのではと思い、Sさんに聞いてみました。

 

「いえ、詰まったのは一本だけ。それもスイッチを入れて動かしたから、振動で飛んだと思います。」

 

えっ??

 

分解もせずに、破片がのくの?

それも、そんな簡単な方法で!?

 

「!?」マークでいっぱいになった私は、ブレードが中で切れたとき、その方法をやってみました。下のブレードホルダーを緩めて、スイッチを入れるだけ。モーターは下部についているので、下のブレードホルダーが振動します。

 

ドドドドド・・・・・

 

スポン!!!

 

「ほんとにのいた!!!!!」

 

青天の霹靂、灯台下暗し、コペルニクス的転換、今までの手間は一体!?!?この技を知ったスタッフは次々に歓声をあげたのでした。

Sさんは糸鋸歴何十年のベテランです。やはり、私たちにはまだまだ知らないことがたくさんある、そう痛感したできごとでした。

 

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ベテランの知恵

2014.6.16

アカネです。

日本はすっぽりと梅雨入りしましたね。高知では今月の3日から梅雨入りでした。梅雨に入ったとたん、日本全国で集中豪雨の洗礼を受けた地域が続出していますが・・・。みなさん、食中毒やハウスダスト、ペットのノミなど梅雨に多いトラブルに気をつけていきましょうね。

 

ストローファームでは注文が増税前後よりかは幾分落ち着き、新人のMさんもできることが増えてきたので、少しずつではありますが在庫を作れるようになってきました。

私はストローファームに入って5年目、長いスタッフは10年ぐらいですが、未だによく扱っているはずの機械や木のことで、思わぬ発見があります。

 

ままごとセットや大工道具セットの箱。子供の顔や道具などの木を貼り付け装飾しています。

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この貼り付ける木は4ミリで薄いため、ボンドを塗ると反り上がって、箱との間に隙間ができてしまうのです。そこで私たちはペンチでとめたり、重しをしたりしていました。でもペンチの数に限りがあるので一度にたくさんはできませんし、ペンチが届かない場所だってあります。

そんな私たちのやり方を見ていたのが、ストローファームサポートチームの強力な一員、建具屋のナミオさんでした。ナミオさんはあられ組み(釘を使わず互い違いに木と木を差し込んで固定するやり方。写真の箱やプレイングチェアがそうです。)の箱を組んでくれたり、切れ味の悪くなったドリルを研いで来てくれたりと、ストローファームには創業当時から欠かせない存在。

そんなナミオさん曰く、「ボンドをつけたら木が反りかえるのは、片方に水分があるのにもう片方は乾燥しているから。」ということ。

なるほど、水分含有量に両面で差があると、水分のある方は膨らみますが、乾燥した側は膨らみに対応できません。結果、乾燥した方に反りかえることになってしまうのです。ストローファームに理系人間はいないので、どうして反りかえるのか?という原因まで考えた人は誰もいなかったのでした。「そういうもの。」としか思っていなかったんです^^;

現在はプレスマシーンで上下からびっちりと押さえるようにしたので、随分早く、隙間なく貼れるようになりました。

 

もう一つ、ナミオさんがしてくれたこと。

大工道具セットのブロックの穴を開けるのはN美さんの担当なのですが、木目につられて木の表面でドリルがずれたり、木がわずかに動いてしまうことで、穴の位置に狂いが生じることがよくありました。そうなるとお子さんが遊ぼうにもうまくおもちゃの釘が入らないので、そういうブロックは没になります。毎回必ず出るロスにストレスを感じていたN美さん。

ナミオさんは、ブロックがけしてずれないようにドリルに工夫してくれました。それがこれです。

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木がずれないように固定するための道具なんてあるんですね。

「めっちゃ早く開けれるようになった♪」と大喜びのN美さんでした。

 

もう一つ、使い慣れたはずの糸鋸で、最近スタッフの間で激震が走った大発見がありました。

それは次回の記事でお話します^^

 

 

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LOVE!カブトムシ!

2014.6.6

こんにちは、トモです。

早くも6月に入り、思わず「暑!」と声が出てしまう、そんな日が増えてきた高知です。
ストローファームは今日もお客様からいただいたご注文に対応するため、スタッフ一人一人が一所懸命製造に取り組んでいます。
それでも年末から続いた慌ただしさからは少しだけ時間の進みが緩やかになった感じがします。
アカネちゃんとのお昼休みウォーキングも再開し、冬の間動かなかった分運動不足を痛感しています。
青々とした空と鮮やかな緑に覆われた山を眺めながら歩く時間は、仕事の合間のちょっとした贅沢な時間。じんわりとかいた汗も気持ちが良いです。

暖かく、周りで季節がどんどん進む中、我が家でもキッチンで立つ私の後ろの方にひっそりと佇む虫ケースも日々変化をしていました。

ある日土を入れ替えようとウキャウキャする私と子ども達にとって悲しい結果が...
5匹中4匹のカブトムシの子どもが亡くなっていました。蛹になる直前でした。
原因はネットであれやこれやと調べましたが私にはわからず。

初めはあれだけ「うわぁ...(´Д` )」と言っていたくせに、動かなくなったカブトムシ達を見た途端とんでもない悲しさが湧き上がり、とにかく残り一匹になったカブトムシは意地でも成虫にしてあげたいと思いました。

残り一匹(『カブちゃん』としよう)。
今は蛹となり、土を入れ替えようとしたところ、ウニウニと元気な様子を見せてくれました。
可愛すぎて萌えてしまう(´Д` )
大が付くほどの虫嫌いな自分が、まさかこんなに愛情が湧くとは。

テレビでカブトムシゆかりさんを見て不思議ちゃんだと思っていましたが前言撤回。
今は尊敬の眼差しです。

「カブちゃん、今日も素敵だね。」

あと少しで成虫になるであろうカブちゃんに、家事も忘れ毎日釘付けになる私。

だから我が家にある『むいむいマグネット』だって、今まで以上に可愛く見えてきます。

ほらこのつぶらな瞳(´∀`)
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そしてこの滑らかな曲線...(´∀`)
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忙しく毎日を過ごすうちにも季節はどんどん変わることでしょう。
今年の夏はカブちゃんの嫁探しをしなければ!と、鼻息を荒くする私。

しかしやはりカブちゃん以外の虫は怖い...

そこで旦那に「カブトムシのメスをとってきてくれる?!」とお願いすると旦那の表情は一変し、「う、うん...」と小さな返事。

さて、大の虫嫌いの旦那。
鼻息を荒くする嫁のお願いを聞いてくれるのか。

この夏が楽しみですヽ(´∀`)ノ


つづく......?

 

むいむいマグネット http://www.strawfarm.com/fs/strawfarm/wd/0031

カッサ ―何の形に見えますか?

2014.5.29

アカネです。

突然ですが、これ、何の形に見えますか?

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これは、(株)中川政七商店からの下請けで作った、マッサージウッド。“カッサ”という商品です。サクラの白身部分を使い、米ぬか油で仕上げています。

曲線は全て人の身体にフィットするようにデザインされていて、ツボ押しやリンパマッサージに使えます。

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去年から、(株)中川政七商店のHPにて販売中。値段は1620円です。

http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1399-0012-000&vid=&bid=masashichi&cat=c03100204&swrd=

去年から作っていて、今までに二度注文がありました。

とある番組で、お笑い芸人のバービーさんがカッサで顔のマッサージをしたところ、-3cmも小さくなったことで、スタジオ騒然。もちろんお茶の間の女性たちも騒然。バービーさんが使ったカッサは別のメーカーのものですが、トモさんが「絶対追加注文来ると思ってた。」という通り、中川政七商店のカッサも順調に出て行っているようです。

 

納期までに時間はあるものの、納品数が千単位なのでストローファームのおもちゃ作りと平行してやるのは、ちょっと大変。

なおかつサクラは材質が硬い。切るのにも研磨にも力が要ります。

 

長時間カッサに向き合い続けていると、ゲシュタルト崩壊か(同じ漢字を長時間注視していると、その漢字の各部分がバラバラに見え、何という文字であったかわからなくなるような現象です。ありますよね?)、いろんな形に見えてきてしまいます^^;

 

私は「四国」に。

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N美さんは、「アナグマ」か「ナマケモノ」に。

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Oさんは「羊」に。

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H子さんは「宇宙戦艦ヤマト」に見えるそうです!

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ちなみに、夫は「こっちに泳いできているクジラかイルカ」に見えるんですって。

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さて、皆さんは何の形に見えるでしょうか?

 

 

いろいろと想像の幅を広げながら、カッサの製作に費やした日々。

ストローファームの台所には、たくさん作ったカッサのうち、色や模様でボツにしたカッサのいくつかが置いてあります。

お昼休みには、遠いところから通っているスタッフがそこでお弁当を食べます。女性同士なので、健康や身体の話題も盛りだくさん。「脚がすぐにむくんで・・・」と言うN美さんは、カッサでふくらはぎや太もものマッサージを。Mさんはカッサの尖ったところで肩をぐりぐり。トモさんも「手とか肩とかよくこれ使って揉んだら気持ちいいから、家でよくしてる。」と言っています^^

 

 

肩こりやむくみに悩む皆さん、マッサージや子顔効果に、中川政七商店のカッサはいかがですか?^-^

 

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自然と音楽と

2014.5.28

こんにちは、トモです。

暖かな日が続き太陽が沈む時間もおそくなり、外に居られる時間も長くなってきました(^^)
この時期になると旦那のBBQ熱がフツフツ...と徐々に湧き上がってきます。
そこへタイミング良く友人からのお誘いもあり早速今年初のBBQ。
インドアな私もこの日ばかりはちょっと外に行こうかと重ーい腰をあげました。

今回は自然に囲まれた景色の良い場所でのBBQ。
友人たちも時間を追う毎に次々と到着し、大人が着々とBBQの準備する中子ども達も早速遊びを開始。

探検したり景色を眺めたり。

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保育や小学校でもいつも自然を感じられる環境にいるものの、やはりいつもと違う場所は新鮮で楽しい!美しい!

全身からワクワクな気分が溢れ出てる子ども達。スゴイ。
次は何をしようか、どうやったら楽しめるか。ずっと考え走り回っています。

そして見つけたスペシャルゾーンで大人が使ったダンボールを使い、子ども達が滑る滑る!

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初めは怖がったり勇気が出なかった子も、お兄ちゃんやお姉ちゃん達と滑ると次からは自分で滑って行きました。
好奇心もスゴイし、何よりも、ちょっと勇気を出して乗り越えると物凄く強くなるその姿に感動しました。
子どもって私が想像していたよりも遥かに沢山の可能性や強みを持っている、改めて知り驚いた瞬間でした。

BBQの準備も出来、子ども達も外で皆で食べる楽しさを感じていました。
自然と沢山の大人に囲まれていろんな話をして...

そんな中で何本かのギターから聞こえてきた音楽。口ずさむ大人たちに釘付けになる子どもも。
この日は、『アサラト』や『ジャンベ』、そして初めて見かける楽器の数々に囲まれ、様々な音色を楽しむ事が出来ました。
太鼓が大好きな我が家の長男次男は、ジャンベの鳴らし方を教えてもらい夢中になりました。長男は自分でリズムを刻み自然に任せて叩いていました。

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そのリズムを聞いて一緒に盛り上がる大人たち。
いつもはなかなか聴く事のない音。
独特な空気が流れ貴重な経験となりました。

帰宅後、
「ジャンベ買ってくれ」と、長男。
調べてみると、やはり音色の良い悪いがあるそうで...
私も少しずつ勉強しながら新しい世界を楽しんでみようかと考え中です。

 

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雛の家

2014.5.23

 

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アカネです。

皆さん、GWはいかがお過ごしでしたか?お出かけで素敵な思い出ができた方、家で羽を伸ばしてゆっくりできた方もいらっしゃるでしょうね。

 

 

さて、桜が咲くと同時に、空を切り裂くようなツバメの姿がやって来ました。実家の納屋では、現在一組の夫婦が卵を温めています。実家には狩りが上手な猫がいるので、ツバメが巣作りを始めると、父は納屋に停めている車を移動させて、猫が車の上に乗ってツバメを狩ることがないようにします。人間にとっては車の場所が遠くなってちょっと不便ですが、毎年家族みんなでツバメの子育てを見守っています。

 

雛が孵ると、親は大忙し。ジージーギャーギャーと泣きわめく子供たちに、餌を与えては身を翻し、また狩りに出かけて行きます。休む暇もありません。他にも、巣に近づいた動物たちに威嚇行動をとって、小さい身体で懸命に追い払おうとします。

動物たちが必死に生き、子孫を繋いでいく様は、たくさんの気づきや感動を与えてくれます。

 

 

そして、それはもちろん人間の子育ても同じ。

親は子供たちを育てるために、辛いことも疲れることも我慢して、一生懸命働きます。躾や、いろいろな経験や、子供のために必要と思われることを、必死に考えて与えようとしていきます。悩んだりもがいたりしながら子供と向き合い、共に歩んでいく親の姿を見ながら、子供たちは大きくなっていきます。

 

ストローファームのスタッフも、みんなお母さん。単身赴任で旦那さんと離れて子育てをしている家庭や、保育園児から大学生まで、子供たちのステージやきょうだいの数は違えど、どのお母さんたちも、子供たちのために家の外でも中でも一生懸命働いています。お金のこと、躾のこと、勉強や家庭のこと・・・。悩みはいろいろ、子供の個性や家庭の事情によって様々ですが、みんなしっかりと立っている、かっこいいお母さん達です。

 

 

そして、私たちが作るおもちゃたちの行く先にも、子供のことで泣いたり笑ったり、懸命に子育てをしているご家庭があるんですよね。きっと、お母さんたちは、独身の頃のように美容に気を配っていられないとか、子供に余裕を持って接してあげられなくて落ち込んだりだとか、自分をカッコいいなんて感じてない時もあるかとは思いますが、子供のために一生懸命頑張っている、それだけでむっっちゃくちゃカッコいいと、私は思います。

 

私も、日々ストローファームのおもちゃが、子供たちに一つでも多くの笑顔を届けていることを想像して、「こうした方が安全」「ここをこうすると可愛くなる」などといろんな意見を交換しながら、おもちゃを作っています。

 

 

そうそう、私の祖母は俳人で、たくさんの句を詠んでいました。その中の、私が大好きな句を紹介いたします。

 

土砂降りに 飛び出していく親燕

 

 

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